2018年5月17日木曜日

2018.05.17 氏家のブックオフで

● ブックオフで,特に百円になった本が並んでいる棚を見て,思うことは,経済的価値に限定すれば,本も生鮮食品と同じだということだ。買ったらサッサと読まないといけない。放っておくと短期間で腐る。腐って捨てるしかないものになる。
 わが家の書庫にも昔から積ん読にしている本が,千冊か2千冊かわからないけれども,かなりの数,ある。その中にはブックオフに百円で並んでいるものがいくつもある。大半は百円の価値すらなくなっているだろう。

● 本は読み終えたら処分すべきものだとも思う。保存しておくものではない。それをやっていいのは,その道の専門家が仕事で使う本や資料に限られるだろう。
 娯楽としての読書,消費としての読書,暇つぶしとしての読書の場合は,そのために買った本はサッサと読んでサッサと処分するのが原則だ。

● もう一度読むかもしれないなどと考えない方がいい。また読みたくなったら,それこそブックオフで百円になっているのを買えばいいのだし,図書館で借りればいいのだ。
 ぼくが買うような本はいわゆる駄本であって,多くの人が買うものだ。そういうものは,無料の貸本屋である市町村立の図書館にたいていある。御用とお急ぎでなければ,図書館でだいたい読める。

● というか,読み返すような本は滅多にないことは,経験則に照らしてわかっていることではないか。だから,百円の価値もなくなったものに屋内の空間を占拠させておいてはいけないのだ。

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