● 右の記事は今日の下野新聞。百パーセント誂えの自分だけのイヤホン。なんて世の中なんだ。贅沢すぎる。
これとウォークマンWM1Zでハイレゾ聴きたい。
● けど,イヤホンだけで30万円超。それがニッチではなく,「新たな市場を創出した」というんだから,日本はすごい国だわ。
世に音楽マニアは多いんだな。お金持ちばかりじゃないと思うんだよね,このイヤホン買ってる人。
● 70万円を投入すれば,このイヤホンとWM1Zが整うのか。ぼく,他にお金のかかる趣味って持ってないもんな。これくらいはやっちゃっても,神様は許してくれるんじゃないかな。
って,無理だよねぇ。無理だよ。どう考えたって無理。と思うから,本気で考えてみようと思うところまでいけない。
● もうひとつ,今使っている,ウォークマンNW-A25で充分だと思っているからでもある。さくら市のコジマで2万数千円だったかな。
ヤフオクでハイレゾ対応のイヤホンを買って(こちらは1万円くらい),初めて音を聴いたときは,感動ものでしたよ。「MP3などの圧縮音源やCD音源をハイレゾ相当の高解像度音源にアップスケーリングする「DSEE HX」を搭載。いつも聴いている楽曲がハイクオリティーに生まれ変わります」というのは本当だった。
● たしか,モーツァルトのクラリネット協奏曲を聴いたんだった。音の粒だちが見えるようで,クリアなのに音に深みがあるように感じた。
クリアなのに深いと言ったのは,ぼくらが音を聴いて深みを感じるっていう場合,ピントの合わない少しぼんやりとしたものをそう受けとめてしまうことが多いのではないかと思っているからなんだけど。
● これで,自分がいるとことがコンサートホールになると思ったんだった。何とも大仰なことを思ったものだ。
ま,こういうものってすぐに慣れてしまうから,すでにそれがあたりまえになっている。
● ちなみに,ぼくが持っている音楽環境は以上ですべて。ミニコンポも持ってない。つまり,家では聴かない。
ウォークマンの前はスマホで聴いていた。スマホを持つ前は,ノートパソコンに外付けのスピーカをつないでパソコンで聴いていた(スマホ以前は家で聴いていたんですね。BGMのように流していただけだと思うが)。
自分は本当に音楽が好きなんだろうか。貧弱を極める自分の視聴環境を顧みて,そう思う。
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