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図書館敷地の桜 |
● とはいっても,たかが桜だからな。桜の名所は数々あれど,わざわざ時間をかけて,車を運転して(つまり,排気ガスをまき散らして)見にいかなくてもよさそうなものだと思っている。
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ちょっ蔵広場近くの公園の桜 |
次は,ちょっ蔵広場の近くにある小公園の桜だ。
こちらには三本ほどあったと思うが,わざわざ数えるような無粋な真似はしていないので,ひょっとすると四本かもしれない。
● ぼくは戸外で酒を飲むのはイヤなタチで,花見をやる人の気がしれない(ただ,わが家の近くで花見をしている人を見かけたことは一回もない)。20代の頃は嫌々付き合ったことがあったけれども,30歳を過ぎてから花見をやったという記憶はない。
わざわざ桜の名所に出かけていくというのと,花見酒が好きというのが,ぼく的にはダブって見える。
● もっというと,若い頃は桜それ自体にほとんど興味を向けなかったような気がする。来年も咲くんだから,今見なくたっていいや。
ところが,その来年があと何回あるかという年齢になってしまった。桜なんて近くにあるでしょ,それで充分でしょ,というときに,それでもその近くの桜を見に行くという含意が前提にあるわけで,これは自分の中ではちょっとした変化なのだ。経年によるものなんだけどね。
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