2019年9月29日日曜日

2019.09.29 新宿散歩-新宿パークタワー

● 今日も新国立劇場から新宿駅まで歩くことにして。甲州街道の右岸側(?)を歩いてみた。つまり,新宿から山梨方面を向いたときの右側ってことね。
 右岸側で最も目につくのは新宿パークタワーでしょうかね。ランドマークになっているかもしれない。いや,なってるんでしょうね。

● 39階から上がパークハイアットになるわけね。泊まったことはないし,これからも(たぶん)ないだろう。第1にお金の問題。第2に場所が西新宿とあっては,さほどに面白くもなさげだということ。
 高層階からのビューは今でもウリではあるんだろうけどね。

● さほどに面白くもなさげだと書いたけれども,これだけの人口を集めているのに,何だかパッとしないんだよねぇ。華がないっていうかね。
 どういうことなんだろう。このエリアは昔からそうなんだろうか。これだけの高層ビル街になると,どうしてもこういうことになるんだろうか。

● たぶん,今でも人の回遊路は歌舞伎町から花園神社界隈ということになっているんじゃなかろうか。そうでもないのかな。
 正直,新宿はあまり来たいところじゃないもので(だいたい駅で迷うんだから),どうも勝手がわからないんだけど,要はここを歩いていてもまったく面白くない。

● 対岸では文化学園がオアシス的な役割を果たしているのだけども,正直,砂に呑みこまれそうなオアシスという感もある。休日には学生さんがいないからで,平日に来ると違う印象になるのかもしれないが。
 此岸ではパークハイアットに入れば,絢爛たるオアシスが広がっているのかもしれないけれども,野外にオアシスはない。

● さて,新宿駅に着いた。長距離バスの発着所がある。一度行ってみたことがあるんだけど,新宿とは思えない人口密度の低さ。
 華やぎとは無縁ながら,雑踏に疲れたとき,ここに行くとホッとする。つまり,ここは田舎者のオアシスになる。

2019.09.29 サバが好き

● セブンイレブンの“炙り焼きさば御飯”が旨いと思うわけだけども,それに限らず,サバって旨いよね。
 ちなみに,うちの相方はアレルギーがあってサバが食べられないのはお気の毒。いくぶんか人生を損しているな。

● 最近でいうと,まず16日。錦糸町駅地下の「庄や」でサバ焼き定食(750円)を食べた。失礼ながら,「庄や」はすでに盛りを過ぎた印象があるが,「はい,喜んで」は健在だった。
 サバの塩焼きと味噌汁とご飯。不味いわけないよね。

● 22日。自宅から新宿に出て,京王新線で初台。
 オペラシティにあるファミマで“熟成サバほぐしご飯”を買って食べた。失礼ながら,ファミマのサバご飯はセブンイレブンのより少し落ちる。が,ほぐしたサバが載ってるんだから,不味かろうはずはない。

● で,今日。今日も初台。22日と同じファミマで,今回は焼サバおにぎりを食べた。昼も近くの弁当屋(キッチンオリジン)でサバ塩焼き弁当を買って食べた。
 もう少し塩気を増やすか,醤油を付けて欲しいと思ったけど(栃木の民としてはね),これまた基本,不味かろうはずがない。

● というわけで,われながらサバが好きなんだなと思う。居酒屋でも,サバの塩焼きがあればだいたい注文している気がする。サバの塩焼きにダボダボ醤油をかけてハイボールの肴にするのは最高だと思っている。
 家でもサバ缶でハイボールを飲むことがあるけれど,さすがに塩焼きの方が旨いんだわ。サバ缶は味噌煮じゃなくて水煮の方がいいですかね。ここにやはり醤油を加える。でもって,ハイボール。

● 願わくば,サバ様におかれましてはずっと変わらず,大衆魚であり続けて欲しいものだ。

2019年9月28日土曜日

2019.09.28 岡本の「宇都宮スパ屋」

● 相方が行きたがってね。クーポンか何かを持ってるみたいなんですよ。今月中に使わないとっていうわけなんでしょ。これって店側の思うつぼですけどねぇ。
 でも,ま,スパ屋なら間違いないとぼくも思っているので,反対する理由はない。

● 今回はセットメニュー。セットだと,ピザもパスタもいくつかの中から選択できますわな。こういうとき,できるだけ高いものにしようとするのは,女性一般の傾向なんでしょうか。
 ピザもパスタも安いものの方が旨いと思うので,ピザなんかマルゲリータの一択だと思うんだけど,ぼくがそう言うと,相方がけっこうイヤな顔をするんだよね。

● チーズのピザ。蜂蜜が一緒にでてきた。たしかに合うのだな。合うというか,これはハマるかもしれないよね。これを知ると,蜂蜜以外はあり得ないと思うかも。
 ところがどっこい。タバスコをたらしても旨い。慣れた味をより旨いと感じる保守性が,人の味覚にはビルトインされているのかも。ぼくは,どちらかと言えば,タバスコ。

● 続いてパスタ。ぼくはベーシックなニンニクとトマトのパスタ。相方はワタリガニのトマトクリームソース。
 相方が唐突に,若い頃はカルボラーナ以外は食べなかったと言いだす。何が言いたいのだろ。年を取ると好みも変わるね,と言いたかったんかいな。
 若くなくてもカルボラーナを食べたらいいじゃないか。ベーシックなところは変わらないと思うんだけどね。子供の頃の味覚体験からはなかなか自由になれない。
 ただ,蕎麦は子供の頃は食べられなかった。総じて麺類はあまり好きじゃなかった。変わるのかね,やっぱり。

● ピザでほぼ満腹。なのに旨い。セブンプレミアムのレトルトミートソースと乾麺で充分に旨いと思っている。じつは,今朝もそれを食べたのだ。
 トマトとニンニクのさらさらスープに生パスタ。さすがに別次元でしょうなぁ。さらさらスープに生パスタだと,さながらうどんのようにズルズルと啜りこみそうになるのが,少々困ったところではある。

● 最後にデザートとコーヒー。これで1人1,680円(+税)。食べないと損という気分になるかねぇ。充分にレストラン体験を味わえるわけだしね。
 毎度のことだけど,ここで酒を飲んでみたいよね。肉料理がいくつかある。肉を肴に赤ワインを冷やしてもらってやりたい。

● あ,この時間帯の唯一の問題点。昼時だと駐車場がいっぱいで,車を停めづらいこと。

2019年9月26日木曜日

2019.09.26 1人じゃ寂しいからパートナーが欲しい,って?

● 死別か離別か知らないが,1人で暮らしている女性がいる。子供も大きくなって巣立っていった。寂しいのでパートナーが欲しいという。
 男は孤独になる時間がないと男を維持するのが難しくなるが,女はずっと孤独だと女を維持することは難しい,と言われる。たしかになと思う。女からお喋りを取りあげるのは,女じゃなくなれと言うに等しい。ほとんど拷問に近いのではないかと思う。

● そのことと1人では寂しいからパートナーが欲しいというのは,つながりそうだが別の話ではないかと思う。
 これに対する自分の意見を本人に告げる必要はないが,たぶんそれではダメだと思う。寂しいという観念的というか一般状況がまずあって,それを埋めるための道具としてのパートナー。そもそもダメでしょ。動機が不純すぎる。その寂しさは引き受けるしかないものでしょ。

● 寂しさを他人に埋めてもらおうというのはダメ。人は自分の道具ではない。人に対する操作主義は排さないと。寂しさは自分の行為によって埋めるものだ。
 まずあるべきなのは,この人となら一緒にいたいと思う,具体的な“この人”だ。それが出発点のはず。20歳でも60歳でも,そこは同じだろう。

● 恋愛するにも能力が必要だ。恋愛能力。その能力は若い人が多量に保持している。経験が少ない分,簡単に異性に幻想を持てるということもあるだろう。年を取れば,どうせ男はこんなもの,しょせん女はそういうもの,という的確な見切りができるようになる。性欲も若い頃に比べればないに等しい。
 そういう状況で恋愛するのは困難だとは思うけども,しかし,それなくしてパートナーとの共同生活はない。

● だから,まずやるべきなのは,出会いを増やすこと。そのためには,とにかく外に出ないと。人が集まっているところにひょっこり行ってみること。打席に立つ回数を増やすこと。
 で,“この人”と出会えるか出会えないか。それはわからない。わからないけれども,人事を尽くすとはそういうことだと思う。

● 寂しさを埋めるためのパートナー探しも同じ方法でやるしかないわけだから,方法論は共通だ。じつは結果もさほど変わらないかもしれない。それでも,出発点が“寂しい”なのか“この人”なのかは,人品骨柄にまで影響しそうな気がする。
 理想をいえば,打席に立つのは自分で寂しさを埋めることができた後にするのがいいんじゃなかろうか。寂しくはないけれども,好きな人と一緒に暮らしたいという,マイナスではなくゼロ地点に立ててから,打席でバットを振るのがいいのかもなぁ。

2019年9月23日月曜日

2019.09.23 烏山線沿線ウォーク

● 烏山線沿線ウォーク。その名のとおり,宝積寺駅から烏山駅まで,線路に沿った道路を歩こうということ。
 かつては3月末に開催されていた。東日本大震災の年は中止になって,その後もしばらく催行していなかったんじゃないだろうか。
 しかし,再開された。が,時期は一定しなくなったか。昨年は黄金週間中の開催だった。今年は黄金週間に開催しなかったのでやらないのかと思っていた。ら,前日,9月23日にやるよという案内はがきが届いた。

● で,出発地になる宝積寺駅前ちょっ蔵広場に。午前9時。
 したら。ただならぬライダーの集団。何があるのだ?
 参加者の1人に訊いてみた。宝積寺から烏山まで往復するらしい。往復で70kmだそうだから,単に県道を往復するわけではないっぽい。
 70km程度ではロードバイクにサイクルジャージじゃ大仰じゃないか。内装3段のママチャリでいいんじゃないか。そのママチャリで参加している人もいた。

こういう催しでした
● まぁいい。ぼくはぼくで,今日はウォークの方に参加するのだ。
 歩くだけなんだから,やりたかったら,やりたいときに1人でもやれる。
 理屈はそうだが,宝積寺から烏山まで1人で歩いてみる気になるかというと,あまりならないでしょ。こういう催しがあって,それに乗っかれるから歩いてみようと思うんでさ。
 ともあれ。無事,烏山駅まで歩いて,駅前の立ち食いそば店で,カレーうどんを食べるのが楽しみ。朝食抜きで参加している。

ウォーカー&ライダー
● ぼくら歩き組のコースと自転車コースが途中まで同じ。当然,自転車組に抜かされるのだが,彼らはちゃんと挨拶していく。礼儀正しいもんだな。
 歩き組のお喋りも聞こえてくる。これは当然にして女性。女性どうしはすぐに仲良くなれるという特徴がある。近くで喋っている2人組もそれぞれ1人で参加したらしい。歩きながらすでに10年の知己のごとくになっている。男にはできない芸当(できる人もいると思うんだけどね)。

● やっと下野花岡駅に着いた。以前より遠く感じたのは,体力減退のゆえか。膝から下にだいぶ乳酸菌が溜まっている感じ。
 その下野花岡駅に上りの烏山線がやって来た。当たり前だろと言われそうなのだが,駅に列車は似合うね。

● 下野花岡駅から先は距離対時間の感覚が以前と同じになった。仁井田駅に到着。
 去年は黄金週間中の開催で,矢板東高校のプロムナードコンサートと重なってしまった。歩くのはここまでにして,ここから矢板に向かったのだった。
 今回は大田原で開催されるコンサートと重なっている。そちらを見切って,完歩を目指すことに決めている。

● 下野花岡~仁井田間も短いが,仁井田~鴻野山間もは距離が短い。仁井田からは県道の旧道を歩くんだけど,旧道のさらに旧道があるのだった。そこを歩いたのは,今回が初めて。
 この辺の景観は太古の昔から変わっていないとしても,江戸時代の人が見ていた景観と,ぼくらが今見ているそれは,だいぶ違うのかも。

● 鴻野山駅に到着。さて,そろそろ宝積寺を出たときにあった華やぎというか行楽感というか,余裕のようなものは消えつつある。かなりばらけてもくる。自分の前に人なく,自分の後に人なし,という状態にもなる。
 そうして,鴻野山~大金間はうんざりするほど長い。

● 3月末だと,このあたりは草や花や樹木のむせるような,モワッとするような,生命の息吹を感じる。めまいがしそうなほどだ。9月ではそれはない。そろそろ冬支度をする頃だろう。
 長閑な丘陵の風景を楽しめるのだが,土地はけっこう荒れていたりする。
 高原を走る列車のレール。の趣き・・・・・・ないか。

● 大金駅に到着。隣には由緒正しい大金神社の大鳥居。御祭神は畏れ多くも阿呆金玉握々之命であらせられる。(→ ごめんね。まさかこれ,信じていないよね)
 途中に「麺や はじめ」があるはずなのだが,気がつかなかった。ひょつとして廃業した? 少なくとも栃木県では画期を作ったラーメン店だと思うのだが。引っ越したのだろうか。

● 烏山線沿線ウォークといっても,大金から先は“沿線”がなくなる。地形の問題だ。これまでも蛇行を重ねてきた荒川がいよいよ頻繁に蛇行する。烏山線は荒川に沿うわけではないけれど,荒川が流れる低地を走る。そこにさらに道路を付けるだけの余裕はない。
 当時(烏山線の開業は大正12年)の技術からすると,大金~滝間の工事は難所だったのではあるまいか。

● そういうわけで小塙駅はスルーせざるを得ない。小塙駅の前の道路を通るためには,行って来いの往復が必要になる。
 滝駅までも大回り。烏山線はトンネルを使って最短ルートで行くのだが,ぼくらは森田を縦貫するようなことになる。
 その森田地内にこんなのがあった。昔の人は信心深かったと理解してはいけない。たぶん,これはリアルだったのだ。現世が辛すぎた。その分,来世は近しいものだったろう。救いでもあった。辛さの理由は分厚い貧困であったろう 
 こんなのもあった。大石が転げ落ちてきたのを樹木が止めたのか,人工的に配置したものか。後者であるはずだが。

● 森滝峠(森田と滝をつなぐ峠。たった今,ぼくが命名した)を越えると,眼下に山あいの街,烏山。かつては,小山とほぼ同じ人口を擁していたのだ。信じられないけれども,そうなのだ。
 滝でも駅はスルー。駅に行くにはたいした距離ではないのだが,やはり行って来いになる。龍門ふるさと民芸館で休憩。200円のアイスコーヒーで甘味を補給。

● 滝からは“沿線”が現れる。終点,烏山はすぐそこ。14:17に烏山にたどり着いた。
 前はもっと楽に歩けた。加齢による体力減退を認めないわけにはいかない。あと,体重増加。上半身に付きすぎた脂肪をどげんかせんといかん。
 帰りも歩いて帰ろうかくらいに思ってたんだが,それはとても無理。

● ので,烏山線で戻ることにする。が,次の上りは15:41までない。速い人は13:39で帰ってるんですよね。でね,ぼくも今まではその電車で帰ってたような気がするんすよ。1時間も余計にかかってしまったってこと。
 完歩はできたけれども,ちょこっと敗北感といいますかね。ひょっとしたら,以前は14時台の電車があったのかもしれないけれど。

● こちらが駅前の立ち食いそば屋。ぼく的にはそばよりもうどんを激しく推奨。かねての予定どおり,カレーうどんを食べた。今まで歩いて消費してきたカロリーがこれでチャラになってしまったろうね。
 この店,15時までしか営業していないことにご注意。以前,JRバスがやっていた頃は16時までだったんだけども,経営が観光協会になってから15時30分までになり,15時までになったんだそうだ。
 15時を過ぎると,お客さん,あまり来ないのかもしれないけどね。

2019年9月22日日曜日

2019.09.22 大宮散歩

● 日帰りで東京に出るときは,自治医大駅で途中下車して「休日おでかけパス」を買う。ので,都内はおろか東は小田原,西は成田空港まででも行けるんだけど,用事がすむと寄り道せずに帰途につくことが多い感じ。
 今日は,新宿から湘南新宿ラインの高崎行きに乗った。座れなかったら池袋で降りる,座れたら大宮までいく,と決めて乗ったら,座れてしまった。

● 池袋で伊東屋池袋店を見とこうか。浦和で降りて蔦屋書店を覗こうか。能率手帳の70周年記念限定品を見たいんだよね。まだ,店頭には出ていないかもしれないけれど。
 けど,決めたことは守ろうと大宮まで乗った。

● 東口。プチ新宿的な雑踏が面白い。富士そばがあったので入ってみた。2玉盛り天ぷら付き。500円。
 で,富士そばのあるアーケード街は,笑っちゃうほど庶民的な飲食店と居酒屋が連なる。つまり,かなりいい。
 あらためて飲みに来たい。酔いつぶれてもいいように,安ホテルを予約しておきたい。そういう街のストックができつつあるな。新橋,ゴールデン街,北千住,曳舟,人形町・・・・・・。実際に飲むことはおそらくないということもわかっているのだが。

● が,そこで終わってしまった。高島屋には何かあるかなと思ったのだが,ジュンク堂書店が入っているほかは,特になし。
 ロフトは西口の方だったんだな。西口まで行く元気はこの時点でなし。

● ま,ここはね,30代の半ばの5年間。週に一度は来ていた街だからね。放送大学の埼玉学習センターに。もっぱら西口の方だった。
 あれからすでに30年近く経つわけだから,大宮は勝手知ったる街というわけには全然いかない。未知に満ちている。

● あと,駅構内のエキュートね。上野駅のエキュートの地図はだいたい頭に入っている(と思う)のだが,品川や大宮は全然。
 飲食に関しては,エキュートですませるのは少々寂しいかもしれないけれども,それ以外の買物はだいたいエキュートですんじゃう感じがしますわ。

2019.09.22 新宿散歩-甲州街道

● 新宿から初台まで甲州街道を歩いて移動することが何度かあった。これからもあると思う。
 大都市は雑踏でできているわけだろうけれど,新宿のそれはまとこにThe・雑踏とでも言うべきで,池袋にも渋谷にもない,新宿を新宿たらしめているものだと,田舎者には見える。

● この間の甲州街道にあるものといえば,たとえばパークハイアットであり,文化学園であるが,自分に縁があるかといえば,まずないだろう。そういう意味では,銀座に似ている。よそよそしい街だ。
 ま,よそよそしくない街の方が少ない。たいていの人にとってはそうだろうと思う。
 それに,よそよそしさは街ではなく,こちら側が作っている。よそよそしさを取り除きたければ,街に何らかの痕跡を残す努力をすればいい。たとえば,何かを買う,何かを食べる。それだけでだいぶ違うもんね。

● 今回は,初台から新宿に向けて歩いた。天満宮を発見。究極の都市型神社ですかねぇ。鳥居と御神木のみ。お社はない。
 が,それでもご利益がありそうに思えるから,鳥居のシンボル効果は大したものだと思う。

● 文化学園。甲州街道の雑踏の中で少しくホッとさせてくれる。日曜だからといって学生がいなさすぎの感あり。研究室に来る教授もいないっぽい。見事にガランとしている。
 いや,ぼくには見えないだけで,建物の中にはけっこうな数の学生や教員が来てるんだろうか。

● ガラス付きの掲示板に学生の作品が展示されている。デザイン画っていうんですか。ここに何か飛躍というか斬新なものがあるのかどうか,ぼくなんかが見てもまるでわからない。
 こういう絵1枚にも才能の多寡や強弱は出るものなんだろうけど,才能皆無な人間が見ても仕方がないか。

● 広大な新宿駅に戻ってきた。広大すぎてとりとめがない。人,人,人・・・・・・。この人たちはいったいここで何をしているんだろうか。どこから来てどこへ行く人たちなんだろうか。
 お互いがお互いにそう思っているのか。あるいは,自分以外には関心を向けないのか。

2019.09.22 弁当づいている

● 今月,わけあって4回ほど東京の新国立劇場に来ることになっている。今日が3回目。
 お昼を挟むので,昼食をどうするかがひとつの問題になる。ぼくはグルメではないので,まず第1に時間があまりかからないこと,第2に安くすむこと,第3にそこそこ旨いこと,という3条件を満たせばいいと,とりあえずは考える。

● この初台でそれを満たすところといえば,まず吉野家がある。8日に超特盛りを食べたよ。
 なんせ東京なんだから,他にも選べないほどあるんだと思うんですよ。しかし,田舎者はコンビニの弁当とかになってしまう。

● で,困ったことに(いや,別に困ったことではないんだけど)コンビニの弁当って旨いんだよね。ぼくは旨いと思っているんですよ。
 かつては防腐剤がどうとか,悪意に満ちた風評がネットでも出回っていたが,まぁ,これはその情報で得する人は誰かと考えてみるのが,真実に近づく要諦だと思っている。

● コンビニはその風評に対して無言を貫いた。それしかないという対応だが,何といっても消費者に支持されている。風評が被害を生んでいるわけではない。
 それに,こうした悪意に真実で応えようとしても意味がないことを,コンビニ側はよくわかっている。説得されるつもりのない輩に,ファクトをぶつけてみても虚しいだけだ。放っておくしかない。

● 15日の朝は,オペラシティにあるファミマでのり弁を買って食べた。
 今日(22日)は同じファミマで“熟成サバほぐしご飯”を買って食べた。飲まず喰わずで家を出たんでね。
 その辺のベンチに座って食べた。コンビニ弁当を食べてる人はあまりいなくて,ちょっと目立ってしまう感じね。良くも悪くも,そういうのが気にならないタイプ。

● で,昼に大いなる発見をした。っていうか,前に見つけておいたので,次は利用しようと思っていたんだけども,近くに弁当屋があるんですよね。見ていると,かなり利用されている。支持されているようだ。
 近くで働いているサラリーマンやOLさんが買っていく。客待ちをしているタクシーの運転手も買っている。

● ぼくは昼食は仕出しの弁当が一番だと思っている。上記の3条件を完璧に満たす。昼休みは1時間しかないんだから,それを昼食を食べることだけで使い切りたくないんだよね。
 弁当なんか10分で食べて,残りの50分は別のことをしたいわけですよ。そのためには,外に食べに行くなんてあり得ない。移動時間がムダ。

● 今日は休日のこととて,外に出ざるを得ないけれど,近くのこの弁当屋で海苔ショウガ焼き弁当を買った。
 Hotto Mottoなんかだと,注文してから作るので,それなりに待たされる。その代わり,できたてを食べることができるんだけども,ぼくはできたてじゃなくてもいいから待たされたくないと思う。
 この弁当屋の素晴らしいところは作り置きも用意しているところだ。サッと行ってサッと買ってサッと食べることができるのだ。

● しかも,安いのだ。このあと,初台に来ることが何回あるかわからないけれども,昼飯はここに決めよう。弁当を食べたいときってあるもんね。
 まぁね,吉野家の卵かけ牛丼にも心から惹かれるわけですけどね。値段も同じようなものだし。

2019年9月20日金曜日

2019.09.20 ZenFone Max Pro(M2)を使い始めて1ヶ月

● ASUSのZenFone3 MaxからZenFone Max Pro(M2)に乗り換えて1ヶ月になる。使い方は何も変わっていない。Twitterを主体とするネット閲覧。これが全体の8割。
 しかし,スマホをいじっている時間は確実に長くなっている。いいのか悪いのかはわからない。本を読む時間は減った。その分,Twitterを読む時間が長くなった。わりとていねいに読んでいる。

● カメラも性能が良くなっているが,まぁ,撮る人が人なので,性能は活かせていない。カメラは写ればよしというくらいのもので,ZenFone3 Maxの性能でよい。
 Amazonプライムビデオを見るのにもいいだろうなと思ったのが購入動機のひとつなのだが,まだ見ていない。家にいるときは,さすがにスマホではなくパソコンで見るので。
 これで音楽を聴くこともない。音楽はWALKMANにお任せ。

● というわけで,スマホを触っている時間は長くなったといっても,基本はライトユースだ。スペックの限界まで使うという使い方はしちゃいない。
 そういう前提での話になるけれど,4GBのRAM,64GBストレージに不満を感じることは,今のところひとつもない。特にストレージに関してはTBのmicroSDも(使おうと思えば)使えるわけで,データの貯蔵庫は無限といえる。内蔵メモリはアプリの居場所となるだろうが,64GBもあれば充分すぎる。

● 何より5000mAhのバッテリーには安心できる。フルに使っても1日でバッテリーが切れることはない。普通に使う分には2日は大丈夫だ。この安心感は思っていた以上だった。
 ZenFoneのMaxシリーズはバッテリーの容量がアピールポイントなわけで,ZenFone3 Maxもかなりもったが,5000mAhはほんとに半端ない。いずれ,10000mAh,20000mAhになっていくんでしょうね。こういう技術には限りがないから。

● で,このZenFone Max Pro(M2)はZenFoneの中ではミドルレンジの位置づけでしょ。フラッグシップは今ならZ6になる。ぼくにはミドルレンジで充分だわ。バッテリーがもつんだったら5年はこのスマホを使いたい。
 ヤフオクで29,500円でゲットしたんだけど,コスパは今までで最高。日本国内でもすでにかなり売れていると思うんだけど,売れるには売れるだけの理由があるな。

● じつは端末だけの問題ではないんですよ。楽天モバイルのデータSIM(SMSあり)を挿しているんだけども,ZenFone3 Maxのときは月額645円のベーシックプランで運用してたんですよ。これだとWi-Fiがないところではねぇ,使えなくはないんだけど(Twitterの閲覧はストレスを感じずに行える),知らない場所でGoogleマップを使おうなんてのは全然ムリだった。
 今月から3.1GBプラン(1,020円)に変更した。今のところ高速通信ができている。いや,9月も3分の2が過ぎる現時点で2.6GBを消費しているので,3.1GBではちょっと足らない。5GBプランにするかどうか検討中。

● 5GBプランにしても月額1,500円ですむんだから,docomoやauを使ってちゃ,お金がもったいないよね。
 3大キャリアにも即時のSIMロック解除を義務づけるようだけれども,しょっちゅう海外に遊びに行くという人は,スマホはMVNOで最初からSIMフリーにするのが常識なんじゃなかろうかと思う。
 3大キャリアに頼っている人はそれだけで情弱。

● それから通話SIMでカケホーダイなんてのに乗っかっちゃってる人も情弱。通話料がキャリアの儲けの源泉で,その源泉に自分が入っている必要はない。
 通話なんかデータSIMでもできる050で充分。もちろん従量制。ぼくなんかZenFone3 Maxを使い始めるときに500円のクレジットを購入して,まだ400円も残っているよ。

● っていうか,今どき,電話なんか使っている時点ですでに情弱。連絡手段は電話以外に確保しておくべきだよね。電話って受け手の都合を一切無視してくれるので,この世から消えてほしいと思っている。
 ちなみに,ぼくはFacebookをやめてしまった人間だけれども,電話以外の連絡手段という場合に,Facebookのメッセンジャーはよくできていると思う。

2019.09.20 「みやこ家」のあっさりつけ麺

● 氏家の「みやこ家」。あっさりつけ麺の並盛。760円。このところ“あっさり”づいている。
 濃厚とあっさりがあるわけだが,あっさりは濃厚を薄味にしたものではない。ま,あたりまえね。まったくの別物。何からダシを取るかからして違う。

● 「みやこ家」のウリは濃厚であって,あっさりではないと思われ。うちの奥様があっさりを注文されたことは,ぼくの記憶を参照する限り,一度もない。
 多くのお客様もそうかと思う。が,たまにはあっさりもお試しあれ。

● 麺は共通。デフォルトで極太麺だ。が,あっさりの場合は中太麺(平打麺)の方がいいかと思って,中太麺に替えてもらったことが2,3度ある。
 今日はデフォルトのままにした。で,どちらが旨いかといえば,様々な条件があるからねと逃げないで言ってしまうけれど,デフォルトのままがいいと思う。
 濃厚でもあっさりでも,石焼きつけ麺には極太麺がいい。つまり,店側はちゃんと研究してるよねってこと。

● ちなみに,並盛にしたのは,奥様が濃厚つけ麺の大盛を注文されたからで,必ず麺を残すに決まっている。それをぼくが引き受けるため。

● 前回から,麺を容れる器が変わっている。黒い陶器。益子のようではない。小砂だろうか。
 で,スタッフに訊いてみたのだが・・・・・・。すみません,わかりません,という回答だった。いやいやいや,いいんですよ,全然。知らなくたっていいんです。
 こういうことがあるからね。安易にスタッフに訊くというのも考えものだよ。

2019年9月18日水曜日

2019.09.18 千円カットで思ったこと

● 髪を切りに行った。行く先は千円カットに決まっている。
 その千円カット,来月から1,200円に値上げ。税込みで1,320円。2割の値上げはかなりのもんだよ。

● かなりのものだけれども,今まで頑張りすぎたんでしょうね。千円にこだわりすぎたか。ギリギリまで頑張ってしまったので,値上げ幅も大きくなる。
 月に二度,散髪する人もいるらしい。伸びる前に切るというね。ぼくはその真逆。伸びすぎてからやっと切る。ので,月に一度にもならない。2ヶ月に一度くらいじゃないか。
 だから,2割の値上げなどまったく堪えない。つーか,理髪で200円の値上げが堪えるという人はあまりいないだろう。

● ところで。千円カットのお客さん,外人さんが増えてる。ぼくの前にも2人いた。日本で働いている外人さんが多くなっているんだから,自然な現象だ。助かるだろうね。
 それと,女性のお客さんが多くなった。美容院じゃなくて千円カットで切る。たぶん,合理的だと思う。
 ただし,女性はどうしても長くなりがちというかね。千円カットって,安いとこじゃなくて速いとこが魅力のわけで。自分の前に待ってる人がいても,すぐに順番が回ってくる。ここが効かなくなってしまうかな,千円カットのお客に女性が増えるとね。

● 千円カットは速いのが魅力というところでいうと,千円カットが出始めた頃はもっと速かったと思う。だんだん遅くなってきたような気がしている。
 なぜ遅くなったかというと,丁寧にやるようになったからだ。電気バリカンが動いている時間が短くなった。手動ハサミ(?)が使われる時間が長くなった。
 ではなぜそうなったのかというと,切る側にとってはその方がモチベーションが上がるからだろう。電気バリカンを多用してスピード勝負ってことになると,切ってる側がつまらないというか,思いがみたされないというか,そういうことなんでしょう。

● お客との会話も増えたと思う。黙ってスピードをあげて切ってるだけってことになると,自分は髪切りロボットなのかと思えてくるんだろうか。
 これだけ女性客が増えているとなると,むしろ会話力が大切になってくるかね。
 ぼくは会話なし,スピード重視を歓迎するんだけどね。それがまさに,ぼくが美容院に行かない理由の1番目のものなんだよ。

2019年9月16日月曜日

2019.09.16 ホテルで引きこもる

● 14日。隅田川テラスの散歩を満喫して,ホテル着。相方とはラウンジで落ち合った。
 さっそく飲み始めることになるわけだ。「一刻者」なる芋焼酎にも手を出してみた。炭酸で割って。が,飲み慣れてるウィスキーに自動的に戻ってしまう。
 こちらの気分の問題だと思うのだが,今日は枝豆デー。枝豆でハイボールが進んだというだけの話ね。

● 人形町は「兎屋」だけではないだろう,たまには別の店にも行ってみよう。
 で,「紅虎餃子房」。空席はないっぽかったのだが,2階にも席があって。
 ぼくは汁なし担々麺。相方は黒ごま担々麺。彼女は,濃くがあって美味しいよと言ってた。

● ラウンジで水分補給。あとは,スマホをいじって寝るだけ。お気楽,お気楽。これで初日は終わった。
 今回は1泊で申し込んでいる。3連休ではあるんだけれど,お金との相談もある。でも,明日帰るなんてヤダね,もう1泊したいね,ということになり。少しでもそちらに流れてしまえば,結論は決まってくるわけであり・・・・・・。

● 15日。ラウンジでいつもの朝食。
 卵焼きも蒲鉾も海苔も,醤油につけて食べる。じつにどうも醤油をオカズにしているようなものだ。
 ちなみに,刺身にしても寿司にしても,生の魚に味はない。醤油をつけてしまったら,醤油の味しかしない。ぼくらは醤油で生きている。

● このあとは,ぼくは新宿方面に遠征。相方はたぶん,日本橋の三越から銀座に至ると思われる。

● ホテルに帰着。また,ラウンジでハイボール。まったく代わり映えがしない。じゃがいもだけのグラタンが旨くてやられた。

● 今夜は兎屋。本当は食べてはいけない。いいかげんにしろと自分に言いたい。
 自慢するようなことではないが,ぼくは糖尿病との境界ラインにいるのだ。これでは目を瞑って糖尿病の塊に突っ
込んでいくようなものではないか。

● 16日。はい,ラウンジでの朝食。朝から喰いすぎということね。糖尿病一直線ってことね。

● 居ようと思えば15時まで居られるらしいのだが,そろそろホテルを出ようと思う。今回,最後のラウンジ。三原堂の塩せんべいが登場。人形町にある煎餅屋。

● 今日は朝食のあと,昼風呂に入って,スマホをいじって,それ以外は何もしていない。
 したくないことを一切しないでい
られるのって,すごい贅沢なんだよね。ホテルの贅沢って,つまるところ,そこにあるのかもしれないよね。

● 仏教のいう四苦八苦の中で最も辛いのは,怨憎会苦でしょ。会いたくない人に会わなければならない苦しみ。これに勝る苦しみってない。
 ホテルにいれば,その苦しみに遭
う可能性はない。気分良く部屋に引きこもっていることができる。ホテルって精神的なフィルターなんですよね。

● 旅の途中に泊まるところではなくて,泊まるために泊まるところ。今のホテルはそうなってる。何のために泊まるか。引きこもるためだ。
 ずっと部屋にいることはないとい
う人でも,心理的に引きこもっているのだ。ホテルは所在する街と一体で,その街までホテルの外延と考えていい。ロイヤルパークだったら人形町までホテルの外延だ。ぼくは人形町に引きこもっているのだ。