2018年6月26日火曜日

2018.06.26 日本(人)の印象を良くする行為

● 右は今日の下野新聞。
 日本の印象が相当良くなっているらしい。こういうことが外交政策や商取引でもジワジワと効いてくるのかもしれないねぇ。日本(人)の言うことなら耳を傾けようかという外国人が増えるのかも。
 やっていることはごく些細なことなんだけれども,場所が場所だけに,広告効果はものすごい。広告費に換算すれば(換算の仕方にもよるけれども)4桁の億に達するかもなぁ。

● 同じことを,ぼくはアメリカと台湾に対して思っている。
 東日本大震災のとき,津波で流された人たちの遺体を回収するという,最も辛くて気の思い任務を主に遂行してくれたのは,アメリカ軍の海兵隊だった(自衛隊は補助に回ったにすぎない)。遺体を発見することじたい,アメリカ軍の探査技術をもってするのでなければ不可能だった。
 今はトランプがどうの,保護貿易がどうのと,アメリカに対する批判がかまびすしいが,それはそれ,これはこれ,だ。受けた恩義を忘れちゃいかんよ。

● ちなみに申せば,こういう重要なことを,朝日・毎日・東京に代表される日本の左派マスコミは報道しない。どうにも困ったことで,権力をチェックすることがメディアの役割だなどと思いあがっていないで,まずは事実の報道に徹してもらいたいものだ。評価は国民がする。メディアが直接やる必要はない。
 だものだから,新聞を丹念に読む層(中高年に多いだろう)ほど知的水準が劣化するという,笑えない話が出てきてしまう(と言いながら,その新聞記事を素材にして,これを書いているんだけどさ)。
 今でも朝日新聞をクオリティーペーパーだと思っている人が,70代以上には多いのじゃないかと推測するが,知的水準が劣化して固まってしまうと,そういうことになる。

● 台湾もそうだ。東日本大震災や熊本地震のときの台湾からの義捐金。額もさることながら,その圧倒的なスピードには度肝を抜かれつつ,しみじみとありがたかった。
 こういうことがあると,お返しをしたくなる。自分にできるお返しは何だと考えることになる。台湾地震のときには喜んで寄付に応じた日本人が多かったはずだろう。

● ぼく一個に関していえば,スマホを国産から台湾製に替えた。好きで乗っている自転車もGIANTのロードバイクにした。パソコンも台湾製品を2台買った。
 こんなのは微々たるものだ。いや,微々たるもの以前だ。が,集合の力というものがあるはずだと思う。

● 台湾に行って飲食や宿泊でお金を落としてくるのが,自分にできる最大のお返しだと思うんだけれども,台湾にはまだ行ったことがない。
 台湾ってすごい人気らしいんだよね。わが家では,相方がJALカードを使ってせっせと買い物をしてマイルを貯め,そのマイルを航空券に替えて出かけることになるんだけど,台湾路線はマイル用の航空券がほとんど出てこないらしいんだよ。
 まぁ,でも。いずれ行くよ,台湾。

● この記事の日本人の行為は,そういうものとはやや趣を異にするけれども,日本の印象をすこぶる良くする。
 個人にしても国にしても,印象を良くするって大事なんだなぁ。この方面での努力を,自分はまったくしていないけどね。

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