● 左の記事は今日(9月20日)の下野新聞。すごい競争と確率をくぐり抜けたものだ。
この子は女性の中のある種のエリートに違いない。彼女のルックスは,東大に受かる程度の勉強頭よりは,はるかに大きな価値を持っているだろう。
● だが,しかし。美はその持ち主の幸せを保証しない。むしろ,逆の場合がしばしばある。
「娘は器量が良いというだけで,幸せの半分を手にしている」(さだまさし)というのは,嘘だ。良すぎるのは危うい。しばしば,持ち主の足を掬う。
● 最近,小学生が列を作って当校しているのを見ると,涙が出そうになることがある。この子たちはこれから大人になるまでに,どれだけの苦労を味わうことになるのだろう。
大人になってからも苦労の連続ではあるけれども,大人になるまでの苦労は格別だ。
● この子たちの人生は,その苦労を耐えるに値するものなのだろうか。いや,自分の人生はどうだったろう。自分の子どもの人生はどうだったのだろう。
● 平凡な人生を歩む多くの子どもたちでもそうなのだ。この記事の女の子のこれからは,そんなものではすまないだろう。まだ12歳で世間の荒波に翻弄されるのか。
幸あれ。神の光が彼女のうえに注がれんことを。
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