● 上は真岡市立図書館の前にある彫像。下は真岡市民会館前にあるもの(「慈愛」というタイトルが付いている)。
公共セクターにあるアートにはどういうわけかろくなものがないという風評(?)があるが,いかがであるか。
● これ,両方とも作者は同じっぽい。あるいは,名のある作家の作品なのかもしれない。
けれども,遺憾ながら,風評に1票を投じたい。
● 基本設計の段階で考え抜いていないように思える。途中で,ま,こんなものでいいか,と妥協してしまった。
結果,造形物に緊張感が漲っていない。ぼんやりとそこにある,という印象になる。
● 発注者が示した工期や予算が,考え抜くことを許さなかったのかもしれない。公共セクターにロクなものがないのは,ひょっとしたらそういうことなのかもしれない。
2017年9月29日金曜日
2017年9月27日水曜日
2017.09.27 「みやこ家」でミニマヨチャーシュー丼を食す
● 相方と氏家の「みやこ家」。煮干しラーメンとミニマヨチャーシュー丼。あわせて800円。
今日はミニマヨチャーシュー丼なるものを食べてみたくて,麺は量の少ないのにした。煮干しラーメンは出汁が濃厚でござんす。
● ミニマヨチャーシュー丼は,ご飯にチャーシューときざみ海苔ときざみネギを載せ,マヨネーズをかけ回したもの。
これなら自分でも作れるかなと思うものの,実際に作ることはないだろうな。
● ラーメンしか出さないラーメン屋はごく少ないだろう。たいていはご飯ものも用意している。同じように,そばしか出さないそば屋も少ない。丼ものは普通にあるし,酒の肴に刺身まで用意しているところもある。
だけれども,ラーメン屋ではラーメンを,そば屋ではそばを食べるのが,やはり筋はいいんでしょうねぇ。っていうか,常道ですよね。
今日はミニマヨチャーシュー丼なるものを食べてみたくて,麺は量の少ないのにした。煮干しラーメンは出汁が濃厚でござんす。
● ミニマヨチャーシュー丼は,ご飯にチャーシューときざみ海苔ときざみネギを載せ,マヨネーズをかけ回したもの。
これなら自分でも作れるかなと思うものの,実際に作ることはないだろうな。
● ラーメンしか出さないラーメン屋はごく少ないだろう。たいていはご飯ものも用意している。同じように,そばしか出さないそば屋も少ない。丼ものは普通にあるし,酒の肴に刺身まで用意しているところもある。
だけれども,ラーメン屋ではラーメンを,そば屋ではそばを食べるのが,やはり筋はいいんでしょうねぇ。っていうか,常道ですよね。
2017.09.27 衰退の兆し
● 近くにあったコンビニが移転した。わが家からコンビニが遠くなった。コンビニ難民だ。コンビニがあったT字路の角が暗くなった。
夜は暗いのがあたりまえなんだけど,相方なんぞは,それを非常に気にしている。気にしたところで,仕方がないわけなんだが。
● 家族でお世話になった「元気寿司」も撤退してしまった。お客が入ってなかったわけでもないと思うんだけどね。
最大の理由は,氏家に同じ系列の「魚べい」ができたことかな。基本,100円だもんね。「すしおんど」よりずっと洒落た空間になったしね。そちらに流れるでしょうね。
● 回転寿司の寿司を寿司と言っていいのかという意見もあると思うんだけど,回転寿司には回転寿司の良さもある。
っていうか,回転寿司にしか行けないもんなぁ。
● ともかく。ぼくの地元,最近どうもさえない。
大手企業の工場が閉鎖され,アパートはどんどん空き家と化し,DVDのレンタルショップもなくなり,食べもの屋は撤退する。有名餃子店の支店が残っているのはせめて。
コンビニが遠くなった以外,それで自分が具体的に困ったってことはないんだけどね。DVDなんてもう何年も借りたことはなかったし。が,何とはなしの衰退の兆し。
● チェーン店じゃなくて,地元で個人で営業しているお店を応援しろよってことか。
わが家の近くだと「F」がある。ときどき,お世話になる。酒を飲むんだったら,少し足をのばせば「K」もある。
そこを,“ときどき”から“しばしば”になるよう努力せよ,ってか。
● 田舎人にとっては,チェーン店に都会の匂いを嗅ぐっていうところが,まだ残っているのかもしれないね。値段の安さと敷居の低さを別にしてもね。
都会は遠くにあるものじゃなくなってるんだけどね。
● 頑張っている人はたくさんいる。それでも私はここで生きていく,という覚悟のようなものを感じる。
ぼくは蚊帳の外から眺めているだけなのに,偉そうなことを言っちゃいけない。
● けれども,同時に思う。人間は動物で,文字どおり動ける生きものだ。動けるようにしておきたい。
動くのを妨げる最大要因は不動産の所有だから,不動産(要するに,住宅)は持たないようにしたい。賃貸が吉。今さら遅いけど。
とはいえ,ぼくは今住んでいるこの場所を気に入っている。人生の残りもそんなに長くない。ここで終わりを迎えると思う。
● 宇都宮や東京に出るのに便利な場所だ。便利だから出てしまう。休日であっても,起きている時間の大半はここじゃないところですごしている。
“ここ”にとっての問題は,気に入っている理由の過半が地理的,交通的な“便利”にあること。それでは根付いてもらうことはできない。まぁ,根付いてもらっても仕方がないと,“ここ”は思っているかもしれないけど。
夜は暗いのがあたりまえなんだけど,相方なんぞは,それを非常に気にしている。気にしたところで,仕方がないわけなんだが。
● 家族でお世話になった「元気寿司」も撤退してしまった。お客が入ってなかったわけでもないと思うんだけどね。
最大の理由は,氏家に同じ系列の「魚べい」ができたことかな。基本,100円だもんね。「すしおんど」よりずっと洒落た空間になったしね。そちらに流れるでしょうね。
● 回転寿司の寿司を寿司と言っていいのかという意見もあると思うんだけど,回転寿司には回転寿司の良さもある。
っていうか,回転寿司にしか行けないもんなぁ。
● ともかく。ぼくの地元,最近どうもさえない。
大手企業の工場が閉鎖され,アパートはどんどん空き家と化し,DVDのレンタルショップもなくなり,食べもの屋は撤退する。有名餃子店の支店が残っているのはせめて。
コンビニが遠くなった以外,それで自分が具体的に困ったってことはないんだけどね。DVDなんてもう何年も借りたことはなかったし。が,何とはなしの衰退の兆し。
● チェーン店じゃなくて,地元で個人で営業しているお店を応援しろよってことか。
わが家の近くだと「F」がある。ときどき,お世話になる。酒を飲むんだったら,少し足をのばせば「K」もある。
そこを,“ときどき”から“しばしば”になるよう努力せよ,ってか。
● 田舎人にとっては,チェーン店に都会の匂いを嗅ぐっていうところが,まだ残っているのかもしれないね。値段の安さと敷居の低さを別にしてもね。
都会は遠くにあるものじゃなくなってるんだけどね。
● 頑張っている人はたくさんいる。それでも私はここで生きていく,という覚悟のようなものを感じる。
ぼくは蚊帳の外から眺めているだけなのに,偉そうなことを言っちゃいけない。
● けれども,同時に思う。人間は動物で,文字どおり動ける生きものだ。動けるようにしておきたい。
動くのを妨げる最大要因は不動産の所有だから,不動産(要するに,住宅)は持たないようにしたい。賃貸が吉。今さら遅いけど。
とはいえ,ぼくは今住んでいるこの場所を気に入っている。人生の残りもそんなに長くない。ここで終わりを迎えると思う。
● 宇都宮や東京に出るのに便利な場所だ。便利だから出てしまう。休日であっても,起きている時間の大半はここじゃないところですごしている。
“ここ”にとっての問題は,気に入っている理由の過半が地理的,交通的な“便利”にあること。それでは根付いてもらうことはできない。まぁ,根付いてもらっても仕方がないと,“ここ”は思っているかもしれないけど。
2017年9月23日土曜日
2019.09.23 「みやこ家」で特盛りを注文したんですけど
● 昔は「みやこ家」の特盛り(大盛りの上)を平らげることができていた。ところが,ここ数年,特盛りを注文したことはない。
健啖家(と言うと気取りすぎ。たんに大食い)を自認しているけれども,いくら何でもさすがに無理っぽくなっている。大盛りでも食べ過ぎたかと思うことがあるようになっているので。
● ところが,どういう風の吹き回しか,今夜はその特盛りを注文してみた。ひとつには,以前に比べると,全体的に麺の盛りが減ったように思うんでね。ひょっとすると,行けるんじゃないか,特盛り,と思ったわけなんでした。
結果,完食はできなかった。満腹以上に食べてしまったわけなんだけど。寄る年波には勝てないということですかねぇ。少し寂しい。
● 相方は海老つけ麺の並み盛り。これから春先までの限定メニュー。海老の香りがかなりすごい。桜エビも使っている。次回はこれにしようと思った。
健啖家(と言うと気取りすぎ。たんに大食い)を自認しているけれども,いくら何でもさすがに無理っぽくなっている。大盛りでも食べ過ぎたかと思うことがあるようになっているので。
● ところが,どういう風の吹き回しか,今夜はその特盛りを注文してみた。ひとつには,以前に比べると,全体的に麺の盛りが減ったように思うんでね。ひょっとすると,行けるんじゃないか,特盛り,と思ったわけなんでした。
結果,完食はできなかった。満腹以上に食べてしまったわけなんだけど。寄る年波には勝てないということですかねぇ。少し寂しい。
● 相方は海老つけ麺の並み盛り。これから春先までの限定メニュー。海老の香りがかなりすごい。桜エビも使っている。次回はこれにしようと思った。
2017年9月22日金曜日
2017.09.22 勤務態度良好なのに懲戒処分
● 右は9月22日の読売新聞。
彼,真面目な男なんでしょ。高校を卒業してすぐに消防で働きだして,慰謝料や養育費をきちんと払っていたようだし。
勤務態度が良好なら他は問わない,というところまで社会の熟度が上がってくれれば。
● だいたい,副業禁止なんておかしいだろ。何で雇用者側がそこまで規制できるのかさっぱりわからない。勤務時間以外に何をするかまで差配できるっていうのは,どんな根拠に依るのだ?
副業をやっていて,勤務態度に問題が見られたら,そこを理由に何らかの処分をするというならわかるんだけど,予め副業を禁止できるっていう神的地位を雇用者に与えるっていうのがね。
いったん就職すると,就職先に1日24時間すべて,全人格的に支配されることになるのか,と言いたくなる。
● 支配する側だって,そんなの支配しきれないだろ。取りこぼしがあるに決まっている。勤務態度自体を把握するのだって容易じゃないだろ。っていうか,把握なんかできてないだろ。上司は上司で,自分のことだけで手一杯だろうし。
勤務外のことなんて,実際には手の出しようがないじゃないか。だから,必ず後出しジャンケンになる。上司は訓告などという,形式だけを整えた決着になる。バカバカしいじゃないか。
● 彼,惜しむらくは結婚が早すぎたか。おそらく「授かり婚」だったのではないか。ヤリたくて目がくらむという罠に落ちてはいかんのだがな。
しかし,このあたりは制御できるかどうか微妙なところだ。誰もが危うい道を歩いていて,髪の毛一本の差で,将来の明暗が分かれるというのが実際のところかも。
● が,これで暗と決まったわけでもない。居直ってAVで稼ぐという手もある。
考えようによっちゃ美味しい仕事だ。ヤリたい度合いが強すぎてAV男優になったって人もいるようだしね。ある意味,男の鑑だね。
● 人生がどう展開していくかなんてわからない。人智を超えている。人智を超えたものをあまり考えても仕方がない。
どうにかなるのが人生だと気楽に思えるのも,立派な才能のひとつだと思う。
彼,真面目な男なんでしょ。高校を卒業してすぐに消防で働きだして,慰謝料や養育費をきちんと払っていたようだし。
勤務態度が良好なら他は問わない,というところまで社会の熟度が上がってくれれば。
● だいたい,副業禁止なんておかしいだろ。何で雇用者側がそこまで規制できるのかさっぱりわからない。勤務時間以外に何をするかまで差配できるっていうのは,どんな根拠に依るのだ?
副業をやっていて,勤務態度に問題が見られたら,そこを理由に何らかの処分をするというならわかるんだけど,予め副業を禁止できるっていう神的地位を雇用者に与えるっていうのがね。
いったん就職すると,就職先に1日24時間すべて,全人格的に支配されることになるのか,と言いたくなる。
● 支配する側だって,そんなの支配しきれないだろ。取りこぼしがあるに決まっている。勤務態度自体を把握するのだって容易じゃないだろ。っていうか,把握なんかできてないだろ。上司は上司で,自分のことだけで手一杯だろうし。
勤務外のことなんて,実際には手の出しようがないじゃないか。だから,必ず後出しジャンケンになる。上司は訓告などという,形式だけを整えた決着になる。バカバカしいじゃないか。
● 彼,惜しむらくは結婚が早すぎたか。おそらく「授かり婚」だったのではないか。ヤリたくて目がくらむという罠に落ちてはいかんのだがな。
しかし,このあたりは制御できるかどうか微妙なところだ。誰もが危うい道を歩いていて,髪の毛一本の差で,将来の明暗が分かれるというのが実際のところかも。
● が,これで暗と決まったわけでもない。居直ってAVで稼ぐという手もある。
考えようによっちゃ美味しい仕事だ。ヤリたい度合いが強すぎてAV男優になったって人もいるようだしね。ある意味,男の鑑だね。
● 人生がどう展開していくかなんてわからない。人智を超えている。人智を超えたものをあまり考えても仕方がない。
どうにかなるのが人生だと気楽に思えるのも,立派な才能のひとつだと思う。
2017.09.22 栃木産コシヒカリ+納豆=無敵艦隊
● 先日,栃木産コシヒカリ「穂の香」の新米を買った。いや旨いこと。おかげで,麺の消費が大きく減少した。ごはんを炊いてせっせと食べている。
米が旨いんだから,おかずは主張が少ないものがいい。その代表は納豆ですかね。いや,漬け物とかワサビ漬けでもいいんですけどね。
● いや,待て。納豆は主張が強い食品の代表か。嫌いな人がたくさんいるというのは,つまりそういうことかもね。
納豆といえば,スーパーに行くとだいたい3つの勢力圏がある。おかめ納豆のタカノフーズ。“金の粒”のミツカン。そして栃木の雄,あづま食品だ。代表作は“朝めし太郎”。
● 当然,あづま食品を選ぶ。地産地消だ。ってわけにはいかないね。大豆は輸入品を使っているはずだものね。
それより何より,地産地消って,もし本気でそれをやったら,その産物を衰退させる。“地外”で食べてもらって,初めて生き残ることができるわけで。
● 栃木にはもうひとつ,こいしや食品がある。平家納豆なる高級品をだしておりますな。
清水の舞台から飛び降りるつもりで,ごくたまに買ってみることがある。だが。悲しいかな,ぼくの舌ではその良さを感知できない。
というわけで,たいていはあづま食品の一番安い“美味”っていうやつを買っておりますよ。あ,セブンイレブンで売っているセブンプレミアムの納豆も,あづま食品謹製でありますぞ。
● でも,まぁ,米が良ければ,納豆の違いは米に吸収される感じだね。つまり,どの納豆を使っても,あぁ旨い,になるというね。
というわけなんですよ。米ってつくづく旨いなぁと思いましたよ。
米が旨いんだから,おかずは主張が少ないものがいい。その代表は納豆ですかね。いや,漬け物とかワサビ漬けでもいいんですけどね。
● いや,待て。納豆は主張が強い食品の代表か。嫌いな人がたくさんいるというのは,つまりそういうことかもね。
納豆といえば,スーパーに行くとだいたい3つの勢力圏がある。おかめ納豆のタカノフーズ。“金の粒”のミツカン。そして栃木の雄,あづま食品だ。代表作は“朝めし太郎”。
● 当然,あづま食品を選ぶ。地産地消だ。ってわけにはいかないね。大豆は輸入品を使っているはずだものね。
それより何より,地産地消って,もし本気でそれをやったら,その産物を衰退させる。“地外”で食べてもらって,初めて生き残ることができるわけで。
● 栃木にはもうひとつ,こいしや食品がある。平家納豆なる高級品をだしておりますな。
清水の舞台から飛び降りるつもりで,ごくたまに買ってみることがある。だが。悲しいかな,ぼくの舌ではその良さを感知できない。
というわけで,たいていはあづま食品の一番安い“美味”っていうやつを買っておりますよ。あ,セブンイレブンで売っているセブンプレミアムの納豆も,あづま食品謹製でありますぞ。
● でも,まぁ,米が良ければ,納豆の違いは米に吸収される感じだね。つまり,どの納豆を使っても,あぁ旨い,になるというね。
というわけなんですよ。米ってつくづく旨いなぁと思いましたよ。
2017年9月18日月曜日
2017.09.18 しゃぶしゃぶ食べ放題の店でカレーライスを喰う
● 相方と宇都宮のベルモールへ。「KALDI」が改装のため休業中なので,ベルモールの楽しみが3割減になってはいるんだけど。
「KALDI」ってスタッフの全員が女性。東横インと同じで,雰囲気が柔らかい。入口で配っているコーヒーも楽しみだったりする。が,目下,改装中なんだから,それは仕方がない。
● ま,再開を楽しみに待つことにして,今日は「しゃぶ菜」で夕食。この3連休も仕事続きの相方は,夕食を作るのも億劫っぽい。といって,ぼくが作れるものといってもねぇ。
この店はしゃぶしゃぶの食べ放題。ぼくらは,肉をしゃぶしゃぶで食べるのは,じつはあまり好きじゃない。ので,最初に出された肉だけで足りてしまう。
● それよりも,サイドメニューに注目。簡単に鍋ができるのがいいと思っている。ニラと豆腐だけの鍋。それをポン酢に紅葉おろしを加えたタレで食べる。
それでもって,レモンハイを3杯飲んだ。990円で飲み放題を付けることができるので。
● 〆はカレー。牛肉のあまったところを細かくして入れている。家族連れを意識してか,お子様向けの味になっている。つまり,甘口。
で,どうもぼくは甘口カレーが好きなようなんですわ。ジャワカレーよりバーモントカレーの方がいいという派。
今週は「みやこ家」のカレーつけ麺も数えると,3回,カレーを食べた。いや,昼食のカレーパンも数えると,ほぼ毎日か。カレーって旨いよねぇ。
● しかし,ここは子育て中の人たちがプチ贅沢をするための場所でしょうね。子育て中なんだから,潤沢にお金があるわけない。日本で子どもを育てるとお金がかかる。子育てっていうのは,そのお金に見合った楽しみを与えてくれるものかもしれないけれども,とにかくお金はかかる。
そういう人たちが,その子どもを連れて牛肉を食べにくる。ささやかな贅沢を味わう。そういう場を提供しているのが,たとえばこの店であるわけでしょ。
● ぼくが来るのは場違いなのかもしれないんですよ。けど,場違いなところに出入りするのもね,消えそうになる好奇心をゆさぶる程度の効果はあるかもしれないと思ってね,ちょっとお邪魔させていただきますよ,って感じでさ。
「KALDI」ってスタッフの全員が女性。東横インと同じで,雰囲気が柔らかい。入口で配っているコーヒーも楽しみだったりする。が,目下,改装中なんだから,それは仕方がない。
● ま,再開を楽しみに待つことにして,今日は「しゃぶ菜」で夕食。この3連休も仕事続きの相方は,夕食を作るのも億劫っぽい。といって,ぼくが作れるものといってもねぇ。
この店はしゃぶしゃぶの食べ放題。ぼくらは,肉をしゃぶしゃぶで食べるのは,じつはあまり好きじゃない。ので,最初に出された肉だけで足りてしまう。
● それよりも,サイドメニューに注目。簡単に鍋ができるのがいいと思っている。ニラと豆腐だけの鍋。それをポン酢に紅葉おろしを加えたタレで食べる。
それでもって,レモンハイを3杯飲んだ。990円で飲み放題を付けることができるので。
● 〆はカレー。牛肉のあまったところを細かくして入れている。家族連れを意識してか,お子様向けの味になっている。つまり,甘口。
で,どうもぼくは甘口カレーが好きなようなんですわ。ジャワカレーよりバーモントカレーの方がいいという派。
今週は「みやこ家」のカレーつけ麺も数えると,3回,カレーを食べた。いや,昼食のカレーパンも数えると,ほぼ毎日か。カレーって旨いよねぇ。
● しかし,ここは子育て中の人たちがプチ贅沢をするための場所でしょうね。子育て中なんだから,潤沢にお金があるわけない。日本で子どもを育てるとお金がかかる。子育てっていうのは,そのお金に見合った楽しみを与えてくれるものかもしれないけれども,とにかくお金はかかる。
そういう人たちが,その子どもを連れて牛肉を食べにくる。ささやかな贅沢を味わう。そういう場を提供しているのが,たとえばこの店であるわけでしょ。
● ぼくが来るのは場違いなのかもしれないんですよ。けど,場違いなところに出入りするのもね,消えそうになる好奇心をゆさぶる程度の効果はあるかもしれないと思ってね,ちょっとお邪魔させていただきますよ,って感じでさ。
2017年9月17日日曜日
2017.09.17 ザ・ビッグエクストラさくら店で思ったこと
● 氏家のザ・ビッグエクストラさくら店。15日に行った。ら。ガリガリ君リッチのグリーンスムージーが大量にあった。1本37円。安ッ。26本ほど買って帰った。1週間はもつだろう。
● 今日また行っちまった。ジャパンミートで100円だった丸美屋のお茶漬け海苔が77円だったんで,2つ買った。
全部が全部,安いわけではないんだけど,安いものはめっぽう安い。で,ついついいろんなモノを買ってしまう。
● それでどうなるかというと。
雑貨品については,たくさんあるんだからと扱いがゾンザイになり,食品については,食べなくてもすむものまで買うから,いやでもそれを食べることになり,その結果,太ることになり・・・・・・。
トータルでどうなんだろうか。ぼくと相方は愚かな消費者の典型なのでは?
● スナック菓子やチョコレートなんかもね,安いといって買うんですよね,相方が。そういうもの,ぼくはあまり食べないんで,おそらく相方が食べている。
でもって,食べないのに太るのよね,歳のせいね,なんぞとのたまう。いやいや,喰ってるよ,おまえ,と思うんだけど。
● 行ったのがだいぶ遅い時間帯だったので,惣菜や弁当の類も半額になっていたんですよ。そういうとき,ついつい買っちゃうんですよね。
カツ丼弁当とか松茸ごはん(もちろん,松茸が入っているわけじゃない)が160円だったりするんで,ついクラクラッとしてしまう。160円でカツ丼が喰えるのかと思うと,正気が飛んじゃう。明日の朝食にしよう,レンジでチンして食べればいいや,となるわけなんですよ。
● でも,一回の食事をそういうものですませてしまえるっていうのは,食べることをないがしろにしているというか,食べられれば何でもいいや的な野蛮人というか,何だか救いがないような気がするんだよねぇ。
これは自分のことなんですけどね。
● というわけで,安いっていいことばかりじゃないよねぇ。少なくとも,安売店は資源浪費の片棒を担いでいるかもよ。
いや,いったん作ってしまったものは,売れなければまとめて処分されてゴミになるんだろうから,片棒を担いでいるってことはないか。
● 結局,個々人のライフスタイルの問題なんでしょう。安さにクラッとくるというのは,しょせん,それだけの人間なんでしょうなぁ。
● 今日また行っちまった。ジャパンミートで100円だった丸美屋のお茶漬け海苔が77円だったんで,2つ買った。
全部が全部,安いわけではないんだけど,安いものはめっぽう安い。で,ついついいろんなモノを買ってしまう。
● それでどうなるかというと。
雑貨品については,たくさんあるんだからと扱いがゾンザイになり,食品については,食べなくてもすむものまで買うから,いやでもそれを食べることになり,その結果,太ることになり・・・・・・。
トータルでどうなんだろうか。ぼくと相方は愚かな消費者の典型なのでは?
● スナック菓子やチョコレートなんかもね,安いといって買うんですよね,相方が。そういうもの,ぼくはあまり食べないんで,おそらく相方が食べている。
でもって,食べないのに太るのよね,歳のせいね,なんぞとのたまう。いやいや,喰ってるよ,おまえ,と思うんだけど。
● 行ったのがだいぶ遅い時間帯だったので,惣菜や弁当の類も半額になっていたんですよ。そういうとき,ついつい買っちゃうんですよね。
カツ丼弁当とか松茸ごはん(もちろん,松茸が入っているわけじゃない)が160円だったりするんで,ついクラクラッとしてしまう。160円でカツ丼が喰えるのかと思うと,正気が飛んじゃう。明日の朝食にしよう,レンジでチンして食べればいいや,となるわけなんですよ。
● でも,一回の食事をそういうものですませてしまえるっていうのは,食べることをないがしろにしているというか,食べられれば何でもいいや的な野蛮人というか,何だか救いがないような気がするんだよねぇ。
これは自分のことなんですけどね。
● というわけで,安いっていいことばかりじゃないよねぇ。少なくとも,安売店は資源浪費の片棒を担いでいるかもよ。
いや,いったん作ってしまったものは,売れなければまとめて処分されてゴミになるんだろうから,片棒を担いでいるってことはないか。
● 結局,個々人のライフスタイルの問題なんでしょう。安さにクラッとくるというのは,しょせん,それだけの人間なんでしょうなぁ。
2017.09.17 スマホは必要か?
● というわけで,以後は,格安SIM(楽天モバイル)の格安スマホ(ASUSのZenFone3Max)だけになる。通話もIP電話だ。その代わり,コストは月額645円になる。
もともと通話なんかほとんどしなかったので,通話機能なんてなくてもいいんだけど。通話の相手はほとんど相方に限られる。LINEの電話で足りる,実際はね。
● ただ,まだ一応,社会人だから。ケータイ番号を持たないわけにもいくまいよ。
が,その程度の動機なので,050のIP電話で充分かなと思っている。
● 問題はスマホは必要かってこと。今さら何言ってるんだよ,って?
端末本体に入っている機能でいうと,音楽は専用機で聴くようになったので,スマホの音楽再生機能は要らない。テレビもまったく見ないので,ワンセグなんてさらさら必要ない。
使うのはカメラくらい。でも,それならコンパクトデジカメを持ち歩けばいいかな,と。
● データ通信絡みの機能でいうと,もっとも多用するのはSNSのチェック。でも,これってやらなければやならいですむし,もっというと,やらない方がいいのかもしれない。
帰宅後にパソコンでまとめて受信し,まとめて発信すればいいんだから。リアルタイム性云々と言われるけれど,TwitterやFacebookに流れてくる情報って,リアルタイム性がどうのこうのという以前に,大半はゴミだもんね。
急いで付け加えれば,ぼくが発信するものもゴミを増やす結果になっていると思いますけどね。
● で,そうするとスマホってなくてもいいもののような気がするんですよね。
たとえば,知らない街に行ったときにGoogleMapが便利だとか,コンビニの場所を表示してくれるから助かるとか言ったって,ぼく,知らない街になんか行かないもん。
● 一番困るのは,SNSにある情報はゴミだと知っていながら,スマホがあるとついついそのゴミに付き合ってしまうってこと。電車の中とか,ちょっとした待ち時間や休憩時間に見てしまうんですよね。
要するに,スマホを携帯していると,実質的な可処分時間が減ってしまう。
● ゆえに,ぼくがスマホを持つ理由はたったひとつしかない。通話用のガラケーを持つより,コストが安いから。
docomoのガラケーを持って,通話以外のサービスをすべて排除しても(通話とショートメールだけにしても),月額645円にはならない。
● さて,以上はしかし,タメにする議論でありましょうなぁ。スマホってやっぱりたいした器械ですよ。
掌サイズのパソコンと言われることがあるけれど,掌サイズになることによって,スマホでできることはパソコンよりずっと多くなった。
できればすべてをスマホに集約して,パソコンを処分できたらいいのにと思いますもん。入力の問題と周辺機器の接続さえ解決できれば,可能なんだが。
● ゴミとの付き合い方も,それはスマホのせいではなく,ユーザーの自己コントロールの問題ですもんね。
もともと通話なんかほとんどしなかったので,通話機能なんてなくてもいいんだけど。通話の相手はほとんど相方に限られる。LINEの電話で足りる,実際はね。
● ただ,まだ一応,社会人だから。ケータイ番号を持たないわけにもいくまいよ。
が,その程度の動機なので,050のIP電話で充分かなと思っている。
● 問題はスマホは必要かってこと。今さら何言ってるんだよ,って?
端末本体に入っている機能でいうと,音楽は専用機で聴くようになったので,スマホの音楽再生機能は要らない。テレビもまったく見ないので,ワンセグなんてさらさら必要ない。
使うのはカメラくらい。でも,それならコンパクトデジカメを持ち歩けばいいかな,と。
● データ通信絡みの機能でいうと,もっとも多用するのはSNSのチェック。でも,これってやらなければやならいですむし,もっというと,やらない方がいいのかもしれない。
帰宅後にパソコンでまとめて受信し,まとめて発信すればいいんだから。リアルタイム性云々と言われるけれど,TwitterやFacebookに流れてくる情報って,リアルタイム性がどうのこうのという以前に,大半はゴミだもんね。
急いで付け加えれば,ぼくが発信するものもゴミを増やす結果になっていると思いますけどね。
● で,そうするとスマホってなくてもいいもののような気がするんですよね。
たとえば,知らない街に行ったときにGoogleMapが便利だとか,コンビニの場所を表示してくれるから助かるとか言ったって,ぼく,知らない街になんか行かないもん。
● 一番困るのは,SNSにある情報はゴミだと知っていながら,スマホがあるとついついそのゴミに付き合ってしまうってこと。電車の中とか,ちょっとした待ち時間や休憩時間に見てしまうんですよね。
要するに,スマホを携帯していると,実質的な可処分時間が減ってしまう。
● ゆえに,ぼくがスマホを持つ理由はたったひとつしかない。通話用のガラケーを持つより,コストが安いから。
docomoのガラケーを持って,通話以外のサービスをすべて排除しても(通話とショートメールだけにしても),月額645円にはならない。
● さて,以上はしかし,タメにする議論でありましょうなぁ。スマホってやっぱりたいした器械ですよ。
掌サイズのパソコンと言われることがあるけれど,掌サイズになることによって,スマホでできることはパソコンよりずっと多くなった。
できればすべてをスマホに集約して,パソコンを処分できたらいいのにと思いますもん。入力の問題と周辺機器の接続さえ解決できれば,可能なんだが。
● ゴミとの付き合い方も,それはスマホのせいではなく,ユーザーの自己コントロールの問題ですもんね。
2017.09.17 docomoと完全に縁切り
● 氏家のdocomoショップ。通話専用で使っていたガラケーの解約。以前から使わなくなっていたんだけど,やっと解約金がかからない時期になったので。
これで,ぼく一個は完全にdocomoと縁が切れた。長々お世話になりました,docomo様。
● 全国のいたるところにショップを置き,スタッフを配置して,何をやっていらっしゃるのですか,docomo様。
端末の販売は量販店をはじめ,市中のケータイ屋がやっているでしょうから,回線契約の業務と,端末の修理,使い方に関するお客の質問に答えるといったあたりでしょうか。
● 反発を受けるのを承知で申しあげれば,情報機器に弱い人,何かあるとお手あげの人,自分で何とかしようともしない人,そういう人のためにdocomoショップはある。
そうしたいわゆる情弱にとっては,docomoショップは駆け込み寺になるだろう。
● それに対応するにはコストがかかる。情弱じゃない人もそのためのコストを負担させられる。料金は同一なんだから。
それをバカバカしいと思う人がかなりいて,そういう人がMVNOに移っているってことじゃないかと思う。
● しかも,情弱の多くは高齢者。若者が高齢ユーザーのコストを負担しているという図式ではないか。
それでなくても,年金や医療をはじめ,高齢者は何かと優遇されている。若い人たちは,その割を食っている。
なのに,ここでも高齢者の尻ぬぐいを何でオレたちがしなくちゃなんないんだよ,と若い人たちが考えるのは当然で,その彼らが大手キャリアに背を向けだしているのではないか。
● まぁ,“高齢者-若者”という切り取り方は一面的に過ぎると思うけれども,顧客をセグメントしない大手キャリアのやり方は,情弱ではない人たちに対しては,一方で高コストを強いることになり,他方では過剰サービス(つまり,それはサービスではない)となる。
これで,ぼく一個は完全にdocomoと縁が切れた。長々お世話になりました,docomo様。
● 全国のいたるところにショップを置き,スタッフを配置して,何をやっていらっしゃるのですか,docomo様。
端末の販売は量販店をはじめ,市中のケータイ屋がやっているでしょうから,回線契約の業務と,端末の修理,使い方に関するお客の質問に答えるといったあたりでしょうか。
● 反発を受けるのを承知で申しあげれば,情報機器に弱い人,何かあるとお手あげの人,自分で何とかしようともしない人,そういう人のためにdocomoショップはある。
そうしたいわゆる情弱にとっては,docomoショップは駆け込み寺になるだろう。
● それに対応するにはコストがかかる。情弱じゃない人もそのためのコストを負担させられる。料金は同一なんだから。
それをバカバカしいと思う人がかなりいて,そういう人がMVNOに移っているってことじゃないかと思う。
● しかも,情弱の多くは高齢者。若者が高齢ユーザーのコストを負担しているという図式ではないか。
それでなくても,年金や医療をはじめ,高齢者は何かと優遇されている。若い人たちは,その割を食っている。
なのに,ここでも高齢者の尻ぬぐいを何でオレたちがしなくちゃなんないんだよ,と若い人たちが考えるのは当然で,その彼らが大手キャリアに背を向けだしているのではないか。
● まぁ,“高齢者-若者”という切り取り方は一面的に過ぎると思うけれども,顧客をセグメントしない大手キャリアのやり方は,情弱ではない人たちに対しては,一方で高コストを強いることになり,他方では過剰サービス(つまり,それはサービスではない)となる。
2017.09.17 「登竜」でカレーライスを食べる
● 夕食を食べに相方と出かけた。こういうとき,どこにしようかと言い合うわけだけど,最初から候補は3つ。氏家の「みやこ家」と「登竜」,「みんみん」の高根沢店だ。
休日の昼間ならば,「宇都宮スパ屋」と烏山の「クローバー」も選択肢に入るんだけど,夜になってしまうと近場に限られる。
● 「みやこ家」になることが多い。相方の希望がほぼ通るからだ。その相方は,今のところは,「みやこ家」がだいぶ気に入っている。
けど,今日は「登竜」に行くことになった。
● 「登竜」では相方が注文するのは決まっていて,味噌ラーメンになる。ぼくは,その都度迷う。食べたいものが多すぎるからだ。
一番人気が味噌ラーメンであることは知っているんだけど,ラーメンの王道はやはり醤油だろう。その醤油ラーメンを特盛りにしてもらって,たらふく喰いたい。
ひと皿ものもいい。チャーハンとかカレーライスとか。以前はキムチチャーハンもあったんだけど,今は普通のチャーハンだけになっている。このチャーハンが旨い。チャーハンとはこういうものっていう,昔ながらの記憶に合致する。
肉入り野菜炒めやレバニラ炒めの定食もいい。スープ代わりに醤油ラーメンの小さいのが付いてくるので,一回で二度美味しいという,セコいことも考える。
● 迷った末に,カレーライスにした。辛くないカレーライス。日本人の辛さに対する耐性というのは,もともとこんなものだったと思うんですけどね。
エスニックという言葉が一世を風靡したのはずいぶん前のこと。たぶん夏の猛暑があたりまえになった頃でしょ。で,韓国料理とかタイ料理の辛さが日本でも受け入れられるようになった。
でも,もともとはね,カレーの辛さはバーモントカレーの辛口程度だったと思うんですよ。でね,カレーって辛けりゃいいってもんではないんですよね。
休日の昼間ならば,「宇都宮スパ屋」と烏山の「クローバー」も選択肢に入るんだけど,夜になってしまうと近場に限られる。
● 「みやこ家」になることが多い。相方の希望がほぼ通るからだ。その相方は,今のところは,「みやこ家」がだいぶ気に入っている。
けど,今日は「登竜」に行くことになった。
● 「登竜」では相方が注文するのは決まっていて,味噌ラーメンになる。ぼくは,その都度迷う。食べたいものが多すぎるからだ。
一番人気が味噌ラーメンであることは知っているんだけど,ラーメンの王道はやはり醤油だろう。その醤油ラーメンを特盛りにしてもらって,たらふく喰いたい。
ひと皿ものもいい。チャーハンとかカレーライスとか。以前はキムチチャーハンもあったんだけど,今は普通のチャーハンだけになっている。このチャーハンが旨い。チャーハンとはこういうものっていう,昔ながらの記憶に合致する。
肉入り野菜炒めやレバニラ炒めの定食もいい。スープ代わりに醤油ラーメンの小さいのが付いてくるので,一回で二度美味しいという,セコいことも考える。
● 迷った末に,カレーライスにした。辛くないカレーライス。日本人の辛さに対する耐性というのは,もともとこんなものだったと思うんですけどね。
エスニックという言葉が一世を風靡したのはずいぶん前のこと。たぶん夏の猛暑があたりまえになった頃でしょ。で,韓国料理とかタイ料理の辛さが日本でも受け入れられるようになった。
でも,もともとはね,カレーの辛さはバーモントカレーの辛口程度だったと思うんですよ。でね,カレーって辛けりゃいいってもんではないんですよね。
2017年9月16日土曜日
2017.09.16 芳賀町図書館
● 今日は芳賀町民会館に出かける用事があった。時間があったので,その前に芳賀町図書館を覗いてみた。
「知恵の輪館」というらしい。外見は立派な建物だ。人口が1万5千人の町にしては,ありえないほどの立派さだ。芳賀町は県内でも有数の富裕な町だ。HONDAのお陰でしょうね。
● 内部も立派だ。天井が高く,全体的にゆったりしている。圧迫感というものが微塵もない。トイレや会議室などの附帯施設もきれいで使いやすい(ようだ)。
開架図書はさほどに多くはない。が,書架が低いのと書架と書架の間にたっぷり空間があるので,優雅な気分で本を探すことができる。
● 町や市によっては,ここがギュウギュウになっているところがある。踏み台に乗らないと届かないくらいに書架が高かったりする。狭い空間にできるだけ多くの本を詰めこもうとしている。
図書館はそれでいいのかもしれないけどね。
● 図書館って本を借りるところではあっても,本を読むところではないと思っていた。本を読むには適さない場所だ,と。なぜって,うるさいから。
が,ここはゆったりとしているうえに静かだ。しかも,本を読むための椅子やソファがたくさんある。これまた空間を贅沢に使った配置になっている。
● しかも,土曜の午後だというのに静かなのだ。まぁ,これはたまたま今日,地元の小学校の運動会があったためかもしれない。普段より利用者が少なかった可能性はある。
ともあれ,ここなら本が読める。珍しい図書館だ。
● それもこれもHONDAのお陰。そのお陰をぼくも被りたくなって,利用者カードを作ってもらった。栃木県央6市4町による広域利用制度というのがあるらしく,芳賀町に住んでいなくても利用者カードが作れるのだ。
できれば,6市4町のどれかのカードを持っていれば,そのカードでどの図書館も利用できるようにしてくれるとありがたいんだけど,そこまでは行っていないらしい。
● これならすべての棚をじっくりと見て回る気になる。書店で本を買うときもそうだし,図書館で本を探すときもそうなんだけど,自分に馴染みのある分野のところしか見ない。それでだいぶ損をしているかもしれないと思うことがある。
自分の好みはいったん置いて,すべての分野を眺めてみると,新たな発見があるのではないか。が,わかっていてもなかなかできない。それをこの図書館でやってみようかなと思う。
● 芳賀町図書館ならわが家から自転車で行ける距離(10数㎞)。そんなにしばしば利用させてもらうことはないと思うけど,年に何回かはお世話になるんじゃないかな。
「知恵の輪館」というらしい。外見は立派な建物だ。人口が1万5千人の町にしては,ありえないほどの立派さだ。芳賀町は県内でも有数の富裕な町だ。HONDAのお陰でしょうね。
● 内部も立派だ。天井が高く,全体的にゆったりしている。圧迫感というものが微塵もない。トイレや会議室などの附帯施設もきれいで使いやすい(ようだ)。
開架図書はさほどに多くはない。が,書架が低いのと書架と書架の間にたっぷり空間があるので,優雅な気分で本を探すことができる。
● 町や市によっては,ここがギュウギュウになっているところがある。踏み台に乗らないと届かないくらいに書架が高かったりする。狭い空間にできるだけ多くの本を詰めこもうとしている。
図書館はそれでいいのかもしれないけどね。
● 図書館って本を借りるところではあっても,本を読むところではないと思っていた。本を読むには適さない場所だ,と。なぜって,うるさいから。
が,ここはゆったりとしているうえに静かだ。しかも,本を読むための椅子やソファがたくさんある。これまた空間を贅沢に使った配置になっている。
● しかも,土曜の午後だというのに静かなのだ。まぁ,これはたまたま今日,地元の小学校の運動会があったためかもしれない。普段より利用者が少なかった可能性はある。
ともあれ,ここなら本が読める。珍しい図書館だ。
● それもこれもHONDAのお陰。そのお陰をぼくも被りたくなって,利用者カードを作ってもらった。栃木県央6市4町による広域利用制度というのがあるらしく,芳賀町に住んでいなくても利用者カードが作れるのだ。
できれば,6市4町のどれかのカードを持っていれば,そのカードでどの図書館も利用できるようにしてくれるとありがたいんだけど,そこまでは行っていないらしい。
● これならすべての棚をじっくりと見て回る気になる。書店で本を買うときもそうだし,図書館で本を探すときもそうなんだけど,自分に馴染みのある分野のところしか見ない。それでだいぶ損をしているかもしれないと思うことがある。
自分の好みはいったん置いて,すべての分野を眺めてみると,新たな発見があるのではないか。が,わかっていてもなかなかできない。それをこの図書館でやってみようかなと思う。
● 芳賀町図書館ならわが家から自転車で行ける距離(10数㎞)。そんなにしばしば利用させてもらうことはないと思うけど,年に何回かはお世話になるんじゃないかな。
2017年9月15日金曜日
2017.09.15 「みやこ家」でカレーつけ麺
● またも相方と氏家の「みやこ家」。「みやこ家」の決して多いとはいえないメニューの中から,何を選ぶか。
ここのところ,“カレーを食べたい”が嵩じていて,結局,カレーつけ麺にした。もちろん,並盛り。カレーつけ麺の場合は,半ライスが自動的に付いてくるので。
● 前回は相方が大盛りなんぞを注文したので,彼女の残した麺も食べる仕儀とあいなった。最後に残ったスープにご飯を入れて(ご飯にかけてもいいのだが)カレーライスにするという,ささやかな夢(?)が無残にも飛び散ってしまった。
今回はそういうことにはならず,普通にご飯まで食べることができた。祝着至極だ。
● 外食店を大きく,女性店と男性店に分類してみる。女性店とは,レストランやカフェなど,横文字の店のほぼすべて。男性店はまず立ち食いそばのスタンド。吉野家などの和食のファストフード。
女性が男性店に浸潤してきているのが,基本的な流れでしょうね。立ち食いそばにも吉野家にも,女性が一人で来るようになった。
女性店にも男性が進出するようになってはいるけれど,その多くは女性の手引きがあってのもの。対して,女性が一人で立ち食いそばを食べるのに,男性の手引きがあったとは思えない。
● ラーメン屋はどうか。基本的に女性店だと思う。もちろん,カップルもいれば,男性のお一人様もいるけれども,カップルにしても女性が先に情報を得て,彼女が彼氏を引っぱってきたと見受けられることが多い。
しかし,「みやこ家」の主力は男性客だ。つまり,ガテン系なんだよね。ガッツリ食べてもらうというのが営業方針。カップルでも,ここだけは彼が彼女を連れてきたのじゃないかと思える。
● そういう意味では珍しい店なのだ。しかし,それでも女性が浸潤してきている。その気配ははっきりと感じることができる。
わが家でも,ぼくが一人で行くのは立ち食いそばと吉野家に限られる。それ以外は,まず相方と二人だ。しかも,相方がぼくを引っぱっていくという形だ。ほぼ百パーセント,そうだ。
ここのところ,“カレーを食べたい”が嵩じていて,結局,カレーつけ麺にした。もちろん,並盛り。カレーつけ麺の場合は,半ライスが自動的に付いてくるので。
● 前回は相方が大盛りなんぞを注文したので,彼女の残した麺も食べる仕儀とあいなった。最後に残ったスープにご飯を入れて(ご飯にかけてもいいのだが)カレーライスにするという,ささやかな夢(?)が無残にも飛び散ってしまった。
今回はそういうことにはならず,普通にご飯まで食べることができた。祝着至極だ。
● 外食店を大きく,女性店と男性店に分類してみる。女性店とは,レストランやカフェなど,横文字の店のほぼすべて。男性店はまず立ち食いそばのスタンド。吉野家などの和食のファストフード。
女性が男性店に浸潤してきているのが,基本的な流れでしょうね。立ち食いそばにも吉野家にも,女性が一人で来るようになった。
女性店にも男性が進出するようになってはいるけれど,その多くは女性の手引きがあってのもの。対して,女性が一人で立ち食いそばを食べるのに,男性の手引きがあったとは思えない。
● ラーメン屋はどうか。基本的に女性店だと思う。もちろん,カップルもいれば,男性のお一人様もいるけれども,カップルにしても女性が先に情報を得て,彼女が彼氏を引っぱってきたと見受けられることが多い。
しかし,「みやこ家」の主力は男性客だ。つまり,ガテン系なんだよね。ガッツリ食べてもらうというのが営業方針。カップルでも,ここだけは彼が彼女を連れてきたのじゃないかと思える。
● そういう意味では珍しい店なのだ。しかし,それでも女性が浸潤してきている。その気配ははっきりと感じることができる。
わが家でも,ぼくが一人で行くのは立ち食いそばと吉野家に限られる。それ以外は,まず相方と二人だ。しかも,相方がぼくを引っぱっていくという形だ。ほぼ百パーセント,そうだ。
2017.09.15 アメリカは北朝鮮を叩く-素人予想
● ぼくの素人予想。北朝鮮がさらに核開発を進めれば(今朝のミサイルは空砲だが),アメリカは北朝鮮を叩く。核ミサイルを発射されては事だから,一気にやる。同盟国である韓国の首都が火の海になるとしても,やる。
自国の安全が具体的に脅かされる事態を避けることを優先する。その冷徹さをアメリカは持っているはずだ。大統領がトランプだからではない。他の誰かであっても同じだ。
● 大量の難民が発生するが,それは韓国,中国,日本が対応すべき問題で,アメリカの知ったことではない。
● 先制攻撃すれば北朝鮮側に立つと,中国は言っているけれども,具体的に何ができるわけでもない。指をくわえて見ているしかない。もし,人民解放軍が米軍に一発でも撃ってしまえば,中国の終わりが始まる。
北朝鮮の事後処理についても発言力を失う。北朝鮮の統制は中国がやらなければいけないことなんだが。
● アメリカが踏みきる前に,原油と食糧で締めあげて,北朝鮮を対話のテーブルに着かせないと。それなしで北朝鮮をテーブルに着かせることはできない。普通の大人ならわかっていることだろう。それをやれと言っている日本国の元総理大臣もいるけれど。
といって,北朝鮮と話し合いをするのではない。話し合いの余地などない。核放棄を迫るだけだ。だから,事前に締めあげておく必要があるのだ。
● 政治絡みの事件が起きると,SNSがバカの巣窟と化すのはどうしたわけか。TwitterにもFBにも,この元総理大臣以外にも,愚にもつかない珍説と珍談が溢れている。
たとえば,今,Twitterを見ると,アメリカ人の7割が北朝鮮がどこにあるのか知らない,というのが話題になっているのだが,だから何だというのか。
実際,アメリカ人の7割にとっては,北朝鮮がどこにあるかなど,知る必要のない事がらではないか。アメリカは広大で,アメリカ=世界,というアメリカ人が7割くらいいるのは不思議ではあるまいよ。
北朝鮮がどこにあるのか知らない人が7割いても,アメリカはやるときにはやる。
● 時局を見る際の大衆の叡知というのは,SNSなど見向きもしない人たちのところに貯まっているのかもしれない。
バカはおまえだろと言われれば,退散するしかないけどね。
● 最後に。株を持っている人は,売っておくのが良いと思う。今は有事に備えて,キャッシュポジションを高めておくべきではないか。
これについてはまったく自信はないけれど,自分はそう思っているので,すでに準備を完了している。
自国の安全が具体的に脅かされる事態を避けることを優先する。その冷徹さをアメリカは持っているはずだ。大統領がトランプだからではない。他の誰かであっても同じだ。
● 大量の難民が発生するが,それは韓国,中国,日本が対応すべき問題で,アメリカの知ったことではない。
● 先制攻撃すれば北朝鮮側に立つと,中国は言っているけれども,具体的に何ができるわけでもない。指をくわえて見ているしかない。もし,人民解放軍が米軍に一発でも撃ってしまえば,中国の終わりが始まる。
北朝鮮の事後処理についても発言力を失う。北朝鮮の統制は中国がやらなければいけないことなんだが。
● アメリカが踏みきる前に,原油と食糧で締めあげて,北朝鮮を対話のテーブルに着かせないと。それなしで北朝鮮をテーブルに着かせることはできない。普通の大人ならわかっていることだろう。それをやれと言っている日本国の元総理大臣もいるけれど。
といって,北朝鮮と話し合いをするのではない。話し合いの余地などない。核放棄を迫るだけだ。だから,事前に締めあげておく必要があるのだ。
● 政治絡みの事件が起きると,SNSがバカの巣窟と化すのはどうしたわけか。TwitterにもFBにも,この元総理大臣以外にも,愚にもつかない珍説と珍談が溢れている。
たとえば,今,Twitterを見ると,アメリカ人の7割が北朝鮮がどこにあるのか知らない,というのが話題になっているのだが,だから何だというのか。
実際,アメリカ人の7割にとっては,北朝鮮がどこにあるかなど,知る必要のない事がらではないか。アメリカは広大で,アメリカ=世界,というアメリカ人が7割くらいいるのは不思議ではあるまいよ。
北朝鮮がどこにあるのか知らない人が7割いても,アメリカはやるときにはやる。
● 時局を見る際の大衆の叡知というのは,SNSなど見向きもしない人たちのところに貯まっているのかもしれない。
バカはおまえだろと言われれば,退散するしかないけどね。
● 最後に。株を持っている人は,売っておくのが良いと思う。今は有事に備えて,キャッシュポジションを高めておくべきではないか。
これについてはまったく自信はないけれど,自分はそう思っているので,すでに準備を完了している。
2017年9月14日木曜日
2017.09.14 不倫報道
● ただ今のところ,世の中のキーワードの一つは「不倫」。政治家の不倫はおいといて,芸能人の不倫報道に関しては,少し思うところがある。
女優という職業を選んだ女性に対して,一般社会のモノサシをそのまま適用することには,それ自体に疑問あり。
● 女優は恋をすることが仕事のようなものだ。それができなくなったら,廃業するしかないのではないか。
その分,女優は多くのものを失う。いわゆる幸せな死に際を迎えた女優はほとんどいないと思う。
● そこが表現行為が強いる過酷なところだろう。どうでもいい内容をどうでもいい文章でブログに書き散らすのとは訳が違う。
また,そこが表現者の矜恃でもあり,麻薬的なところでもあるのだろう。
● もし,一般社会でいう幸せが欲しければ,女優であることをやめるしかない。山口百恵が典型的にそうだし,最近では(女優ではなかったけれども)橋本奈々未がそうだ。その嚆矢は高峰秀子だったろうか。
● 女優と結婚する男性は,そこは折りこみ済みのはずだ。それでも自分ならやれると思って,女優を妻にしたはずだ。
もしそうでないのならば,自分の器以上のことを覚悟なしにしてしまったのだから,その報いは受けるのが当然だ。
● 日本に姦通罪はない。姦通は少なくとも刑事上は問題にされない。にもかかわらず,特定の領域にいる人たちは刑事罰以上の苦役を受けることになっている。
有名税だと言ってしまえばそれまでなんだけど,税にしては高すぎる。特に,女優にとっては「芸の肥やし」という言葉もある。
● 不倫なんてものは,個人間の問題にすぎない。なのに,自分とは関係ない人たちのこういう出来事を放っておけないところが,日本社会の幼児性といって悪ければ,田舎性を示しているように思える。フランスやイタリアと比べると,何だかなぁという。
これが日本の閉塞性の大きな要因になっているようにも思える。
● 姦通罪(適用されたのは女性のみ)がなくなってから70年が経過している。ここまで不倫を云々するのだから,姦通罪を復活させろというのであればまだ話の筋が通る(ただし,男性にも適用しなければならない)。
が,それに賛成する人はほとんどいないだろう。自分が罪人になってしまうかもしれないじゃないか。
にもかかわらず,特定の領域にいる人たちの不倫をこれだけ騒ぎたてる。これはもう立派ないじめではないか。
● どうも最近の報道を見ていると,社会が子供になっているように思える。何かあるたびに,ママに言いつけてやる,と叫んでいる子供との違いを見出すことは難しい。
あるいは,多くの人が抱え持っている(であろう)不倫願望が,潜在領域から海面上にピョコピョコと顔を出している状態なのだろうか。もしやりたいのなら淡々と実行すればよい。実行者をやっかんでいても仕方がない。
女性の場合は,40代が不倫のラストチャンスになるだろうから(斉藤由貴は50歳だけれど),40歳を過ぎている貴女は急がなくちゃ。
女優という職業を選んだ女性に対して,一般社会のモノサシをそのまま適用することには,それ自体に疑問あり。
● 女優は恋をすることが仕事のようなものだ。それができなくなったら,廃業するしかないのではないか。
その分,女優は多くのものを失う。いわゆる幸せな死に際を迎えた女優はほとんどいないと思う。
● そこが表現行為が強いる過酷なところだろう。どうでもいい内容をどうでもいい文章でブログに書き散らすのとは訳が違う。
また,そこが表現者の矜恃でもあり,麻薬的なところでもあるのだろう。
● もし,一般社会でいう幸せが欲しければ,女優であることをやめるしかない。山口百恵が典型的にそうだし,最近では(女優ではなかったけれども)橋本奈々未がそうだ。その嚆矢は高峰秀子だったろうか。
● 女優と結婚する男性は,そこは折りこみ済みのはずだ。それでも自分ならやれると思って,女優を妻にしたはずだ。
もしそうでないのならば,自分の器以上のことを覚悟なしにしてしまったのだから,その報いは受けるのが当然だ。
● 日本に姦通罪はない。姦通は少なくとも刑事上は問題にされない。にもかかわらず,特定の領域にいる人たちは刑事罰以上の苦役を受けることになっている。
有名税だと言ってしまえばそれまでなんだけど,税にしては高すぎる。特に,女優にとっては「芸の肥やし」という言葉もある。
● 不倫なんてものは,個人間の問題にすぎない。なのに,自分とは関係ない人たちのこういう出来事を放っておけないところが,日本社会の幼児性といって悪ければ,田舎性を示しているように思える。フランスやイタリアと比べると,何だかなぁという。
これが日本の閉塞性の大きな要因になっているようにも思える。
● 姦通罪(適用されたのは女性のみ)がなくなってから70年が経過している。ここまで不倫を云々するのだから,姦通罪を復活させろというのであればまだ話の筋が通る(ただし,男性にも適用しなければならない)。
が,それに賛成する人はほとんどいないだろう。自分が罪人になってしまうかもしれないじゃないか。
にもかかわらず,特定の領域にいる人たちの不倫をこれだけ騒ぎたてる。これはもう立派ないじめではないか。
● どうも最近の報道を見ていると,社会が子供になっているように思える。何かあるたびに,ママに言いつけてやる,と叫んでいる子供との違いを見出すことは難しい。
あるいは,多くの人が抱え持っている(であろう)不倫願望が,潜在領域から海面上にピョコピョコと顔を出している状態なのだろうか。もしやりたいのなら淡々と実行すればよい。実行者をやっかんでいても仕方がない。
女性の場合は,40代が不倫のラストチャンスになるだろうから(斉藤由貴は50歳だけれど),40歳を過ぎている貴女は急がなくちゃ。
2017.09.14 新書3割引
● 八重洲ブックセンターの店頭にこういうコーナーが。新書の一部を3割安く販売。
● 書籍は再販価格維持。しかも,よく売れるものもそうではないものも,あまり価格差がない。同じ新書で同じページ数なら,値段もだいたい同じ。
そうじゃないと困る理由があってそうなっているのだろう。
● しかし,本にも生鮮食品的なところがあるんですねぇ。出版されて期間が経つと,新刊書店でも安く販売する。合理的ですよね,それが。
返品されて裁断されて最後は灰になるよりも,買ってもらって誰かに読まれるのが本にとっては本望のはずだから。
● 本の本体は紙に印刷されている活字にある。ところが,一度読めば活字が消えるというふうにはなっていない。紙だから長くもつ。たいていの本は製本もしっかりしている。
CDを買えば何度でも好きなだけ聴くことができる。本も一度買えば好きなだけ読み返すことができる。
が,一度読めばもうたくさんって本も多いわけで,したがって転売のルートが自ずとできる。読まれた本はブックオフに持ちこまれる。
● 問題は転売するときの価格だ。住宅も自動車もわずかでも使われると,経済価値はガクンと下がるという。
本も同じ。一度読んだ本の価値って,こんなに下がってしまうものかと唖然とする。新品同様の状態であっても,買い叩かれるからね(ということをしばしば聞くので,ぼくはブックオフに持っていったことはない)。
ブックオフでも売れないでズルズル時間が経つと,100円で販売される。読むにはそれで充分なわけだが。
● それとは別に本の鮮度っていうのもあるんですね。鮮度があるということそれ自体は,ぼくのような者にも理解できるんだけど,劣化(経済価値の下落)の速度がこちらの理解をはるかに超えて進行する。
次から次へとおびただしい数の本が刊行されるんだから,刊行後の劣化もそれに似合ったものになるのだろう。
● 半年前に出版された書籍のうち,今も書店の棚に残っているのはどれくらいあるだろう。印税で喰っていくというのはかなり難しい時代になっているんだろうね。
昔,山口瞳さんが「文庫が10冊になるまで我慢しなさい。そうすれば喰っていけるようになるから」と書いているのを読んだ記憶があるんだけど,今ではとても通用しないでしょうね。
文庫といえば岩波,角川,新潮しかなかった時代と今とではぜんぜん違うし,3年間の風雪に耐えたものが文庫になるという状況でもなくなっているし。
● 新書3割引のコーナーを見て,以上のようなことを思った。
● 書籍は再販価格維持。しかも,よく売れるものもそうではないものも,あまり価格差がない。同じ新書で同じページ数なら,値段もだいたい同じ。
そうじゃないと困る理由があってそうなっているのだろう。
● しかし,本にも生鮮食品的なところがあるんですねぇ。出版されて期間が経つと,新刊書店でも安く販売する。合理的ですよね,それが。
返品されて裁断されて最後は灰になるよりも,買ってもらって誰かに読まれるのが本にとっては本望のはずだから。
● 本の本体は紙に印刷されている活字にある。ところが,一度読めば活字が消えるというふうにはなっていない。紙だから長くもつ。たいていの本は製本もしっかりしている。
CDを買えば何度でも好きなだけ聴くことができる。本も一度買えば好きなだけ読み返すことができる。
が,一度読めばもうたくさんって本も多いわけで,したがって転売のルートが自ずとできる。読まれた本はブックオフに持ちこまれる。
● 問題は転売するときの価格だ。住宅も自動車もわずかでも使われると,経済価値はガクンと下がるという。
本も同じ。一度読んだ本の価値って,こんなに下がってしまうものかと唖然とする。新品同様の状態であっても,買い叩かれるからね(ということをしばしば聞くので,ぼくはブックオフに持っていったことはない)。
ブックオフでも売れないでズルズル時間が経つと,100円で販売される。読むにはそれで充分なわけだが。
● それとは別に本の鮮度っていうのもあるんですね。鮮度があるということそれ自体は,ぼくのような者にも理解できるんだけど,劣化(経済価値の下落)の速度がこちらの理解をはるかに超えて進行する。
次から次へとおびただしい数の本が刊行されるんだから,刊行後の劣化もそれに似合ったものになるのだろう。
● 半年前に出版された書籍のうち,今も書店の棚に残っているのはどれくらいあるだろう。印税で喰っていくというのはかなり難しい時代になっているんだろうね。
昔,山口瞳さんが「文庫が10冊になるまで我慢しなさい。そうすれば喰っていけるようになるから」と書いているのを読んだ記憶があるんだけど,今ではとても通用しないでしょうね。
文庫といえば岩波,角川,新潮しかなかった時代と今とではぜんぜん違うし,3年間の風雪に耐えたものが文庫になるという状況でもなくなっているし。
● 新書3割引のコーナーを見て,以上のようなことを思った。
2017.09.14 ねまるちゃ 2017-秋号
● JR駅に置かれている各地方・各県の観光案内冊子の中で,最も出色なのが,富山県の「ねまるちゃ」。
● 富山県の観光コンテンツ,かなりすごい。金沢の隣で地味なイメージがあるんだけど,とんでもないね。
そのコンテンツの中でも最も訴求力が高いのはやはり食でしょう。旨そうなものがあるということ。富山湾を抱えているのは富山県の最大の強みでしょうね。
● これからは富山では蟹なのかぁ。蟹を食べに富山まで行く。贅沢だなぁ。贅沢すぎて,ちょっとできないなぁ。
実際にはロシア産の蟹が多いんだとしても,まぁ,よほどの食通でもない限り,区別なんてできないから,その辺はあまり突っこむところではないな。
● これからの時期は温泉も。ただし,温泉はたいていの県にある。栃木県にも那須,塩原,鬼怒川の三大温泉のほかに,いくつもある。
ので,温泉だけで勝負するのはなかなか厳しい。昔は色気が温泉の付加価値だった。コンパニオンなんて言葉があった。
● が,男性中心の宴会利用は盛りをすぎた。今の会社は一泊の社員旅行なんかしなくなっているだろう。
温泉は,個人で,あるいは家族や友人と行くものになった。メインはたぶん女性客だろう。そうなると,温泉に付加価値を付けるものは,食をおいてほかにはない。
ここでも富山は優位に立てそうな気がする。
● ところで。新幹線と名が付くものには,東海道,東北,上越,秋田,山形の各線にしか乗ったことがない。長野新幹線と北陸新幹線には乗ってない。
つまり,そっち方面にはずっと行っていないってこと。さて,この先,乗る機会はあるだろうか。
● 富山県の観光コンテンツ,かなりすごい。金沢の隣で地味なイメージがあるんだけど,とんでもないね。
そのコンテンツの中でも最も訴求力が高いのはやはり食でしょう。旨そうなものがあるということ。富山湾を抱えているのは富山県の最大の強みでしょうね。
● これからは富山では蟹なのかぁ。蟹を食べに富山まで行く。贅沢だなぁ。贅沢すぎて,ちょっとできないなぁ。
実際にはロシア産の蟹が多いんだとしても,まぁ,よほどの食通でもない限り,区別なんてできないから,その辺はあまり突っこむところではないな。
● これからの時期は温泉も。ただし,温泉はたいていの県にある。栃木県にも那須,塩原,鬼怒川の三大温泉のほかに,いくつもある。
ので,温泉だけで勝負するのはなかなか厳しい。昔は色気が温泉の付加価値だった。コンパニオンなんて言葉があった。
● が,男性中心の宴会利用は盛りをすぎた。今の会社は一泊の社員旅行なんかしなくなっているだろう。
温泉は,個人で,あるいは家族や友人と行くものになった。メインはたぶん女性客だろう。そうなると,温泉に付加価値を付けるものは,食をおいてほかにはない。
ここでも富山は優位に立てそうな気がする。
● ところで。新幹線と名が付くものには,東海道,東北,上越,秋田,山形の各線にしか乗ったことがない。長野新幹線と北陸新幹線には乗ってない。
つまり,そっち方面にはずっと行っていないってこと。さて,この先,乗る機会はあるだろうか。
2017年9月13日水曜日
2017.09.13 貧弱を極めるぼくの音楽環境
● 右の記事は今日の下野新聞。百パーセント誂えの自分だけのイヤホン。なんて世の中なんだ。贅沢すぎる。
これとウォークマンWM1Zでハイレゾ聴きたい。
● けど,イヤホンだけで30万円超。それがニッチではなく,「新たな市場を創出した」というんだから,日本はすごい国だわ。
世に音楽マニアは多いんだな。お金持ちばかりじゃないと思うんだよね,このイヤホン買ってる人。
● 70万円を投入すれば,このイヤホンとWM1Zが整うのか。ぼく,他にお金のかかる趣味って持ってないもんな。これくらいはやっちゃっても,神様は許してくれるんじゃないかな。
って,無理だよねぇ。無理だよ。どう考えたって無理。と思うから,本気で考えてみようと思うところまでいけない。
● もうひとつ,今使っている,ウォークマンNW-A25で充分だと思っているからでもある。さくら市のコジマで2万数千円だったかな。
ヤフオクでハイレゾ対応のイヤホンを買って(こちらは1万円くらい),初めて音を聴いたときは,感動ものでしたよ。「MP3などの圧縮音源やCD音源をハイレゾ相当の高解像度音源にアップスケーリングする「DSEE HX」を搭載。いつも聴いている楽曲がハイクオリティーに生まれ変わります」というのは本当だった。
● たしか,モーツァルトのクラリネット協奏曲を聴いたんだった。音の粒だちが見えるようで,クリアなのに音に深みがあるように感じた。
クリアなのに深いと言ったのは,ぼくらが音を聴いて深みを感じるっていう場合,ピントの合わない少しぼんやりとしたものをそう受けとめてしまうことが多いのではないかと思っているからなんだけど。
● これで,自分がいるとことがコンサートホールになると思ったんだった。何とも大仰なことを思ったものだ。
ま,こういうものってすぐに慣れてしまうから,すでにそれがあたりまえになっている。
● ちなみに,ぼくが持っている音楽環境は以上ですべて。ミニコンポも持ってない。つまり,家では聴かない。
ウォークマンの前はスマホで聴いていた。スマホを持つ前は,ノートパソコンに外付けのスピーカをつないでパソコンで聴いていた(スマホ以前は家で聴いていたんですね。BGMのように流していただけだと思うが)。
自分は本当に音楽が好きなんだろうか。貧弱を極める自分の視聴環境を顧みて,そう思う。
これとウォークマンWM1Zでハイレゾ聴きたい。
● けど,イヤホンだけで30万円超。それがニッチではなく,「新たな市場を創出した」というんだから,日本はすごい国だわ。
世に音楽マニアは多いんだな。お金持ちばかりじゃないと思うんだよね,このイヤホン買ってる人。
● 70万円を投入すれば,このイヤホンとWM1Zが整うのか。ぼく,他にお金のかかる趣味って持ってないもんな。これくらいはやっちゃっても,神様は許してくれるんじゃないかな。
って,無理だよねぇ。無理だよ。どう考えたって無理。と思うから,本気で考えてみようと思うところまでいけない。
● もうひとつ,今使っている,ウォークマンNW-A25で充分だと思っているからでもある。さくら市のコジマで2万数千円だったかな。
ヤフオクでハイレゾ対応のイヤホンを買って(こちらは1万円くらい),初めて音を聴いたときは,感動ものでしたよ。「MP3などの圧縮音源やCD音源をハイレゾ相当の高解像度音源にアップスケーリングする「DSEE HX」を搭載。いつも聴いている楽曲がハイクオリティーに生まれ変わります」というのは本当だった。
● たしか,モーツァルトのクラリネット協奏曲を聴いたんだった。音の粒だちが見えるようで,クリアなのに音に深みがあるように感じた。
クリアなのに深いと言ったのは,ぼくらが音を聴いて深みを感じるっていう場合,ピントの合わない少しぼんやりとしたものをそう受けとめてしまうことが多いのではないかと思っているからなんだけど。
● これで,自分がいるとことがコンサートホールになると思ったんだった。何とも大仰なことを思ったものだ。
ま,こういうものってすぐに慣れてしまうから,すでにそれがあたりまえになっている。
● ちなみに,ぼくが持っている音楽環境は以上ですべて。ミニコンポも持ってない。つまり,家では聴かない。
ウォークマンの前はスマホで聴いていた。スマホを持つ前は,ノートパソコンに外付けのスピーカをつないでパソコンで聴いていた(スマホ以前は家で聴いていたんですね。BGMのように流していただけだと思うが)。
自分は本当に音楽が好きなんだろうか。貧弱を極める自分の視聴環境を顧みて,そう思う。
2017年9月12日火曜日
2017.09.12 久しぶりに「登竜」
● 相方が外で食べたいと言うので,ぼくも帰ってきたばかりでまた外に出るのは億劫だったんだけど,氏家の「登竜」へ。
● 相方は味噌ラーメン。ぼくはといえば,醤油ラーメンを腹一杯喰ってみたいし,カレーも旨いし,チャーハンはもっと旨いし,肉入り野菜炒め定食も食べてみたい。餃子と長芋キムチとご飯を頼むのもありだ。
結局,今まで注文したことのないパーコー盛り定食にした。定食の中では一番安い。650円(+税)。
旨かったですわぁ。ご飯も旨い。億劫さを乗り越えると,いいことが待っておりますな。
● 県外に住む友人が訪ねてきて,氏家を案内することになったとしたら(そんな友人はいないんだけどさ)。ぼくなら「Niwa」ではなく,「登竜」に連れて行く。
彼は,何だ,こんなところに連れてきたのか,という表情を一瞬見せるだろう。ぼくは委細かまわず,肉入り野菜炒めとレバニラと長芋キムチを注文する。自分はハイボール。友人は生ビールをたぶん頼むだろう。
肉入り野菜炒めをひと口食べた瞬間,ぼくがここに連れてきた理由を彼も理解するはずだ。もし,彼がそれでも,“こんなところに連れてきやがって”という表情を見せるようなことがあったら,彼とは絶交するね。ともに語るに足りぬやつだと判断する。
● 氏家に住んでて,歩いてこの店に来られる人が羨ましい。わが家からも車で15分程度ではあるんだけど,いったん帰宅してからまた出かけるというのは,けっこう障壁になる。
● さて,この店,問題がひとつ。
以前,隣の席にいた人が煙草を吸って,相方の気分が悪くなったことがあった(少し,喘息の気があるんですよ)。で,しばらく遠ざかることになったんだけど,7月2日に行ったときは禁煙になっていた。
が,再び,喫煙可になっていたんです。ぼくにはまったく無問題なんだけども,難しい舵取りだね,これはね。
● ここは店側の判断になる。八方美人になろうとせず,店側が喫煙可にしたのなら,こちらはそれを尊重するよ。
結局,今まで注文したことのないパーコー盛り定食にした。定食の中では一番安い。650円(+税)。
旨かったですわぁ。ご飯も旨い。億劫さを乗り越えると,いいことが待っておりますな。
● 県外に住む友人が訪ねてきて,氏家を案内することになったとしたら(そんな友人はいないんだけどさ)。ぼくなら「Niwa」ではなく,「登竜」に連れて行く。
彼は,何だ,こんなところに連れてきたのか,という表情を一瞬見せるだろう。ぼくは委細かまわず,肉入り野菜炒めとレバニラと長芋キムチを注文する。自分はハイボール。友人は生ビールをたぶん頼むだろう。
肉入り野菜炒めをひと口食べた瞬間,ぼくがここに連れてきた理由を彼も理解するはずだ。もし,彼がそれでも,“こんなところに連れてきやがって”という表情を見せるようなことがあったら,彼とは絶交するね。ともに語るに足りぬやつだと判断する。
● 氏家に住んでて,歩いてこの店に来られる人が羨ましい。わが家からも車で15分程度ではあるんだけど,いったん帰宅してからまた出かけるというのは,けっこう障壁になる。
● さて,この店,問題がひとつ。
以前,隣の席にいた人が煙草を吸って,相方の気分が悪くなったことがあった(少し,喘息の気があるんですよ)。で,しばらく遠ざかることになったんだけど,7月2日に行ったときは禁煙になっていた。
が,再び,喫煙可になっていたんです。ぼくにはまったく無問題なんだけども,難しい舵取りだね,これはね。
● ここは店側の判断になる。八方美人になろうとせず,店側が喫煙可にしたのなら,こちらはそれを尊重するよ。
2017年9月9日土曜日
2017.09.09 凜々しい光景
● 宇都宮のイトーヨーカドーで。レジで精算して,買い物カゴから詰め替えるための作業台に。
したらば。小学生の女の子が一心にその作業中だった。あたりを払うというか,誰も私に声をかけるな,近づくな,といったオーラが出ていた。
ので,彼女の横顔しか見てないんだけど,凛々しいとはこういうことを言うのかと思わせるものがあった。
● 父親と二人で来ているようで,台の向こう側に父親が立っていた。品物を入れたマイバッグを肩にかけて,父親と一緒に出口の方に歩いていく。マイバッグは彼女が持ったまま。父親が持とうとしなかったんじゃなくて,彼女が私が持つと譲らなかったのだと思う。
自分が生活を支えるよといった風情があった。覚悟を見せているというか。小学生の女の子ができる範囲で精一杯の。
● その姿が,年の離れた夫婦のようにも見え,恋人同士のようにも見えたよ。十数年後に彼女と結婚するはずの男性が羨ましいと思った。
女の子って時々,そうした風情を醸すことがあるよねぇ。その風情は神聖にして侵すべからず的な強さを発している。他人のことは知らない,でも家族と自分のことは,自分が守るよ,という強さ。
● 恋愛でも結婚でも離婚でも,女性に覚悟を決められたら男はまず太刀打ちできない。女性は小学生ですでに女性になっているんだな。
したらば。小学生の女の子が一心にその作業中だった。あたりを払うというか,誰も私に声をかけるな,近づくな,といったオーラが出ていた。
ので,彼女の横顔しか見てないんだけど,凛々しいとはこういうことを言うのかと思わせるものがあった。
● 父親と二人で来ているようで,台の向こう側に父親が立っていた。品物を入れたマイバッグを肩にかけて,父親と一緒に出口の方に歩いていく。マイバッグは彼女が持ったまま。父親が持とうとしなかったんじゃなくて,彼女が私が持つと譲らなかったのだと思う。
自分が生活を支えるよといった風情があった。覚悟を見せているというか。小学生の女の子ができる範囲で精一杯の。
● その姿が,年の離れた夫婦のようにも見え,恋人同士のようにも見えたよ。十数年後に彼女と結婚するはずの男性が羨ましいと思った。
女の子って時々,そうした風情を醸すことがあるよねぇ。その風情は神聖にして侵すべからず的な強さを発している。他人のことは知らない,でも家族と自分のことは,自分が守るよ,という強さ。
● 恋愛でも結婚でも離婚でも,女性に覚悟を決められたら男はまず太刀打ちできない。女性は小学生ですでに女性になっているんだな。
2017年9月3日日曜日
2017.09.03 お茶漬け
強い塩味,がそれだ。
● たとえば鮭茶漬け。塩をまぶしたというより,塩の中につけ込んでおいた鮭を使ったのだろう。鮭の風味も何もなく,塩の味しかしないような鮭の切り身を焼いて,その残りのカケラを冷や飯(おそらく,米と麦の割合が5:5の麦飯)に載せて,お茶をかけてかきこんだのだろう。
だから,茶漬けは決して旨いものではなかったはずだ。
● ちなみに申せば,夏場には冷や飯に塩を載せて,そこに水を加えて,そのままかきまぜて胃に流しこんだりもしていたろう。
とても食事とは呼べないような,そうした給餌を自分たちに与えていた。昔の日本人にはファストフード以外の食事などなかったのではないかと思うほどだ。
● その茶漬けを旨いものに変えたのが永谷園と丸美屋だ。茶漬けをインスタントにした。
お茶をかける茶漬けは,今のぼくらはまず食べることがない。ちょっと高級な旅館に泊まったときに,あるいは出てくるかもしれない。その程度のものだ。
普通は,白湯をかける。ぼくらがお茶漬けというとき,それはご飯に一袋の永谷園の“海苔茶漬け”をふりかけて,お湯をかけたもののことだ。
“海苔茶漬け”の中に抹茶が入っているんだから,白湯をかけても茶漬けと呼んでいいわけだ。
● じつにインスタント。でも,そのことによって,ぼくらは美味しい茶漬けを食することができるようになったというものだ。
そうではない高級茶漬けは,それこそ高級旅館に泊まったときか料亭にでも行ったときに,所望すれば作ってもらえるだろう。由来からすれば高級と茶漬けは相容れないだろうけれども,由来は由来でしかなく,今は成立するようになっているのだろうから。
● 今日は永谷園ではなく,丸美屋の製品を使ってみた。梅干しをひとつ入れると,一段と旨くなりますなぁ。
2017年9月2日土曜日
2017.09.02 烏山の「ステーキハウス クローバー」
● 烏山の「ステーキハウス クローバー」に。もちろん,ランチ。お久しぶり。
11時半には着いたんだけど,駐車スペースを見つけるのに苦労した。ウェイティングルームも満席で,外で待つことになった。
むしろ,午後1時半過ぎあたりに行った方が待たずにすむだろう。一番いいのは予約しておくことだけど。
● サラダ。何の変哲もない。のに旨い。グリーンドレッシングがよろしおます。
肉の旨さは言うまでもないが,ご飯が旨いんです。ご飯に味噌汁をかけて,ガーッとかき込みたい衝動がこみあげてくるんですよ。
食後のアイスクリーム。小さかった息子が大好きだった。親二人の分もペロッと食べていた。栃木県で二番目に旨いね,と生意気を言っておった。それをここに行く度に思いだす。
● クローバーステーキランチが約1,600円。数年前より400円ほど値上がりしているんだけど,それでも価格以上のものを提供してもらっている感がある。
料理じたいもさることながら,接客も含めて。おそらくヨソからスカウトしてくるなんてことはやっていないと思う。接客経験などない人をイチから教えて,現場に出しているんだと思うんだけど,その教育機関としてもかなり成果をあげているように思われる。
● ウェイティングルームに雑誌が各種,バックナンバーも含めて置いてある。特に自転車関係の雑誌があるので,待つことがじつは苦にならない。ぼくの場合は,だけど。
11時半には着いたんだけど,駐車スペースを見つけるのに苦労した。ウェイティングルームも満席で,外で待つことになった。
むしろ,午後1時半過ぎあたりに行った方が待たずにすむだろう。一番いいのは予約しておくことだけど。
● サラダ。何の変哲もない。のに旨い。グリーンドレッシングがよろしおます。
肉の旨さは言うまでもないが,ご飯が旨いんです。ご飯に味噌汁をかけて,ガーッとかき込みたい衝動がこみあげてくるんですよ。
食後のアイスクリーム。小さかった息子が大好きだった。親二人の分もペロッと食べていた。栃木県で二番目に旨いね,と生意気を言っておった。それをここに行く度に思いだす。
● クローバーステーキランチが約1,600円。数年前より400円ほど値上がりしているんだけど,それでも価格以上のものを提供してもらっている感がある。
料理じたいもさることながら,接客も含めて。おそらくヨソからスカウトしてくるなんてことはやっていないと思う。接客経験などない人をイチから教えて,現場に出しているんだと思うんだけど,その教育機関としてもかなり成果をあげているように思われる。
● ウェイティングルームに雑誌が各種,バックナンバーも含めて置いてある。特に自転車関係の雑誌があるので,待つことがじつは苦にならない。ぼくの場合は,だけど。
2017年9月1日金曜日
2017.09.01 新橋で飲んだ
やっとその念願を果たすことができた。「馬力」という店。新橋村の一員になれた。
● まだ明るい午後の4時。にもかかわらず,満席状態。皆さん,出張族ですか。ぼくと同様,ヨソからやって来た人たちですか。
聞こえてくる話は,ほぼすべてが会社での仕事のこと。愚痴も含めて。相当な活気。
● 仕事に関していえば,部活のノリでやれる人が最強だと思う。この仕事が社会に役に立つんだろうか,などと考えてしまうのは最悪。内省型はいけない。放っておくて内省型になりがちな人が多いのではないか。ご注意あそばせ。
その部活のノリを維持するには,こうした飲み屋が不可欠なのかもしれないな。
● しかし,あれだな。飲むと子供に帰るね。皆さん,子供に戻って口角泡を飛ばすといった感じ。
この世には子供と年取った子供の2種類の人間が棲息している,ということがシミジミと理解できるぞ。
この時期に刺身で出すというのは,技術革新がこの分野でも着々と進行していたってことの証左だと思いたい。
まさか,エイヤッとやっているわけではあるまいからね。
● 酒はこういう気安いところで,何ということのない安い酒を飲むのが一番ですな。もっとも,ぼくはハイボールがメインなので,飲む酒すべてが安い酒になるんだけど。
● 〆は某ラーメン店。博多ラーメン。680円。2玉まで替え玉無料。一回だけ替え玉を所望。
いやいや,新橋はいいなぁ。また飲みたいよ。大満足だ。
● これだけの繁華街なんだから,もっとディープな場所があるはずだ。少し危険な臭いが漂うところとか。実際,客引きボーイ(ガール)も頑張っているしね。
でも,さすがにディープさを求める気力と体力はもうない。経済力もない。そういうところには近づかないのが身のためということはわかっている。
2017.09.01 銀座のG-SIX
● 今年の黄金週間に一度行っている。開店して間もない頃。入場制限のかかったTDLかと思うような混雑ぶりだった。
今日は二度目。しかも,平日の午後。だいぶ落ち着いていた。
● まず,前回は行けなかった屋上に行ってみた。庭園になっている。銀座の真ん中にこういう空間があるとは。
神社まであった。銀座にあるお社は稲荷社が多いですな。ここもそう。稲荷社は商売の神様なんですかね。
● これから天気のいい日にここで過ごすのはアリだなぁと思った。ぼくは田舎に住んでいるんで,近くに自然はいくらでもあるんだけど,ここは蚊がいない。こちらにとって都合のいい自然だけがある。
つまり,それは自然ではないんだけど,くつろげることは間違いない。よくできた公園だ。
● その屋上で弁当を食べている女の子がいた。そうか,こうすれば,お金を使わないですむのか。
ここは弁当やおにぎりを食べたくなる空間だしね。彼女,頭がいい。
● 13階のレストラン街に「てんぷら山の上」も入っている。こういうところで食事をしたり酒を飲んだりできる余裕のある大人には,ぼくはついになれなかったが。
● 前回,蔦屋書店で見かけた450万円の万年筆はなくなっていた。って,ぼくの見間違いだったのか。45,000円だったのか。
同じ場所にあるスタバではメニューにワインがあったと記憶しているんだけど,それも記憶違いか取扱いが変わったのか,どうもワインはないようなのだった。
今日は二度目。しかも,平日の午後。だいぶ落ち着いていた。
● まず,前回は行けなかった屋上に行ってみた。庭園になっている。銀座の真ん中にこういう空間があるとは。
神社まであった。銀座にあるお社は稲荷社が多いですな。ここもそう。稲荷社は商売の神様なんですかね。
● これから天気のいい日にここで過ごすのはアリだなぁと思った。ぼくは田舎に住んでいるんで,近くに自然はいくらでもあるんだけど,ここは蚊がいない。こちらにとって都合のいい自然だけがある。
つまり,それは自然ではないんだけど,くつろげることは間違いない。よくできた公園だ。
● その屋上で弁当を食べている女の子がいた。そうか,こうすれば,お金を使わないですむのか。
ここは弁当やおにぎりを食べたくなる空間だしね。彼女,頭がいい。
同じ場所にあるスタバではメニューにワインがあったと記憶しているんだけど,それも記憶違いか取扱いが変わったのか,どうもワインはないようなのだった。
2017.09.01 ヱビスビール記念館
● この施設はサッポロビールの広報施設ということになるんだろう。単独では採算は取れていないだろう。
が,以前に比べると,“テイスティングサロン”の席数が大きく増えている。ぼくもそうなんだけど,記念館の展示物の見学はスルーして,“テイスティングサロン”に直行する人が大半で,そういう人たちが増えているのだろう。
● それがビール記念館にとって喜ばしいことなのかどうなのか。そこはわからない。というか,記念館側にすれば見学をして欲しいだろうけどね。
ともあれ。ここで飲むビールはたしかに旨いと思う。恵比寿に来て,ここに寄らずに帰るのは,けっこう以上に難しい。
● でも,ここは居酒屋じゃないからね。場所がらもある。居酒屋のように使っちゃいけないよね。酔っ払って大声を出すなんてのは論外。
実際,そういう人を見たことはない。場所が人の行動を自ずと制限するということはあるんでしょうね。
● ここで飲むのは2杯までにとどめておきたいものだ。旨いのは間違いないから,つい3杯目を飲みたくなるんだが。
長居してもいけないところなんだろう。静かに旨いビールをスッと飲んで,サッと離れるのがいいようだ。
が,以前に比べると,“テイスティングサロン”の席数が大きく増えている。ぼくもそうなんだけど,記念館の展示物の見学はスルーして,“テイスティングサロン”に直行する人が大半で,そういう人たちが増えているのだろう。
● それがビール記念館にとって喜ばしいことなのかどうなのか。そこはわからない。というか,記念館側にすれば見学をして欲しいだろうけどね。
ともあれ。ここで飲むビールはたしかに旨いと思う。恵比寿に来て,ここに寄らずに帰るのは,けっこう以上に難しい。
● でも,ここは居酒屋じゃないからね。場所がらもある。居酒屋のように使っちゃいけないよね。酔っ払って大声を出すなんてのは論外。
実際,そういう人を見たことはない。場所が人の行動を自ずと制限するということはあるんでしょうね。
● ここで飲むのは2杯までにとどめておきたいものだ。旨いのは間違いないから,つい3杯目を飲みたくなるんだが。
長居してもいけないところなんだろう。静かに旨いビールをスッと飲んで,サッと離れるのがいいようだ。
2017.09.01 「YEBIS STYLE」
● 恵比寿ガーデンプレイスに置いてある「YEBIS STYLE」。フリーペーパーでこれほどお金をかけているのはそうそうないと思う。ルックスも中身も。それ以前に紙質がいいや。
51号は「知的冒険の夏。」。コピーに“。”を打つのは,糸井重里チック?
● まず,表紙を飾るモデルさんが垢抜けている。今回は門脇麦さん。子どもの頃から本の虫だった。巻頭を飾るのも彼女のインタビュー記事。
次なる記事は,星野概念(精神科医),武田カオリ(ミュージシャン),菅原敏(詩人)の3人による「大人の読書会」。取りあげるのは宗田理『ぼくらの七日間戦争』。
さらに,奥本大三郎とカブトムシゆかりの昆虫の話。
● YEBIS GARDEN CINEMAも恵比寿のイメージを作るのに与って力がある(と思う)。その紹介コラムである「恵比寿シネマ案内」も連載記事のひとつであるようだ。
このあとは広告連動記事。が,その広告も読ませる内容になっている。バックナンバーを揃えたくなるほどのクオリティ。
● 恵比寿ガーデンプレイスサッポロビール工場跡地を再開発したところで,再開発事業の事業主も当然,サッポロ。そのサッポロ不動産開発株式会社が発行元になっているんだから,お金もかけられるんでしょうね。
● 「恵比寿。あなたは,大人の街になれ。」がここ数年来,恵比寿の運営指針(?)になっているんだけど,これもサッポロが主導権を取れるからまとめやすいんだろう。
大人の街というのは,渋谷との対比を強調したものかもしれないし,ここでいう「大人」とはお金を使ってくれる人という意味かもしれないんだけどね。
51号は「知的冒険の夏。」。コピーに“。”を打つのは,糸井重里チック?
● まず,表紙を飾るモデルさんが垢抜けている。今回は門脇麦さん。子どもの頃から本の虫だった。巻頭を飾るのも彼女のインタビュー記事。
次なる記事は,星野概念(精神科医),武田カオリ(ミュージシャン),菅原敏(詩人)の3人による「大人の読書会」。取りあげるのは宗田理『ぼくらの七日間戦争』。
さらに,奥本大三郎とカブトムシゆかりの昆虫の話。
● YEBIS GARDEN CINEMAも恵比寿のイメージを作るのに与って力がある(と思う)。その紹介コラムである「恵比寿シネマ案内」も連載記事のひとつであるようだ。
このあとは広告連動記事。が,その広告も読ませる内容になっている。バックナンバーを揃えたくなるほどのクオリティ。
● 恵比寿ガーデンプレイスサッポロビール工場跡地を再開発したところで,再開発事業の事業主も当然,サッポロ。そのサッポロ不動産開発株式会社が発行元になっているんだから,お金もかけられるんでしょうね。
● 「恵比寿。あなたは,大人の街になれ。」がここ数年来,恵比寿の運営指針(?)になっているんだけど,これもサッポロが主導権を取れるからまとめやすいんだろう。
大人の街というのは,渋谷との対比を強調したものかもしれないし,ここでいう「大人」とはお金を使ってくれる人という意味かもしれないんだけどね。
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