● ユニクロの姉妹店であるGU。宇都宮だと御幸ヶ原にある。
のは知っていたんだけど,入ったことはなかった。ユニクロはそちこちにあるんだしね。
● 11月30日に,初めて入る機会があった。もちろん,ヨメに引かれて。
ぼくにはよくわからないんだけど,ヨメが後刻語ったところによると,ユニクロよりお洒落に関心の高そうな人たちが多い,とのことだった。
● ヨメが自分のものを買ったり,息子のものを買ったりすることに,ぼくが口を挟んだことはないはずだ。基本,モノが増えることは歓迎しないけれども,欲しけりゃ買えば,と思っている。
ただし。ぼく自身の洋服を買われることには,抵抗する。要らんわ,そんなもん。
● ひとつは貧乏性で,まだ着られるのに,それを捨てることを前提にした新規購入はもったいないと思ってしまう。
もうひとつは,装うことに情熱や関心を持っていないこと。
後者についていうと,20代半ばでその情熱の過半を失い,30代ではほぼ完全に失ったのではなかったか。
● 装うためには我慢が要る。ネクタイで首を締めるのも我慢なら,革靴で足を覆うのも我慢だ。そういう我慢ができなくなった。
ラフな格好が善だ。見た目なんかどうでもいいとは言わないけれど,それに近いものだな。
● その坂を転げ始めると,髪を整えたり髭を剃ったりすることも面倒に感じるようになる。面倒だと感じるんだから,毎日やっていたのを1日おきにしたり,2日おきにしたりする。
はい。急激にオジサン化するわけですね。ぼくは30代にしてそうでしたよ,と。
● 仕事に行くんでも,スーツやネクタイなどとは縁がなくなった。ネクタイはさすがに職場に置いておいて,着いたら締めるんだけど,忘れることもある。あ,あとブレザーも一着置いてある。
ではどんな格好をしているのかといえば,下はチノパン。上は,普通のワイシャツだ。
● まして,プライベートでは,装いに対する頓着というのがぼくには1ミリもない。ヨメからも言われるわけですよ。
そういう格好をされてると一緒に歩くのがイヤになる,頼むからちゃんとしたのを着てよ,わたしが恥ずかしいじゃない。
でもさ,こっちとしたら,一緒に歩いてもらう必要なんてないわけだからね。あ,そ,てなもんですよ。
● GUには続けざまに3回か4回行くことになったんだけど,彼女がしつこく攻めてくるわけですよ。逃げ回っていたんだけど,ついに(12月5日のこと)ぼくの服を買うことを認めざるを得なくなった。
何を買ったかというと,ズボンとチョッキとセーター。別なところで靴。靴下も。
● でね,ヨメのいうとおりに着てみると,ぼくでもちゃんと格好よくなるんですよね。服そのものはGUで充分なんですね。安いので充分。
6日には,GUのズボンとセーターに,ユニクロで買ったダウンのチョッキを着て,都会に出かけた。ヨメによると,チョッキはボタンをとめてはいかないのだそうだ。そうなのか。プライベートなスタイリストを雇っているようなものかもしれないな。
● 装いの効果はたしかにあるようで,この日はいつもよりシャキッとしていたかもしれない。では,これからも装いに気をつけますかというと,そういうことにはならなそうだ。
今のぼくの体型では何を着てもな。まず,腹に大量に付いている脂肪を除去しなければ。これまた,わかってはいても,っていう話なんですけどね。
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