● 夕食後,奥様にしたがって,隣町のイオンビッグに行った。夜10時までの営業。働いているのはパートのオバサン。
ビッグに限った話ではない。スーパーも遅くまで営業するようになった。
● シフトはあるんだろうけど,10時まで働くとすると,寝るのは翌日になるのではないか。中には子どもを抱えている人もいるのじゃないだろうか。
子どもを中心として,しわ寄せが家庭に行くのは避けられない。そこまでして,夜10時まで営業する必要があるんだろうか。
● この契機を作ったのはセブンイレブンの24時間営業だと思う。需要があると踏んで始めたものだろうけど,供給が需要を作った面もあるだろう。
よくいえば,生活は多様化,個別化した。それに対応する24時間営業だったのかもしれないが,これ,悪くいえばカオスを作ったかもしれないなぁ。
勝手に個別化を標榜した人たちが,それぞれに自分の利益を他に求めるものだから,世の中が騒音に満ちるようになった。
● セブンイレブンの功罪如何。自然の流れだったではすまないような気もする。一将効なって万骨枯る。流通業界におけるセブンイレブンと他との関係にとどまらず,市民生活との関係でもそれが言えてしまうのかもしれない。
もっとも,セブンイレブンがやらなくても,他の誰かがやっただろう。
● ぼくもまた,カオスの一片であって,セブンイレブンはあってくれて便利だと思っているんだけど。
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