● 宇都宮市内でバスに乗ったら,おやっと思わされる母子と乗り合わせた。
男の子が二人。一人は西洋顔。もう一人は日本顔。日本顔がお兄ちゃんで,西洋顔が弟かとおもわれた。
母親は弟と話すときは英語(だったと思う)で,お兄ちゃんと話すときは日本語を使っている。
弟は英語しか解せず,お兄ちゃんは日本語しか解さないようだった。つまり,兄弟どおしではダイレクトにコミュニケーションはできないようだ。
● この母親,完璧なバイリンガルなんだけど,どういう事情があるんだろうなぁ。想像力を刺激する女性だね。
● 宇都宮駅に着いて降りるときには,運転手にありがとうございましたと言って,降りていった。こういう母親に育てられる子供は幸せなんだろうな,と思った。
にしても。日本人男性と結婚して子供を生み,その後離婚。アメリカ人男性と再婚して子供が生まれた。と考えるのが最も普通かと思うんだけど,そうなのかそうではないのか。ミステリアスな女の人だ。
● 傍から想像するには,これからけっこう大変なんじゃないかなと思うんだけどね。日本で住むにしてもアメリカに移るにしても。
子供たちはまだ小さいから言語的な対応能力は相当高いのだろうけど。子供たちは両方とも,母親同様に英語も日本語もペラペラになるんだろうか。
● ただ,彼女ならフロンティアを拓くがごとくに,道を切り開いていくんだろうなと思わせるものを持っていた(ように感じた)。
普通の人はあまり経験しない人生を,スッスッスッと進んでいくのかなぁ,と思わせるもの。
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