2018年2月1日木曜日

2018.02.01 氏家の「魚べい」 2

● 相方と百均寿司で夕食。氏家の「魚べい」。
 味噌汁も高速列車(?)が届けてくれるのだが,中身がこぼれていたりする。汁物のときは少し速度を落としたらどうか。

● 利益の源泉はサイドメニュー(その中心はスイーツ)だと思うのだが,そのためには若いカップル(or女性どうし)と家族連れを呼び込むことが大切でしょ。
 そのための工夫もしているのだろうな。というより,最初からお客の主力は若いカップルと家族連れかもしれない。

● それ以上に儲かるのはアルコールではないか(飲んでいる人を見かけることは少ないんだけど)。
 肴メニューも用意されている。が,鶏の唐揚げ,ポテトフライしかない。揚げものだけだ。しいていえば,サラダがある。
 魚はあるわけだから,マグロやイカの刺身を出せばいいと思うんだけど,それをなぜやらないんだろうか。まさか法律で禁止されている? ないよね,それは。居酒屋業界との協定があるんだろうか。
 ま,大人の事情ってのがあるのかもしれないけれども,何だかモッタイナイ気がする。

● というのも,1年前は,ぼく,こういうところでも飲んでいたからなんですよね。儲けさせてあげようと思っていたわけではなくて,単に安く飲めるからという理由で。
 でも,ツマミがどうもというわけで,今は回転寿司店で飲むことはなくなった。

● 全品サビ抜き。これまた「魚べい」に限ったことではないんだけど。工程を省くため? でも,それで省ける工程は微々たるものか。お子様が多いからなんだろうか。
 客への告知には,「本わさび本来の品質と香りをお客様に味わっていただくために」サビ抜きにしているとあるんだけど,これは少し理解に苦しむところがあるな。

● 回転寿司の功績のひとつに,鮨ネタを拡大したことがあると思う。回転寿司が登場する前は,鮭が鮨ネタになると思っていた人はいなかったろう。今ではあたりまえになった。
 鮨ネタに使うための工夫や技術革新がいろいろとあったに違いない。とにかく,サーモンというのは今やあたりまえになった。
 が,目からウロコだったのは,茄子の浅漬けだ。薄く切ってシャリに合わせれば,立派な一品になる。店にとっても原価率を抑えられるんじゃないか。これはクリーンヒットだった。

● 回転寿司は進化が速くて,色々と思いを巡らせることができる。退屈せずにすむんだけど,できれば職人が握った寿司を食べてみたいものだよ。
 価格と実質が比例する食品の代表が寿司らしいから,回転寿司には回転寿司の良さがあるとしても,回転寿司で寿司を語ってはいけないよなぁ。
 百均寿司はシャリにネタを載せているだけで,ネタとシャリをなじませるってことはしていないもんね。いや,しているのかもしれないけど,あまりなじんでいないもんな。これすなわち握りといっていいんだろうか,っていう。

● でも,なかなか食べられないね,回らない鮨。宇都宮駅ビル(パセオ)の1階に,立食い寿司のスタンドができている。しばらく前だよね。
 まずはそこに行ってみるかと思うんだけど,それでもぼくには敷居が高い感じがしちゃってね。

● ところで,この氏家の「魚べい」で何を推すかというと,ぼく的にはマグロですね。立派なマグロですよ。これで百円でいいのか,とホント思いますよ。
 そのマグロを2皿食べてきた。あと,なんだかんだで7皿。若い人には負けるけど,これだけ食べると食べたという感じになりますよ。

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