● 毎日利用しているのに,それに慣れてしまっているから,価値に気がつかないことがある。宝積寺駅の景観に関してなんだけど。
● 2007年10月28日に橋上駅として供用開始(Wikipediaによる)。同時に,東口の利用も始まった。10年になるのか。
橋上駅になったときには,その変わりように驚いたものだ。が,10年ですっかりあたりまえのものになった。
● あらためて駅舎,特に階段に設置された木の天井,に注目。高級材ではないようだ(合板だろう)。
が,何ともいえない。ぼくは,しょっちゅうこの天井の下を登り降りしているのだなぁ。幸せなことだよね。
● ただ,以前の宝積寺駅のたたずまいも残しておきたかったと思うんですよね。一般的な田舎の駅舎だった。瓦屋根の小屋的な。
ところが,この瓦屋根の田舎駅舎がどんどんなくなってしまった。烏山線の各駅も味気ない駅舎に変わってしまった。
● おそらく,耐震構造にするとか,必要があって変えているに違いないので,単なるノスタルジーには引っこんでもらわなければならない。
そこは重々承知しているつもりなので,元に戻せなんていうつもりはまったくないんだけどね。
● 宝積寺駅の場合はしかし,以前より良くなっている。使い勝手も含めて。
以前は下り線は改札を通ればそこがホームだったので,階段を登る必要はなかった。今は上りでも下りでも,階段が付いてくる。が,トータルでの使い勝手の向上は,そんな些事を補ってあまりある。
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