2017年9月22日金曜日

2017.09.22 勤務態度良好なのに懲戒処分

● 右は9月22日の読売新聞。
 彼,真面目な男なんでしょ。高校を卒業してすぐに消防で働きだして,慰謝料や養育費をきちんと払っていたようだし。
 勤務態度が良好なら他は問わない,というところまで社会の熟度が上がってくれれば。

● だいたい,副業禁止なんておかしいだろ。何で雇用者側がそこまで規制できるのかさっぱりわからない。勤務時間以外に何をするかまで差配できるっていうのは,どんな根拠に依るのだ?
 副業をやっていて,勤務態度に問題が見られたら,そこを理由に何らかの処分をするというならわかるんだけど,予め副業を禁止できるっていう神的地位を雇用者に与えるっていうのがね。
 いったん就職すると,就職先に1日24時間すべて,全人格的に支配されることになるのか,と言いたくなる。

● 支配する側だって,そんなの支配しきれないだろ。取りこぼしがあるに決まっている。勤務態度自体を把握するのだって容易じゃないだろ。っていうか,把握なんかできてないだろ。上司は上司で,自分のことだけで手一杯だろうし。
 勤務外のことなんて,実際には手の出しようがないじゃないか。だから,必ず後出しジャンケンになる。上司は訓告などという,形式だけを整えた決着になる。バカバカしいじゃないか。

● 彼,惜しむらくは結婚が早すぎたか。おそらく「授かり婚」だったのではないか。ヤリたくて目がくらむという罠に落ちてはいかんのだがな。
 しかし,このあたりは制御できるかどうか微妙なところだ。誰もが危うい道を歩いていて,髪の毛一本の差で,将来の明暗が分かれるというのが実際のところかも。

● が,これで暗と決まったわけでもない。居直ってAVで稼ぐという手もある。
 考えようによっちゃ美味しい仕事だ。ヤリたい度合いが強すぎてAV男優になったって人もいるようだしね。ある意味,男の鑑だね。

● 人生がどう展開していくかなんてわからない。人智を超えている。人智を超えたものをあまり考えても仕方がない。
 どうにかなるのが人生だと気楽に思えるのも,立派な才能のひとつだと思う。

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