● 今月2日の下野新聞に,85歳の石田保之さんが男子100メートルを15秒91で走り,年齢別の世界記録を樹立した,との報道が載った。
自転車雑誌にはやはり80歳超のトライアスロンマンの記事が出ていた。
● こういう記事を読むと,励まされるというか,頑張ってるなぁ日本のご老人,と思う。あやかりたいものだと思う。
● だが,しかし。これって,若さをもって良しとするっていう価値観を一歩も出ていないものだ。年をとっても,若者と同じように身体が動く。それって凄いというものだから。
老いを否定して,若者との距離を保っている。それをたいしたものだと考えるわけだから。
● 本当はこの価値観を超克する努力をしたほうがいいのかもしれない。きちんと歳をとるための,基本がそこかもしれない。
なかなかに難しいことだけれど。諦観を含まなければならないからね。
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