● 友だちのアキレタ君と氏家の「Niwa」で飲んだ。「Niwa」はランチもやっている。が,正午を過ぎてから行っても,まず入れる気遣いはない。
夜でも,予約なしで行くのは無謀だ。その予約はアキレタ君がしてくれた。アキレタ君の他にも何人かいるのかと思ったんだけど,アキレタ君以外にはいなかった。
● ま,そういうことはどうでもよろしいのだが,たぶん,この店は氏家きっての洋食店であり,ワインバーであるだろう。隠れた名店と言っていい(べつに隠れてはいないんだが)。
ワインバーというのは正確にいえば間違いだ。ワイン以外の飲物もある。アルコールがダメな人でも困ることはない。
が,飲める口を持っている人ならば,ここではワインということになるだろう。
● ぼくらも白ワインで通した。2人でボトル3本は飲んだ。4本だったか。
料理も端倪すべからざるできばえで,ぼくごときの味覚で,この料理に対して意見を言ってはいけないように思う。やしおポークステーキの旨さたるや,驚くほどだった。レバーペーストもね。あのレバーは何? 鶏かね。
● ただ,ぼくらは居酒屋的に使っちゃうんだよね,こういう店をね。まず,酔っぱらうのが先なんだよね。手頃な料理,すぐにできそうな料理を頼んで,まずは飲み始める。
そうしてから,いくつかの料理を頼んで,でも飲む方が優先だから酔っぱらってしまう。いくつも頼んだ料理を残す。
これはお店のスタッフにも申しわけない。料理を作ってくれたシェフにはもっと申しわけない。そうして思う。ここは自分のような人間が来てもいい店なんだろうか。
● 若めの女性客で賑わっていた。女どうしはこういうところに来てるのか。これほどの料理をこの値段で食べられるとなれば,そりゃあ行くでしょうね。
女性がコスパを外すことなど考えられない(中にはいるんだろうけど)。店側とすれば,いかにして値段以上の満足を持って帰ってもらうか,そこに腐心するものだろうね。
この店は,それができているということだ。料理それ自体にモノ言わせることに成功している。
● ま,ぼくとかアキレタ君は居酒屋に行った方がいいね。そこで安い酒を飲むのが分相応だ。
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