2015年12月30日水曜日

2015.12.26 飽きを感じていたんだけど,それが吹っ飛んでしまった

● 「宇都宮スパ屋」のことなんですけどね。この店,そもそも奥さんが見つけてきて,ぼくも彼女に連れて行ってもらったわけなんですが。
 その奥さん,かなり気に入っているようで,どこに行こうかとなったときには「スパ屋」となるのが,最近のわが家の,何というのか,お定まりの道行きになっているわけなんですが。

● ランチには格安感がありますからね。この格安感というのが絶対条件ですね。これがないと,お客を呼べないんじゃないですか。
 グランドメニューを見て単品で注文を重ねる人は,たぶんいないでしょ。

● でも,安感だけではダメだ。旨くなければ。
 昭和の55年くらいまでは旨い必要などなかった。特に地方では。不味くてもそこそこ売れた。その当時は家庭料理も含めて全体的に不味かったわけで,そこに救われていたんでしょうね。
サラダっす。これが酸っぱ旨い。
 が,今は不味ければタダでも売れない。
 で,「スパ屋」ははっきり旨い。味オンチのぼくでもわかるほどに旨い。

● しかし,人は飽きる動物だ。あまり足繁く通ってしまうと,いくら旨くても飽きる。奥さんに連れられて何度も食べるうちに,早くもぼくの中では飽きがきざしていた。
 ところが。その飽きが逆に遠のいてきたんですよ。
マルゲリータ。このトマト,めっちゃ旨いやんけ。

● 理由ははっきりしている。今までは土日に来ることが多かった。土日は平日に比して料金が500円ほど高い代わり,選べるパスタやピザの範囲が大きくなる。つまり,高いものも選べる。となると,貧乏人の悲しさで高いのを選んじゃうんだね。
 言いたかないけど,奥さんにこの傾向が強い。何でそこまで目先の得にこだわるのか。
デザートっすね。

● ここのところ,二度続けて平日に行く機会があったんですよ。平日のランチは安い。安いんだけど,選べるパスタにも上限価格がかかって,安めのものしか選べなくなる。
 どっこい,この安めのパスタやピザが旨いんだわ。
広島産牡蠣とベーコンのクリィーミーチーズトマトソース 生パスタ

● マルゲリータなんか申しわけないほどに旨い。イタリアの田舎じゃこういうのを喰ってるんだろうな,そうだよ,そうに違いないよ,と勝手に決めつけたくなるほどに旨い。
広島産牡蠣と森のキノコ和風バター醤油 生パスタ
 で,マルゲリータを肴にして白ワインを飲むわけですよ。こりゃ,あなた,最高ですばい。

● 何人かを集めてここで宴会をやってみたくなった。マルゲリータで白ワイン,チーズフォンデュで白ワイン,豚バラ肉の香草ローストで赤ワイン。
 いくらでも飲めそうだ。しかも,けっこう安くあがりそうだ。

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