2015年2月26日木曜日

2015.02.26 宇都宮美術館

● 某日,宇都宮美術館に出かけてみた。自分に美術はわからないという確信があって,美術館ってまず足を向けることはないところなんだけどね。
 県立美術館に行ったのも片手で数えられる回数。那珂川町にある広重美術館にも一度しか行ったことがない。
 たいていの人はぼくと同じはずだと思うんだけど,そういう人がパリに旅行に行くと,ルーブルやオルセーにわざわざ行く。これって,どんなものよ。
 ともあれ。この日はミニコンサートがあったので,それを聴きに。

● 宇都宮駅からバスに乗って。初路線のバス旅も味わうことができたんだけど,大部分はすでに知っている風景だ。バス旅としては1回でいいかな。運賃も410円とチトお高い。

● わが家からだと自転車がいいな。片道20㎞程度ではあるまいか。ただし,美術館は山の上にあるので,けっこう登りが続くことになる。その分,帰りは楽なんだけど。
 天気が良ければ自転車。これから温かくなるしね。

● 薄久保友司展を開催中。せっかく行ったのだから,これも観てきた。常設展も。
 ポスターや本の装丁・装画,椅子や時計など,一品生産ではないものも展示されていた。何が美術品として後世に残るのか。たぶん,誰にもわからないでしょうね。

● ミュージアム・ショップがけっこうな充実ぶり。絵画を絵はがきにしたものや,美術関係の書籍,美術をあしらった文具など,初めてだったせいもあるんだろうけど,次から次に見てて飽きなかった。
 あと,レストランが混んでましたね。1時過ぎに行ったんだけど,待っている人が並んでいたもので,ぼくは早々に諦めた。
 以前,美術館が人気だって聞いたことがあるんだけど,そうなんですかねぇ。公立の美術館ってお金をかけずにけっこうな時間を過ごせるから,そこが好まれているのか。いっぱしの教養人になったような錯覚も味わえるかもな。

● 外を散歩するのもいい。箱根彫刻の森のようなってわけにはいかないにしても,いくつか作品が置かれている。が,それ以上に森というか山なわけでね,歩くには絶好のロケーションでしょ。
 近くに帝京大学がある。帰りは少々殺風景ともいえるキャンパスを横切って,帝京大学からバスに乗った。これだと340円ですむ。

● このあたりは宅地開発も進んでいる。立派な住宅が並んでいる。が,申しわけないけれども,住むのはちょっとパスしたいエリアだ。
 基本,車が必須だろう。駅にもちょっと遠い。ぼく的には,岡本駅でも宝積寺駅でも雀宮駅でもいいから,駅から徒歩圏内であることが必須条件だと思っていてね。歩いて駅に行けないところには住みたくない。
 宇都宮だったら駅周辺にマンションがけっこう建っている。郊外の戸建てより駅周辺のマンションがいいかなぁ。
 って,大きなお世話だな。ここは好みと運の問題だもんな。

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