● 藤井六段の対局のハイライトがいくつもYouTubeに上がっている。わからないくせに,ついつい見てしまう。
解説者の岡目八目がないような気がするね。対局者ほど読めていない。藤井六段の読みについていけてないっていうかね。
● 終盤では詰将棋で鍛えた読みの力がモノを言うんだろうか。見落とさないんだよね。
定跡とか常識とか,あんまり藤井六段には関係ないような気がする。そういうものに囚われない人なのかも。人間の思考の癖をわかっていて,そこから自由でいる,という感じ。
対局態度が図々しく見えるのも特徴。もちろん,感嘆した言い方だ。これなら上位者に臆してしまって普段の力が出せないなどという,素人が考えてしまいがちなことはないんじゃないか。
● 史上最年少のタイトルホルダー,史上最年少の永世称号保持者になるのは,ほとんど間違いないような気がしてきた。最速なら今年中にタイトルを取るかもなぁ。
負けるとニュースになる棋士になった感がある。29連勝を達成した頃は,勢いがある,調子がいいという見方があったし,ぼくもそう思っていたのだが,もうそうじゃない。これは地力だ。
● おそらく,只今現在,最も強い棋士は藤井六段なのではあるまいか。まるで14歳のときの浅田真央みたいだ。
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