2015年2月4日水曜日

2015.02.04 底力のある地方都市

● 全国の著名な都市,たとえば京都や金沢,福岡や札幌は別にして,中小都市で底力を感じさせるところ。
 住んだことがないので,実際のところはわからない。あくまでイメージ。だから,アテにはならない。

● まず,弘前。太宰治が「弘前は決して凡庸のまちでは無いと思った」と書いていた。その擦り込みがあるせいかもしれないんだけど,まず最初に弘前が浮かんでくる。
 昔,一泊だけしたことがあるが,気分的には通過しちゃったかなって感じ。弘前城も桜も見たことがない。

● 栃木のザイにあって,初めて宇都宮に出たとき,宇都宮は凡庸な街ではないと思ったか。思わなかった気がする。
 弘前と宇都宮の違いなのか。太宰とぼくの違いなのか。宇都宮の名誉のために言っておきたい。圧倒的な確率で後者の可能性が高い。

● あとはどこだろう。酒田,富山,大津,尾道,長崎あたりが浮かんでくるんだけど。
 どうしてか。かつて栄華を誇ったとか,港町で何かありそうだとか,交通の要衝だったとか,歴史上重要な役割を果たしたとか,そういうことだろうか。
 色気のある街っていうイメージを,ぼくは持ってるんですけどね。文字どおりの色気も大事。かつて遊郭もなかったような街じゃどうにもならない。懐が浅いという感じになる。

● いずれも行ったことはある。でも,弘前と同様で気分としては通過しただけ。せめて連泊しないといけませんかね。理想は住んでみることだけど。
 これからそれらの街に出かけることがあるか。持ち時間が少なくなった身としては,行くんだったらサッサと行きたいんだけど,たぶん,行かないような気がするんですよね。
 東京の存在が大きすぎるんですよ。何をするんでも東京がいい。まずいことに,東京はけっこう近い。

0 件のコメント:

コメントを投稿