● 今日は芳賀町民会館に出かける用事があった。時間があったので,その前に芳賀町図書館を覗いてみた。
「知恵の輪館」というらしい。外見は立派な建物だ。人口が1万5千人の町にしては,ありえないほどの立派さだ。芳賀町は県内でも有数の富裕な町だ。HONDAのお陰でしょうね。
● 内部も立派だ。天井が高く,全体的にゆったりしている。圧迫感というものが微塵もない。トイレや会議室などの附帯施設もきれいで使いやすい(ようだ)。
開架図書はさほどに多くはない。が,書架が低いのと書架と書架の間にたっぷり空間があるので,優雅な気分で本を探すことができる。
● 町や市によっては,ここがギュウギュウになっているところがある。踏み台に乗らないと届かないくらいに書架が高かったりする。狭い空間にできるだけ多くの本を詰めこもうとしている。
図書館はそれでいいのかもしれないけどね。
● 図書館って本を借りるところではあっても,本を読むところではないと思っていた。本を読むには適さない場所だ,と。なぜって,うるさいから。
が,ここはゆったりとしているうえに静かだ。しかも,本を読むための椅子やソファがたくさんある。これまた空間を贅沢に使った配置になっている。
● しかも,土曜の午後だというのに静かなのだ。まぁ,これはたまたま今日,地元の小学校の運動会があったためかもしれない。普段より利用者が少なかった可能性はある。
ともあれ,ここなら本が読める。珍しい図書館だ。
● それもこれもHONDAのお陰。そのお陰をぼくも被りたくなって,利用者カードを作ってもらった。栃木県央6市4町による広域利用制度というのがあるらしく,芳賀町に住んでいなくても利用者カードが作れるのだ。
できれば,6市4町のどれかのカードを持っていれば,そのカードでどの図書館も利用できるようにしてくれるとありがたいんだけど,そこまでは行っていないらしい。
● これならすべての棚をじっくりと見て回る気になる。書店で本を買うときもそうだし,図書館で本を探すときもそうなんだけど,自分に馴染みのある分野のところしか見ない。それでだいぶ損をしているかもしれないと思うことがある。
自分の好みはいったん置いて,すべての分野を眺めてみると,新たな発見があるのではないか。が,わかっていてもなかなかできない。それをこの図書館でやってみようかなと思う。
● 芳賀町図書館ならわが家から自転車で行ける距離(10数㎞)。そんなにしばしば利用させてもらうことはないと思うけど,年に何回かはお世話になるんじゃないかな。
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