● ヤフオクでマウスコンピューターのWN891に入札した。WindowsのタブレットPC。現行機のひとつ前の機種だね。キーボードカバーが標準で付いてきて,1万円台で買えるなら持っていてもいいかな,と。
OSは8.1だけど,無償で10にできるわけだし。10にしてもサクサク動くよっていうレビューもネットにあったし。
● これで何をするのかといえば,Twitterのツイート用だ。だから,ブラウザからTwitterに行って,テキスト入力ができればいいので,高性能である必要はぜんぜんない。
とにかく安さが魅力。
● 昔はこうじゃなかった。スタイリッシュというのが,メーカー側の売り文句になっていた(今でもそうかもしれないけど)。スタイリッシュ,スタイリッシュ,スタイリッシュって。
で,ぼくなんぞも,次はMacintoshにしようかとか,ThinkPadかっこいいなとか,カタログを集めてはため息をついていた。
その頃って,まだパソコンに夢を見ることができたんでしょうね。
● ところが,会社では一人一台があたりまえになって,個人でもパソコンを持つようになり,パソコンの価格はどんどん安くなった。コモディティ化という言葉で言われるのが,このあたりの動きなんでしょうね。
何でもよくなった。どれを買っても機能的に使えないなんてことはないんだし。となると,価格がほとんど唯一の購入動機になる。
● でも,宇都宮のヨドバシをウロウロしてたら,MSのSurface Bookが並んでましてね。一番高いのは30万円超になるようだ。
「史上最強・究極のノートPC」らしいから,この程度の値段は仕方がないのかもしれない。見た目も高級感をまとっていた。メーカーは,コモディティ化に抵抗したいでしょうね。
ユーザーにもヘビーユーザーと呼ばれる人がいる。コスパなんてどうでもいいから,とにかく最高の性能が欲しい,と考える人がいるのだろう。彼らのおかげで,最低限の多様性が担保されている。
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