2014年11月13日木曜日

2014.11.13 四国遍路に行きたいかな

● 今から10数年も前になるけど,四国の八十八箇所を歩いてみたいと思った。実際に歩いた人の体験記もたくさん出版されているので,いくつかを読んだ。
 一過性の思いつきだったようで,最近はそんなことを考えることもなくなっていた。

● なんだけど,先日,松長有慶『高野山』を読んで,ヤケボックリに火がついた感じになった。もちろん,今すぐは行けない。一月半ほどはかかるんだろうから。時間と,それからお金もないと。
 歩けるだけの健康も必要だから,あんまり年を取ってからでは困るんだけど。

● 行くときは,ちくま学芸文庫から出ている『空海コレクション』4巻を持っていこう。遍路中にできれば読み終えたいんだけど,たぶん,まったく読まないで終わるだろう。それでも持っていきたいかな,と。

● スマートフォンも必須だね。Bluetooth接続の折りたたみ式外付けキーボードも持っていく。
 “マップ”で道順を確かめ,“My Tracks”で歩いたコースのログをとる。カメラも多用するだろうな。
 宿に着いたら,その日の出来事をキーボードで入力して,ブログにアップする。以上のことがスマホだけでできてしまう。

● それだけではない。スマホ以前と以後とでは,四国遍路の心得も大きく変わったのではないだろうか。
 地図やガイドブックを持つ必要がなくなっているはずだ。幹線道路を行くわけじゃないから,詳細な地図が必要だ。それも八十八箇所分。その必要がなくなっているはずだよね。それどころか,ナビさえしてくれるんだろうね。だいぶ荷物を軽量化できるよなぁ。
 その頃は,それだけ使ってもまる1日はバッテリーがもつようになっているだろうしね(もうなっているのかもしれない)。

● 四国を巡り終えたら,南海フェリーで徳島港から和歌山港に出るんですよ。翌日の早朝,九度山から町石道を歩いて高野山に行く。高野山の宿坊で一泊して帰る。
 これで気がすむ感じ。

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