● パソコンやスマホは「Google=命」的な使い方をしている。多くの人がそうじゃないかと思う。
昔はマイクロソフトだった。最初からWindowsに組み込まれているInternet Explorerでネットにアクセスしていた。メールはOutlook Express。MS-Officeは必須ソフトだった。
● 昔といっても,そんなに前じゃない。それがわずかの間に様変わりしたなぁ。
わずかの間の大きな変化なんだけれども,変化の渦中にいるときにはさほどには感じないものだね。ぼくが飛び抜けて鈍いのかもしれないんだけど。
● まず,メールがGmailに変わった。いかな鈍いぼくでも,この便利さはすぐに体感できた。端末が変わってもそのまま使える。
使い勝手もOutlook Expressとは違っていたから,最初,ちょっと戸惑いはあったけどね。
● ブラウザもChromeに。IEでべつに不都合も感じなかったから,Chromeに乗り換えたのはけっこう遅かったと思う。けれども,乗り換えたら俊敏さに驚くことになった。
Googleドライブを使えば,MS-Officeも必須とは言いがたくなった。いまだに,Officeは入れているし,使ってもいるけど,じつははるか昔のバージョン(Office 2002)をそのまま使用中。ごく基本的な機能を使うだけだから,それで何も困らないわけでね。
● その昔のOfficeを,今でも互換性を維持しつつ,使えるようにしてくれているマイクロソフトは立派だと思う。
マイクロソフトって,一人勝ちの時期がずっと続いて,IT界の悪役を一身に引き受けていた。WindowsなんかMac OSのパクリだ,しかもあまりデキの良くない,とも言われたしね。
が,ぼくはわりとマイクロソフトが好きだったな。
● けれども,そういうこととは関係なく,Googleが提供するサービスにどっぷり浸かっている。このブログもGoogleのBloggerを使わせてもらっているし。
早い話が,お金を出してソフトを買うってことを,この数年間したことがない。ソフトはタダなのだと思うようになっている。
● ただし,Google+には興味がなかった。FacebookもTwitterも同じ。要するに,SNSと呼ばれるものには手を出すつもりはない。
情報発信(というのも,おこがましいけど)はブログで充分。森博嗣さんが言われるように,書きたい人が勝手に書いて,読みたい人が勝手に読む。それで完結。その先の,コメントやトラックバックなどは余計な機能だと思っている。
● ネットで個対個のコミュニケーションをしたいとは思わない。
いい年をした大人が「つながりたい」だなんてミットモナイじゃないか。臆面もなく「絆」なんて言葉を口にするような大人にはなりたくないじゃないか。
● 個対個になれば,話の中身も(良くいえば)より身近なものになるだろう。昼食は何を食べたとか,今どこにいるかとか。こんなことをした,あんなことをした,っていうのを,リアルタイムかそれに近い時点で,友だちや知り合いにお知らせする。個対個になれば,どうしたってそうなる。
建設的な議論が深まるというのは,選ばれた人たちに限られるのであって,アナタやワタシにあてはめちゃダメである。
● おまえはそういうことをやっていないのかと言われれば,やってますけどね。LINEはそのためにある。
ただし,LINEのメンバーは家族限定。ぼく-ヨメ,ぼく-豚児,ヨメ-豚児,ぼく-ヨメ-豚児の4パターン。
LINEの窓口をそこから先に拡げることはたぶんない。コミュニケーションとは煩わしいものだと思ってしまっているんだろうな。煩わしさが増えることにけっこう警戒心を持っている。
● ではなぜGoogle+に登録したのかといえば,写真のバックアップが容量無制限でできるからというのが理由。
Google+で自分から何かを発信することはない。誰かが発信した情報を読むこともないだろう。
● ただね,実際のところね,180度変わってしまうかもしれないなとも思っていてね。つまり,SNSってスッゲー便利じゃん,となってしまうかもしれない。
Google+のホーム画面は何度も見ることになるんだろうから,そのうちに魔がさして使ってしまうこともあるかもしれない。
魔がさすのに備えて,Google+の取説を買っておこうか。っていうか,買ったんですけどね。使う気満々じゃん,ってか。
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