2018年2月21日水曜日

2018.02.21 押しつけがましく暑苦しい

● 右は今日の朝日新聞「天声人語」。懐かしき立て看について語っている。

● 興味がないのに目に入ってくる。これが音だったら騒音っていうんだよね。
 立て看やポスターは景観を壊すことが多い。「押しつけがましく暑苦しい」のは,それだけで充分な罪だと思うが。その罪を贖えるだけの立て看なんてあるのかい。

● が,立て看の書体は独特だった。立て看には立て看独自の美学があったのかもしれない。
 立て看は大学の風物詩のようなものだ。若い頃をすごした場所とそこに立て看が醸す独自の雰囲気が,ノスタルジアを掻きたてる。それが立て看独自の美学なんぞということを誘発するのかもしれない。

● 「押しつけがましく暑苦しい」のは,立て看だけじゃない。オヤジやジジイは立て看よりも暑苦しい。だから,その存在自体が罪なんだよ。困ったものだな。
 いや,ほんとにねぇ。50歳や60歳の男がFacebookのタイムラインに自分の写真を掲載するって,何を考えているのかと思いますよ。それ自体,公共の福祉を損ねる行為だろうに。

● でも,それは沃野でもあるんですよ。押しつけがましさや暑苦しさを払拭できれば,それだけで世の娘たちに好かれる可能性が激増するんだから。付け入る隙はいくらでもあるってことですよ。
 付け入ってもしょうがないと思ってしまうのが,安きに流れるということで,それをつまり老化というんですよ。

● ということで,もう少し頑張ってみましょうや,ご同輩。

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