● 某所で,「シニア海外ボランティア 2016年度春募集」のパンフレット(といってもけっこう分厚い)を見た。
「僕たちにできることは必ずある」とパンフレットが入っている封筒に印刷されていた。
● じゃあオレも人生の最後は,せめて誰かの役に立って終わろうかとチラッと思って,中身を見始めた。
ら。ないんだよ,ぼくにできるボランティア。
● 防災・災害対策,土木,建築,家畜飼育,野菜栽培,自動車整備,電子器機,電力,再生可能エネルギー,品質管理,マーケティング,日本語教育,理科教育,スポーツ指導,看護,介護,障害者支援。
こういったものなんだよね。この中で自分にできることは・・・・・・ないんだよ。
● 強烈な無力感に襲われた。ぼくは日本国内でサラリーマンになったから何とか生きて来れたけれども,国外に一歩出たら,食べていく術を何も持っていないってことだよ。
力仕事はできないし,不器用だから大工や自動車修理もダメだし,何だか最低っぽいな。文系の大学を出て,サラリーマンを長く続けた人って,たいていは同じですか。
● 長ぁぁく生きてきて,発展途上国に行って手伝えることが何もないんだよ。
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