2019年8月29日木曜日

2019.08.29 氏家「むらかみ」で焼肉でハイボールを飲む

● 今日は肉の日で,ハイボールが290円。それを含めて安いのしか注文しないんだけど,それでも充分に旨い。
 言っちゃなんだけど,ホテルのラウンジで飲むのは飲むうちに入らないと思う。高層階から都会の夜景を眺めながらなめるように飲む,という飲み方もあっていいし,それを支える雰囲気を味わうという飲み方もあっていいのだが,“飲む”に適した場所はそこじゃないような気がする。

● まず,気安く飲めること。そのためには“気”をとった安さが必要だ。安さに乗って,さぁて何にしようかなと迷える時間があること。
 適度に混んでいて,雑踏感があること。他のお客さんの話し声が聞こえた方がいい。あんまりうるさいのは困るが,静かすぎるのはもっと困る。だったら,家飲みの方があらゆる面で勝ることになる。酒場はカフェじゃないんだから。

● スタッフもある程度は忙しそうにバタバタとしていてもらいたい。空気に活気が注ぎ込まれる。そこにいるだけで元気になれる気がする。たとえ錯覚だとしても,そう思わせてもらいたい。

● でもって,家庭では作れないような肴があることだ。たとえ作れても,店の水準にはとうてい及ばないと思われるツマミが揃っていること。
 焼肉とそれに付随する料理は,ほぼそれを満たす。だいたい,ぼくなんか家で焼肉をする気にならない。後始末を考えたらとんでもない。そもそも,家庭じゃ火力が足らない。
 塩キャベツやナムルといった何でもないものにしても,下拵えか調味料か何が違うのかわからないけれども,焼肉店で出されるものをどうやったら自分で作れるのか,まったく方法論が浮かんでこない。

● ともあれ。クイックイッとハイボールが進んだ。何度も旨いなぁという言葉が出た。
 締めは石焼きビビンバ。相方が3分の1,ぼくが3分の2を食べた。これで4千円でお釣りが来た。2人分の料金で,だ。ハイボールは3杯飲んでる。

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