2016年3月25日金曜日

2016.03.21 はま寿司に行ってみた

● 寿司屋といえば,回転が付きものだ。そんなことはないっていう人も多いこととは思うけれども(廻る寿司なんて寿司じゃないよ,と言われそうだな),わが家はそうだ。そうじゃない寿司屋には長らく行ったことがない。
 廻らない寿司屋には苦手意識がある。ネタの良し悪しがわかったうえで,カウンターを挟んで大将と話ができなくちゃいけないと思いこんでいるせいか。何となく気ぶっせいだ。おれ,味がわかるほうじゃないし,的なコンプレックスもあるんでね。その点,廻る寿司屋なら気楽なものだ。

● どうも,あらゆる場面において,個対個で言葉を交わす必要がないようにすることがサービスになっているように思える。
 口をきかなくてもすむというのが,最大のサービスになる。

● ともあれ。廻る寿司で一番旨いのは,何だかんだいって「元気寿司」だと思っている。で,行くたびに感じるのは,廻っているレーンから取っているお客さんはほとんどいないってこと。誰もが注文して握ってもらっている。
 ということは,レーンはなくたってかまわないことになるよね。普通の寿司屋のごとく注文を受けて提供する方式でも,回転寿司の値段でできるということだ。

● が,さらに合理化を追求している回転寿司屋もある。百円均一のところがそうだね。
 レーンを有効活用する。デジタルのタッチパネルから食べたいものを注文すると,レーンを流れてくる方式。しかも,近づいてくるとそのことを音声で知らせてくれる。じつに声を出さなくてもすむシステム。

● その代わり,“自分の部屋でひとり飯”の趣も強くなる。餌を喰ってる感が出てくる。隣の人に話しかけるのはタブーっぽい雰囲気もあるしね。
 まぁ,隣の人に話しかけるのはタブーってのは,廻る寿司屋に限らず,ファストフード店であれ高級レストランであれ,あるいは居酒屋であれ,むやみに隣のお客さんに話しかけるのはルール違反なんだけどさ。

● で,さくら市氏家にある「はま寿司」に行ってみた。広告に「あんきもと根菜の味噌汁」が載ってて,これ食べてみたいと思ったんですよね。250円。
 いの一番に注文。もっと熱くてもいいかなぁと思ったんだけど,まぁ贅沢な味噌汁ですな。

● この店の特徴は,すべてサビ抜きで出てくること。ワサビが欲しい人は自分で小袋に入ったワサビを載っける。たいていの人は醤油にワサビを溶いて,それに付けて食べているだろう。
 小さい子ども連れをターゲットにしているってことなんですかね。それとも,もともとそういうお客が多くて(サビ抜きの注文が多くて)それに対応した結果なのだろうか。

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