2018年4月16日月曜日

2018.04.16 歳をとっても若い人

● 右は今日の下野新聞。70歳を過ぎてから蕎麦打ちを始め,83歳で4段を獲得(蕎麦打ちにも段位もどきがあることを初めて知った)。
 分野を問わず,超高齢者が活躍している記事を見ると,サッと反応してしまう歳になったのだなぁ,とちょっと悲しい。

● この方のすごいところは,20歳も年下の男性から教えを乞うことができたことだ。70歳を過ぎてから始めているんだから,そうならざるを得ないわけだけれども,できない人,多いんじゃないかな。
 男性の場合,相手が女性であれば,年下であっても嬉々として教えてもらうことはできる。男は単純にできているからな。が,年下の男性からとなると,仕事であればまた別だけれども,けっこう抵抗を覚える人が多いんじゃないかと思う。

● この方,見た目も若い。83歳には見えない。見た目が若いってことが,つまり,若いってことなんだよね。考え方の柔軟度とか,運動能力とか,体力とか,活動性とか,そういうものを総合したものが見た目なんだと思う。
 外見と中身を分ける考え方は,少なくとも高齢者には適用できない。外見がすべてだ。

● っていうか,高齢者に限らず適用できないね。内面の最も表層が外見なのだ,とはよく言われることだけれども,そのとおりだと思う。
 外見がオバタリアンと化した女性は,100%の確率で正真正銘のオバタリアンだからね。オッサンもまた同じ。少なくとも,ぼくはまだ例外を知らない。

● それ以前に,外見を通さないでダイレクトにその人の中身を認識することはできないわけでね。外見を通して中身を推測する,外見に現れたところの中身をみる,そういうことしかできないはずだ。
 中身と外見を分けて考えてしまうのは,少々以上に幼稚であるのだろう。

● もちろん,ここでいう外見というのは,容姿とかファッションセンスとは別のものだ。いや,センスは含まれるかもしれないけど,美人だとかイケメンだとかというのとは別ものだ。
 10代や20代前半の若い男性は,笑っちゃうほどそうしたルックスに弱いものだが,しかし,そこ止まりだろう。30歳を過ぎてもそうしたものに惹かれるのは,根が幼稚だからだ。そういう男を相手にする女性はまずいないとしたものだろう。

● しかし,ではどうすれば見た目を若く維持できるのかとなると,年下を師とできる柔軟さを持ち,努めて外に出て,身体を動かして足腰を鍛え・・・・・・となるわけだから,見た目が大事と言ったところで,それだけでは何の情報も付け加えたことにならないんだけどね。
 っていうかね,この記事で紹介されている滝沢さんは,83歳にしてはあまりにみずみずしい。そのみずみずしさを保っていられる要因は,もって生まれたもの(DNA)なのかもしれないなと思う。

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