2018年5月2日水曜日

2018.05.02 プロ棋士・長谷部さんのインタビュー記事

● 右は今日(5月2日)の下野新聞。プロ棋士になった長谷部さんのインタビュー記事。

● 奨励会が26歳で強制退会にしているのは,奨励会員を思ってのことだろう。それがなければ,延々と奨励会に居残って,それこそ人生を棒に振ってしまう人が大勢出てしまうだろう。26歳ならギリギリやり直せる。
 26歳というのは絶妙の足切線だと思う。藤井六段じゃないけれど,若くして登場し,猛スピードで駆け上がっていった棋士が,トップを極め,長くその地位にとどまる。26歳を過ぎてから四段に上がれたとしても,その先があるかどうか。

● 長谷部さん,これからも小山に住むと言っている。大きなお世話ながら,東京に住んだ方がいいのでは。
 小山なら新幹線で数十分で東京に出れるから,さしたる支障もないのだろう。けれども,実家で親と住むっていうのは,気安いだろうけど,それじゃダメなんじゃないかな。気安くなくても,ダメだと思う。
 どうしても小山にこだわるというなら,それはそれでいいけれど,アパートを借りて一人暮らしに移行することが最低限だと思う。いや,それはもう実行済みなのかもしれないけれど。

● 将棋界への協力も東京にいた方がたくさんできるんじゃないか。将棋界というとき,栃木県の将棋界と限定を加えない方がいいのでは。県という意識は外した方がいいと,ぼくは思うのだが。
 早い話が,県域などは大昔に人工的に決められたもので,そんなものに縛られているのはバカらしい。

● ちなみに,大学も同じで,自宅から通ったのでは大学に行ったことにならないという意見だ。今は新幹線通学という手もあるので,栃木から東京の大学に通うことは充分に可能だけれども,それをやってしまっては大切な何かを取り逃がしてしまうような気がする。
 というと,東京で生まれ育って東京の大学に行く人はどうなるんだ,ということになるんだけど,そんなもん知るかい。

● まぁ,大学は行かなくたってべつにかまわない。いや,行かない方が賢いかもしれない。要は,その年代では親から離れていないといけないということを言いたいわけなのだが。

0 件のコメント:

コメントを投稿