● 久しぶりの氏家「登竜」。チャーハンセット。チャーハンとミニ醤油ラーメンのセット。
安くて旨いものを腹いっぱい。やはり,これが幸せの基本ですなぁ。人間,何が一番大事かといって,旨いものを旨いと感じられること。でもって,それをガッツリ喰える健啖家であることだな。
● 「登竜」のこの安心感は何なのだろう。存在している長さだろうか。昔からあるという。昔懐かしい雰囲気が残っているということか。
が,これは絶対に違う。昔のままの店だったら,まず現代では受け入れられないだろう。ほんとに昔の味のままだったらソッポを向かれるだろう。
● 店主の一意専心だろうか。長く続けてきて,なお飽きる気配を見せずに,厨房に立っている姿だろうか。それはあるような気がする。
というより,第一にはやはりそこなのだろうな。この店は店主でもっているのだろう。
● 調理の技術や原材料に格別の秘密があるわけではないように思える。あとは店主の心ばえを盗めれば,第二の「登竜」,第三の「登竜」ができる。
暖簾分けを惜しんでいるわけではない。が,暖簾を分けてもらって続いている店がない(ぼくの知る限り一店だけあるが)。
あまり頭がいいとダメかもしれない。世間が見えすぎるのも,たぶん,マイナスに作用するだろう。
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