2018年6月16日土曜日

2018.06.16 「ねまるちゃ」夏号

● 夏の富山は立山黒部アルペンルート,内川遊覧,氷見沖クルージング・・・・・・。立山黒部アルペンルートはともかく,内川遊覧や氷見沖クルージングとなると,富山以外にも似たようなものがあるに違いない。

● 富山に限らず,夏の観光は難しい。夏は日本全国どこでも暑いからだ。北海道と沖縄の気温差がほとんどない。気候が同じであれば,景観やアミューズメントも似たものにならざるを得ない。どこに行っても代わり映えがしない。
 これが冬になるとまったく状況が異なってくる。札幌と那覇では平均気温で20度も違う。気温に加えて,雪だ。日本海側は雪国になる。関東はカラッカラに乾燥する。日本は旅するに値する広い国になる。

● 観光とひと言で言っても,自然景観や都市景観,祭り,神社仏閣などなど,様々な要素がある。それらの中で観光客を惹きつける第一のものは何かといえば,食ということになるだろう。これに勝るものはおそらくないかと思われる。
 食もまた夏場は均一化する。宇都宮の餃子のように春夏秋冬いつでも食べられるものもあるけれども,その時期にその場所にいかないと食べられないものが,ありがたみがある。稀少価値という言葉に置き換えてもよい。

● 富山もやはり冬だ。冬の豊穣さが圧巻だと思われ。海を抱える強みだ。
 海なし県の住人のたわごとかもしれないんだけど。海なし県の住人は,海の幸というものに極端に弱いのだ。イチコロで参ってしまうのだ。

● 夏の富山の食べ物は蕎麦らしいのだな。蕎麦は栃木も旨いからね。蕎麦を食べるためにわざわざ富山に行くのは,酔狂の域を出ない。

0 件のコメント:

コメントを投稿