● 今月初めに相方が香港に行った。お土産は香港で売られている“出前一丁”の数々。
なかなか消費できないでいたんだけど,今日は九州濃湯猪骨湯味というのを食べてみた。博多の豚骨ラーメン。細い棒麺。旨いわ。
相方は棒麺の“出前一丁”を買うために,もう一度香港に行ってくるなんぞとホザいている。それだとだいぶ高い即席麺になってしまうな。ネットで買えないかねぇ。
● でも,日本国内では「出前一丁」はさほど売れているとは思えない。置いていないスーパーもけっこうある。
国内で日清の袋のインスタントラーメンといえば,「ラ王」と「北海道のラーメン屋さん」。「出前一丁」よりはずっとポピュラーのように思える。
● それより何より,ぼくらの味方は「チキンラーメン」だ。これ,日清の代名詞でしょ。ところが,香港ではチキンラーメンはあまり見かけないようなのだ。
この違いはどこから来るんだろう。なぜ日本国内では「出前一丁」が低調なのだろう。
● 東洋水産や明星食品,サンヨー食品などが,それぞれ「マルちゃん正麺」だの「チャルメラ」だの「サッポロ一番」だのっていう,フラッグシップを押し立てていて,競争条件が違うからなんだろうか。
国内では日清は袋には見切りをつけて,利益率の高いカップ麺に注力しているからだよ,ってことなのか。でも,カップ麺は香港にもあるわけでね。
● どうして,香港では「出前一丁」が即席麺市場を席捲しているのか。どうして,香港ではチキンラーメンが受け入れられていないのか。香港に進出したときの初期戦略の問題なの?
という,どうでもいいことを,チキンラーメンを啜りながら思ってみたんでした。
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