2016年3月27日日曜日

2016.03.27 さくら市氏家の「登竜」

味噌ラーメン
● この店は地元の人たちに愛されてるように思う。そう思わせる雰囲気のようなものが店内に満ちている。
 この地で長くやっているせいもあるだろう。

● 店員も若い人は少なくて(いないわけではない),もうずいぶん長く務めているのじゃないかと思えるおばちゃん店員が多いのも,そう思わせる理由になっているかも。
 こうしたおばちゃんって,お客さんをかなり熟知しているっぽい。お客さんをして長く通わせる役割を果たしていそうだ。

● 店も店員も長い。このあたりに「登竜」の肝があるかもしれない。では,長くやれるための要件は何か。
 地道に旨い麺を出すこと。飽きられないこと。そのための工夫を怠らないこと。このあたりが難しいのだろうけど,工夫と意識した工夫ではダメなのかもしれない。工夫と思わないでやっている工夫が結果的にお客を呼ぶのかもしれないな。

醤油ラーメン
● ウリはたぶん味噌ラーメンなのではないか。ぼくも何度か食べている。ラーメンはしかし,醤油が基本。その醤油ラーメンも何度も食べている。
 どちらも旨い。劇的に旨いというわけではない。劇的に旨いのは,かえってよろしくないようにも思う。ほのかに旨い。結果,飽きない。

● 旨さのほどがいい。こればまた長く続いている理由のひとつかもしれない。“ほど”は狙って得られるものではないだろう。やはり難しい。

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