2016年9月2日金曜日

2016.09.02 コンビニの駐車場に停めた車の中で昼食を摂る人たち

● この残暑は何ならん。昼休みに数百メートル歩いただけで,ドッと汗が出る。汗をかきながら近くのコンビニまで歩いて行った。
 サンドイッチとその他,いくつかを購入。

● このコンビニ,駐車場が広い。そこに車を停めて,車の中で弁当を食べている人がわりといる。あるいは,コンビニでカップ麺をかってお湯を入れてもらったのだろう,カップ麺をすすっている人もいる。
 作業服を着た若者。ネクタイをしている人(営業職だろうか)。中には女性もいる。中年の女性がひとりで車の中で食事をしている。

● その光景を見るたびに思う。日本を支えているのはこういう人たちなのだ。仕事の合間を見て,コンビニで昼食をすませる人たちなのだ。
 すばらしく勉強ができて東大に入れるほどの頭はなかった。丸の内のビル街でパソコンを叩いていればすむ仕事には就けなかった。ひとりで子どもを育てなければならなくなった。

● 決して楽しいとはいえないし,仕事が生きがいだなんてとても考えられないけれど,それでも自分のできることを普通に手を抜かないでやっている。先輩に指示されたことをそのとおりにやっている。
 コンビニの駐車場に停めた車の中で,ご飯を食べて,そのあと束の間の休息を取って,また午後の仕事に向かう。

● こういう人たちが日本を支えているのだろう。政治家や官僚や大企業の社長はその次の存在だ。
 こういう人たちが小さな幸せを感じられるような国に日本がなれれば。自分もまた,日々の暮らしの折々にそのようなふるまいを選択できるようになりたい。

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