2015年2月28日土曜日

2015.02.28 ハンバーガーショップで働くおばあちゃん

● とあるハンバーガーショップに,オバサンというには年の行っている女性がいて,注文を受けつけていた。たぶん新人なんだろう。
 その彼女が,気がきかない。サーバーがコーヒーを吐きだしている間,じっとそれを待っている。

● 店長格の女性が,その間にお盆を拭いてとか,始終,注意を与えていた。お客さんの前だから,あまりきつくは言えない。
 傍から見ていても,店長に同情したくなった。

● あの年齢になっていては,言われてもなかなか改まらないだろう。続かなくて辞めることになるのじゃないか。
 でも,辞めたあと,彼女はどうなるのだろう。あの年齢でもこういうところで働きたいと思うからには,経済だって楽じゃないのかもしれない。ひょっとすると,生活保護になってしまうのか。

● どうしても家事の延長で,時間を惜しまない癖がついているんだろうね。ところが,この仕事は時間との勝負だ。昔の喫茶店ならば,彼女でも問題なく務まったのかもしれないけど。
 長くそのテンポの中で生きてきた人が,いきなりファストフード店の流れについていくのは厳しいだろう。

● 以上は昨年11月19日の朝の見聞。その後,彼女を見かけることはなかったので,やはり辞めたのかと思っていた。
 ところが。久しぶりに朝のうちに,そのハンバーガーショップに行ったらば。彼女が元気に働いていた。この時間帯にはずっといたのかもしれない。

● だいぶ慣れた様子で,もう小言を言われることもなくなったようだ。いや,まだあるのかもしれないけれども,格段に少なくなっているだろう。
 これ,もし爺さんだったら,ここまで適応できたろうかね。ぼくは自身を振り返ってみても,ちょっと否定的なんだけどね。

2015年2月27日金曜日

2015.02.27 ダイソーの食品売場

● 百円ショップにも得手不得手があって,食品は不得手な分野ではないかと思っていた。実際,価格的にもスーパーのほうが安いことも多い。食品に関してはね。
 口に入れるものを百均で買うのはどうなのよと考える向きもあるようだし。

● 昔,コジマが台頭していた頃,同じ電気製品でもコジマのは壊れやすいと言われていた。街の電気屋さんが流したものか,消費者の実感だったのか,出所はもちろんわからない。
 が,今はどうかといえば,街の電気屋さんがなくなってしまったこともあるけど,普通に量販店で買う。量販店のものは壊れやすいなどと言う人もいなくなった。
 百均商品についても同じことが言えるのかもしれない。

● 実際,すぐに壊れるものも多いという実感はある。あるいは,すぐに使えなくなったり。たとえば,自転車のパンク修理キット。
 品質が一段落ちるってこともあるだろう。値段が値段だからね。
 けれども,不当に貶められているところもあるんじゃないかねぇ。

● ダイソーの食品売場を覗くと,すごいもんだなぁと思ってねぇ。特に調味料の充実ぶりがすごい。
 あと,各種のレトルト食品。海苔やすりごまや揚げ玉にも注目。酒のつまみ類もね。スーパーのほうが安いと言ったって,わざわざスーパーに行くより,ここで買ってしまったほうが時間の節約になる。
 特に,ぼくのようなモノグサ人間は,パスタを茹でてレトルトソースを絡めて食べるのでも平気なんだから,ダイソーでかなりの部分をまかなえるわけだ。

● 食品じゃないけど,観葉植物も充実度を増している感じね。これも,ひょっとすると,ホームセンターのほうが安いのかもしれないけど。
 が,こちらはどっちにしてもぼくが買うことはないと思う。

2015年2月26日木曜日

2015.02.26 宇都宮美術館

● 某日,宇都宮美術館に出かけてみた。自分に美術はわからないという確信があって,美術館ってまず足を向けることはないところなんだけどね。
 県立美術館に行ったのも片手で数えられる回数。那珂川町にある広重美術館にも一度しか行ったことがない。
 たいていの人はぼくと同じはずだと思うんだけど,そういう人がパリに旅行に行くと,ルーブルやオルセーにわざわざ行く。これって,どんなものよ。
 ともあれ。この日はミニコンサートがあったので,それを聴きに。

● 宇都宮駅からバスに乗って。初路線のバス旅も味わうことができたんだけど,大部分はすでに知っている風景だ。バス旅としては1回でいいかな。運賃も410円とチトお高い。

● わが家からだと自転車がいいな。片道20㎞程度ではあるまいか。ただし,美術館は山の上にあるので,けっこう登りが続くことになる。その分,帰りは楽なんだけど。
 天気が良ければ自転車。これから温かくなるしね。

● 薄久保友司展を開催中。せっかく行ったのだから,これも観てきた。常設展も。
 ポスターや本の装丁・装画,椅子や時計など,一品生産ではないものも展示されていた。何が美術品として後世に残るのか。たぶん,誰にもわからないでしょうね。

● ミュージアム・ショップがけっこうな充実ぶり。絵画を絵はがきにしたものや,美術関係の書籍,美術をあしらった文具など,初めてだったせいもあるんだろうけど,次から次に見てて飽きなかった。
 あと,レストランが混んでましたね。1時過ぎに行ったんだけど,待っている人が並んでいたもので,ぼくは早々に諦めた。
 以前,美術館が人気だって聞いたことがあるんだけど,そうなんですかねぇ。公立の美術館ってお金をかけずにけっこうな時間を過ごせるから,そこが好まれているのか。いっぱしの教養人になったような錯覚も味わえるかもな。

● 外を散歩するのもいい。箱根彫刻の森のようなってわけにはいかないにしても,いくつか作品が置かれている。が,それ以上に森というか山なわけでね,歩くには絶好のロケーションでしょ。
 近くに帝京大学がある。帰りは少々殺風景ともいえるキャンパスを横切って,帝京大学からバスに乗った。これだと340円ですむ。

● このあたりは宅地開発も進んでいる。立派な住宅が並んでいる。が,申しわけないけれども,住むのはちょっとパスしたいエリアだ。
 基本,車が必須だろう。駅にもちょっと遠い。ぼく的には,岡本駅でも宝積寺駅でも雀宮駅でもいいから,駅から徒歩圏内であることが必須条件だと思っていてね。歩いて駅に行けないところには住みたくない。
 宇都宮だったら駅周辺にマンションがけっこう建っている。郊外の戸建てより駅周辺のマンションがいいかなぁ。
 って,大きなお世話だな。ここは好みと運の問題だもんな。

2015年2月25日水曜日

2015.02.25 ひっぱりうどん

● 行きつけにしているうどん屋で,“山形ひっぱりうどん風ぶっかけ”がメニューにあがっていた。初見参だ。当然にして注文に及ぶ。

● 本場の“ひっぱりうどん”がいかなるものかは知らないけれど,そのうどん屋で出てきたのは,ゆでたうどんに,納豆とサバ缶のサバを入れ,刻みネギと刻み海苔を載せたものだった。
 そこにラー油をかけ回し,汁をかけて喰う。

● 納豆を入れるから「ひっぱり」になるのかと思ったけど,Wikipediaによれば,「釜からうどんを引っ張るから,納豆の糸をひくからなど諸説ある」とのこと。
 肝心の味はというと,アリだなと思った。旨いもんだ。

● 簡単そうなので,自分でも作ってみることになるな。サバ缶の汁を入れないようにするのがコツかもしれない。
 うどんにもいろんな食べ方があるものですな。

● もとが旨いんだから,どうやって喰っても旨いんだけど,とびきり旨いうどんならシンプルにザルかカケ,せいぜい天ぷらを加えるくらいでいいかなぁ。
 たとえば,稲庭を“ひっぱり”にするのはあり得ないような気がする。

2015年2月24日火曜日

2015.02.24 寝るより楽はなかりけり,は本当か?

● 就寝はだいたい0時を過ぎる。何をしているわけでもないんですけどね。となると,翌朝,起きるのが辛くなる。もう少し寝ていたいなぁと思うことになる。
 今の時期は寒いから尚更だ。ずっと布団の中にいたいよぉ。

● でも,たまに21時前に寝ちゃうことがある。そうすると,4時には目が醒める。いくら何でもこの時刻に起きてもしょうがないから,もう少し寝ていようと思う。
 でも,体は起きたがっているわけでね。そこをじっと寝ているのは,わりとシンドイものですよね。

● 寝ていたいのに寝れないのも辛いけれど,起きたいのに寝てなきゃいけないのもシンドイ。あたりまえっちゃあたりまえ。
 寝るより楽はなかりけりといっても,昼間は起きていたほうが楽なようだ。

● ただ,やりたくもない仕事をするから,寝ていたいとなるんだな。だから,起きてやりたいことがあるっていうのが,楽の核になるんだろうな。
 それが仕事だって人もいるんだと思う。その人は,幸せの極点に立っている。報酬の多寡は問題じゃない。

● そこまで行かなくても,つまりやりたいことと仕事が一致していなくても,やりたいことがあるっていう人は,それだけで幸せの大部分を手にしていると思う。
 ちなみに申しあげれば,やりたいことは先延ばしにしないほうがいいよね。定年になって暇ができたらとか,お金が貯まったらとか考えないで,できる範囲で手をつけてしまうこと。それだけで幸せ度はあがる。

2015年2月23日月曜日

2015.02.23 国内最大の観光地は東京だ

● 週末に東京に1泊できるとしたら,どこに泊まろうか。これがなかなか決まらない。考えだすと,数十分はすぐにたってしまうな。
 面白そうだと思えてきた新宿。東口界隈を目的なしに歩いてみる。
 新橋に泊まって,夜の銀座を視察したり,伊東屋本店を覗くのも面白そうだ。ま,銀座に泊まってもいいんだけどさ。
 錦糸町や新小岩の総武線沿線の下町風情に浸ってみるのも良さそうだ。上野,浅草は言うにや及ぶ。
 中央線の沿線はどうか。高円寺や西荻窪,吉祥寺。

● 会社の同僚(新入社員女子)に訊ねたら,次のような回答。
  1 池袋
  2 スカイツリー
  3 銀座
 彼女は学生時代に池袋に住んでいたらしく,勝手知ったるところが安心だからという理由で,1位は池袋になった。
 スカイツリーってまだブームが続いているのか。やはり銀座は憧れなのかね。

● こうしてアレコレ悩んでいると,日本で最大の観光地はまぎれもなく東京だと思えてくる。新宿や池袋,銀座や渋谷が,そのまま観光地だ。スポットではなくエリアが。
 加えて,スポットもあるんだもんな。ぼく的には,浜離宮,東京タワー,羽田空港,恵比寿ガーデンプレイス,お茶の水駅から見える神田川といったあたり。

● 商業施設も圧倒的に集積すれば,それそのものが観光資源になる。個々の店舗でもそうだ。伊東屋はぼくにとっては聖地。いろいろ理由があるにしても,基本は圧倒的な品揃え。
 栃木からわざわざ伊東屋に行くとなれば,伊東屋は観光スポットだ。文具マニアはたくさんいるだろうから,観光客が絶えることはない。

● さらに加えて,美術館や博物館,コンサートホールといった,学術,芸術関係の集積も東京は段違い。視界,360度。どんな嗜好を持った人でも吸い寄せることができる。
 余所が逆立ちしても敵わないはずだ。

2015年2月22日日曜日

2015.02.22 64歳のスマートフォン

● 知り合いの64歳の男性は富士通が出した“らくらくスマートフォン”の初代機を使っている。ほかに電子辞書も使用中。
 自宅ではもちろんパソコンを使っている。有線テレビ会社とブロードバンドを契約。ITは苦手でね,と尻込みするタイプではないとお見受けできる。

● この“らくらくスマートフォン”は最初から入っているアプリしか使えない。自分で好きなアプリをインストールすることができない。
 彼なら,普通のスマホの方がいいのではないかと思うので,そのことを申しあげると,いや,とても使いこなせませんよ,とおっしゃる。

● 通話とメールと地図,この3つが使えれば充分ですから,と。あと,電車通勤をしているので車内でニュースが読めればいい。それは,彼のスマホでもできるわけだ。

● 使いこなすとはどういうことか。スマホにたくさんアプリを入れて,始終使っていることか。ブログをスマホから更新することか。SNSで何かを発信することか。
 スマホでできることは無数といっていいほどにある。無数と言っては言い過ぎならば,アプリの数だけある。

● スマホでできることに自分を合わせるのではなく,自分に合わせて無数の中からいくつかを選べばいい。この4つで充分ならば,彼は立派にスマホを使いこなせているということだろう。
 右往左往しないで見事な割りきりを見せていると思える。ユーザーはすべからくこうありたいものだ。

● 翻って,それでは若い人たちがスマホをどう使っているかといえば,どうもたいしたことには使っていない(と思う)。
 彼らにとっては,メールに代わってLINEが絶対のアプリだろうけれども,そのLINEで何をやりとりしているのかといえば,たぶん愚にもつかない四方山話だろう。

● 楽しいコミュニケーションの真骨頂は愚にもつかないところにあるから,それで何が悪いわけでもない。悪いわけではないが,せいぜいそんなものだ。
 中高年が,若い人はたいしたものだ,自分は彼らのようには使いこなせない,と思うのは間違いだ。彼らはたんにスマホに触れている時間が長いだけである。

● 1日は誰にとっても24時間しかないのだから,スマホに触れている時間が長ければ,その分,他の何かをしている時間は減っているはずだ。
 ひょっとしたら,女性の取り扱いは昔の若者よりも下手になっているかもしれないぞ。そうそう引け目を感じることもあるまいと思う。

2015年2月21日土曜日

2015.02.21 ブログやSNSの80%が消滅したとしても,全体の情報量は減らないと思う

● ブログやSNSが普及して,誰もが言いたいことを公開できるようになった。で,ぼくも4本のブログを更新中だ。
 しかし,現在ネットにあるブログやSNSの80%が消滅したとしても,全体の情報量はまったく減らないだろうな。

● ぼくは文具に興味があるので,自分が使っている商品名で検索をかけることがけっこうある。そうすると,たくさんのブログが引っかかる。自分のブログが典型的にそうであることを認めたうえで申しあげるんだけど,たいていはどうでもいいことが書いてある。
 だいたい,同じようなもの。N次情報のオンパレード。これ,すでに誰かが書いているんだから,アンタが書かなくてもいいじゃん,と思う(自分のブログもそうだから困るんだけど)。

● 人がこれが自分の個性だと思っているものは,じつは個性でも何でもなく,他の誰かやマスコミのエピゴーネンにすぎないと思うことがほとんどだ。
 消費の多様化,レジャーの多様化,働き方の多様化。多様化と言っておけば通りがいい。でも,多様化って本当なのか。けっこう画一的だと感じることが多いんだけどな。

● 真に個性的な人って,そもそも,ブログやSNSには手を染めないのかもしれない。言ったって理解されっこないとわかっている。
 実際,彼らが言うことを理解するのは至難なはずだ。

● 何が書いてあるかよりも,どう書いているか。その書きぶりに親和性を感じたり,興味を持ったりすることはある。
 ブログやSNSは情報の収集源と考えるより,そうした方向から楽しむものなのだろうな。楽しめるサイトをいくつか見つけられれば,それ以上を望むのは欲が過ぎるというものなのだろう。

2015年2月20日金曜日

2015.02.20 Hotto Mottoのステーキ弁当

● 一人前を自分で作るよりは安くつくかもしれないと思うほどの手頃な値段で,温かい弁当を食べられる。Hotto Mottoといえば,まずのり弁が思い浮かんでくるわけですが。

● たまの贅沢でステーキ弁当を食べてみた。ごはんの上に載っているステーキは,ステーキというよりは焼き肉っぽい。ステーキというからには,ある程度の厚さが欲しい。
 いや,文句を言ってるわけじゃないんですよ。この値段ですからね,文句を言う理由はない。

● もうひとつ。ステーキソースが多すぎますよね。初めてこの弁当を食べたときは,ぜんぶジャッとかけてしまった。ステーキソース弁当になってしまった。
 慣れない贅沢はしない方がいいと思った。が,その後も何度かお世話になっている。

● Hotto Mottoではやはり,のり弁が第一。あと親子丼が何気にいい。かつ丼もいいですな。この3つが,Hotto Mottoでのマイ・フェイバリット。

2015年2月18日水曜日

2015.02.18 ポジティブ宣言

 新しい世界を拓け。もう遅いということはない。
 新しい刺激を快く迎えろ。しかし,苦手とわかっているところにわざわざ向かうな。

 だんだん変えるのではなく,ガラッと変えろ。
 お金がないからできない,と言うな。
 どうでもいい人とは付き合うな。ほとんどがどうでもいい人だ。
 現状から少しでも上に出れば,見える景色はいっきょに変わる。

 力が満ちていることをイメージしろ。
 愚かに信じよ。人は自分が描くとおりの人になる。

 都市は力をもらえるところ。田舎に引っ込むな。
 つねに刺激を浴びていろ。
 その刺激をつまらないことで相殺するな。

 環境に負けるな。環境とは自分以外のすべてだ。自分を取りまくもののすべてだ。
 自分本位。徹底して自分本位。
 位負けするな。相手を勝手に膨らませて,その膨らんだ相手に負けるのは,一番馬鹿々々しい。

 自分を恃め。自分を過小評価するな。
 自分の能力を見くびるな。おまえはおまえが思っているより,はるかに凄い。

 人生なんて甘いものだ。どうにでもなる。
 一寸先は光だ。明日はどう良くなるか,誰にもわからない。

 食べろ,飲め,抱け,出せ,捨てろ。
 浪費せよ。ケチケチするな。

 自分が光源になって周りを照らせ。人の光を反射して光るのではない。
 自分がいるところが世界の中心である。
 山の彼方には何もない。自分がいるところにすべてがある。

 閉じるな。開いていろ。すべてを受け容れろ。そして対応せよ。
 疲れるな。疲れている暇はない。

 世界は無尽蔵だ。取り放題だ。取りたいだけ取るがよい。
 残りの人生で,今までの倍,生きる。長さではない。

● 何だ,このポジティブは。しかし,そう思える時間を長くできれば,それがすなわち自分だ。怖れるものは何もない。そういう気分になれる。
 人とはその気分のように思う。気分の塊が,つまりその人。それ以外ではあり得ないのではないか。

2015年2月17日火曜日

2015.02.17 Google+に登録した

● パソコンやスマホは「Google=命」的な使い方をしている。多くの人がそうじゃないかと思う。
 昔はマイクロソフトだった。最初からWindowsに組み込まれているInternet Explorerでネットにアクセスしていた。メールはOutlook Express。MS-Officeは必須ソフトだった。

● 昔といっても,そんなに前じゃない。それがわずかの間に様変わりしたなぁ。
 わずかの間の大きな変化なんだけれども,変化の渦中にいるときにはさほどには感じないものだね。ぼくが飛び抜けて鈍いのかもしれないんだけど。

● まず,メールがGmailに変わった。いかな鈍いぼくでも,この便利さはすぐに体感できた。端末が変わってもそのまま使える。
 使い勝手もOutlook Expressとは違っていたから,最初,ちょっと戸惑いはあったけどね。

● ブラウザもChromeに。IEでべつに不都合も感じなかったから,Chromeに乗り換えたのはけっこう遅かったと思う。けれども,乗り換えたら俊敏さに驚くことになった。
 Googleドライブを使えば,MS-Officeも必須とは言いがたくなった。いまだに,Officeは入れているし,使ってもいるけど,じつははるか昔のバージョン(Office 2002)をそのまま使用中。ごく基本的な機能を使うだけだから,それで何も困らないわけでね。

● その昔のOfficeを,今でも互換性を維持しつつ,使えるようにしてくれているマイクロソフトは立派だと思う。
 マイクロソフトって,一人勝ちの時期がずっと続いて,IT界の悪役を一身に引き受けていた。WindowsなんかMac OSのパクリだ,しかもあまりデキの良くない,とも言われたしね。
 が,ぼくはわりとマイクロソフトが好きだったな。

● けれども,そういうこととは関係なく,Googleが提供するサービスにどっぷり浸かっている。このブログもGoogleのBloggerを使わせてもらっているし。
 早い話が,お金を出してソフトを買うってことを,この数年間したことがない。ソフトはタダなのだと思うようになっている。

● ただし,Google+には興味がなかった。FacebookもTwitterも同じ。要するに,SNSと呼ばれるものには手を出すつもりはない。
 情報発信(というのも,おこがましいけど)はブログで充分。森博嗣さんが言われるように,書きたい人が勝手に書いて,読みたい人が勝手に読む。それで完結。その先の,コメントやトラックバックなどは余計な機能だと思っている。

● ネットで個対個のコミュニケーションをしたいとは思わない。
 いい年をした大人が「つながりたい」だなんてミットモナイじゃないか。臆面もなく「絆」なんて言葉を口にするような大人にはなりたくないじゃないか。

● 個対個になれば,話の中身も(良くいえば)より身近なものになるだろう。昼食は何を食べたとか,今どこにいるかとか。こんなことをした,あんなことをした,っていうのを,リアルタイムかそれに近い時点で,友だちや知り合いにお知らせする。個対個になれば,どうしたってそうなる。
 建設的な議論が深まるというのは,選ばれた人たちに限られるのであって,アナタやワタシにあてはめちゃダメである。

● おまえはそういうことをやっていないのかと言われれば,やってますけどね。LINEはそのためにある。
 ただし,LINEのメンバーは家族限定。ぼく-ヨメ,ぼく-豚児,ヨメ-豚児,ぼく-ヨメ-豚児の4パターン。
 LINEの窓口をそこから先に拡げることはたぶんない。コミュニケーションとは煩わしいものだと思ってしまっているんだろうな。煩わしさが増えることにけっこう警戒心を持っている。

● ではなぜGoogle+に登録したのかといえば,写真のバックアップが容量無制限でできるからというのが理由。
 Google+で自分から何かを発信することはない。誰かが発信した情報を読むこともないだろう。

● ただね,実際のところね,180度変わってしまうかもしれないなとも思っていてね。つまり,SNSってスッゲー便利じゃん,となってしまうかもしれない。
 Google+のホーム画面は何度も見ることになるんだろうから,そのうちに魔がさして使ってしまうこともあるかもしれない。
 魔がさすのに備えて,Google+の取説を買っておこうか。っていうか,買ったんですけどね。使う気満々じゃん,ってか。

2015年2月16日月曜日

2015.02.16 新宿の魅力が少しわかってきたかも

● 新宿といえばカオスのイメージ。カオスすぎて何度か行っているのに,それでも道に迷う。っていうか,駅の構内で迷子になる
 自分の脳が新宿情報を受け容れることを拒否しているのじゃないかと思うんですよね。オレの手には負えないからと,自動的にシャットしちゃうような。

● でも,これだけの人が集まるんだから,集めるだけの何かがあるんだよね。そう考えるだけの余裕はできてきたような。
 ただ,その何かって何なんでしょうね。

● ラビリンスの魅力っていうやつか。ラビリンスなんて言葉を使うとわかったような気になるけれどもね。
 たとえば,文化センターに行くときに通る遊歩道(「四季の道」と名づけられている)は,ゴールデン街のすぐ裏だ。飲み屋の裏口を見ながら,「四季の道」を歩くことになる。
 新宿区役所のすぐそばに歌舞伎町がある。ちょっと道路を隔てただけで,性格がガラッと変わるエリアになる。

● 新宿に限らず,あるいは日本に限らず,都市とはそういうものなのかもしれないけれども,新宿はそれが際立っているようだ。
 適度に危険な匂いもあって,そこが魅力なのかもなぁ。

● 面白いのはやっぱ東口ってことになる。金融機関やホテルは西口に集まっている。整っているんだろうけど,新宿の新宿たる所以は東口にありそうだ。
 だいぶ昔に泊まったことがあるにはあるんだけど,西口のホテルからあまり動かなかったかな。せっかく泊まったのに,新宿を回遊することがなかった。

2015年2月15日日曜日

2015.02.15 宇都宮駅前の金券ショップ

● 東京に出るとき,当然切符を買うわけですが,たいてい駅前の金券ショップで買うんですよ。回数券のバラ売りをしているわけだね。
 たいして安くなるわけじゃない。せいぜい100円じゃないですかね,片道で。

● で,自販機まで設置しているんで,店が閉まっている時間帯にも買うことができる。ところが,この自販機,ずっと「調整中」になっている。
 この「調整中」,ひょっとしてどこかから圧力がかかっているのかなぁ,と思ったりもしてね。
 先日も「調整中」だった。まだ店が開店する時刻にはなってなかったので,JR駅の自動券売機で買ったんだけど,片道1,940円になってたんですな。消費税アップで50円高くなった。

● 以前は,金券ショップで買うなんてことはなかったんだけどね。つまり,“都区内フリーきっぷ”があったときはね。
 金券ショップで多少安くなるより,フリー切符の恩恵の方がずっと大きかったからね。

● というわけで,フリー切符の復活を望みたいんだけどね。東京の地下鉄路線網が頭に入っていれば,地下鉄の1日乗車券とかで代用できるのかもしれないんだけど,そこまで動くことはそれほど(というか,ほぼまったく)ないんだよね。


(追記)

 金券ショップの自販機,調整が終わったようだ。現在は稼働中。

2015年2月14日土曜日

2015.02.14 鉛筆画か水彩画を始めてみるか

● 小学校のとき,図工は最大の苦手科目。絵を描いたり,工作したりっていうのが,イヤでしょうがなかった。中学生になると,いくらかマシになったけど。
 ということなので,余暇に絵をかいて過ごすなんていうのは,これっぽっちも考えたことがなかった。

● でも,これ,費用がかかりそうだってのもあったかもと思う。油絵はとんでもなくお金がかかりそう。敷居も高そうだ。
 水彩はそれほどでもないんだろうけど,それでも絵の具とかスケッチブックとか,それなりの値段がするのだろう,と。
 もともと好きでもないのに,お金をかけてまでやるなんてのはねぇ,あり得ない話でね。

● ところが,これが安くなりましたよね。ダイソーやセリアに行けば,絵の具セットが100円で買える。スケッチブックやクロッキー帳も100円だ。パレットもある。クレヨンはもちろん,水彩色鉛筆まであったんじゃなかったかな。
 もちろん,質はわからない。

● だけども,こちとら,いいものを使えば旨く描けるという水準にははるかに遠い。
 要は,描けりゃいい。だったら,百均画材で充分だ。まさか,百均のクレヨンだとスケッチブックに線を入れても色がつかないってことはないんだろうから。

● で,絵を描く自分を妄想することになるんですよね。
 ま,やりませんけどね。ダイスキンにいろいろ書いているけど,そこでも絵はおろか,図解とかチャートとか,まず書くことはないからね。
 そういうものに向く頭がないんだろうな。妄想は妄想のままに終わらせないとね。

● と言いながら,ひょっとしたら,オレ,絵の才能あるかもよ的な,ひょっとしたらひょっとするかも的な,根拠のない期待を持っちゃったりね。
 宝くじで3億円当てて,億万長者になってやろうとするのと,ほとんど変わんないやね。

2015年2月13日金曜日

2015.02.13 歌舞伎町は昼間でも怖い

● 国内最大の歓楽街がどこなのかは知らないけれども,歌舞伎町が歓楽街の代名詞になっているのはたしかでしょ。
 でも,ここ,男でもちょっと怖いですな。情けない。情けないんだけど,怖いんだから仕方がない。

● これでもね,昔は歓楽街をスイスイ泳いでいたことがあったんですよ。昔はね。
 そのときから,冷やかしでこういうところを歩いてはいけないなと思ってた。冷やかされるのは誰だっていやだろうからな。冷やかしとか怖いもの見たさで来てるってのは,ここで生業を立てている人にはすぐにわかるだろう。

● だから,遊ぶつもりがないといけない。結果的に遊ばなくてもいいけれども,そのつもりがないといけない。
 どんな遊びで遊ぶかは,人それぞれだけどね,もちろん。

● 歌舞伎町で遊ぼうなんて思ったことはないんで(それはちょうど,帝国ホテルのスイートルームに泊まろうと思ったことがないのに近い。分不相応ということだ),夜の歌舞伎町は知らない。たまたま昼間,道に迷って歌舞伎町に入りこんだわけですね。
 そうだったからこそなのかもしれないなぁ,怖いと思ってしまったのは。こっちに馴染もうとする態勢が皆無だったわけだからね。警戒の対象として見てしまっていたわけだから。

● もちろん,何事もなかった。でも,這々の体で逃げだした。それ以来,歌舞伎町に近づいたことはないんだけどねぇ。
 この歳になると,歓楽街じたい,あまり関係なくなるから,これからも歌舞伎町に足を踏み入れることはないだろうなぁ。

2015年2月12日木曜日

2015.02.12 みんな,鞄を持って通勤している

● 昔はそうじゃなかったように記憶している。鞄を持つ人ってむしろ少なかった。もちろん,男性の話ですけどね。
 手ぶらっていましたよね。財布と定期券だけポケットに入れて,荷物は何も持たないで出勤してくる人。
 紙袋の人もいた。紙袋っていうか,会社の封筒。マチ付き封筒だったか。あれ,けっこう収納力がある。
 鞄を持つ人でも,いわゆるセカンドバッグ的な小ぶりなものを小脇に抱えてっていう感じでしたね。若い人(当時の)に多かったといえば多かったかも。

● ところが,今は皆さん,鞄をお持ちですよね。高校生だけじゃない。通勤電車の中に鞄を持たない人を見つけるのは,かなり困難だ。
 しかも,それなりに大きな鞄。ブリーフケースだったり,ショルダーだったり,リュックだったり,トートだったり,そこは色々だけど,たっぷり入る鞄を持っている人が多い。

● 昔は鞄なしですんだのに,今は鞄が必需品になっているとすれば,いったい何が変わったのか。って,この答えはほぼ必然だ。持ち歩かなければならない荷物が増えたからに決まっている。
 問題は,その増えた荷物の中身だ。おそらく,第1はIT器機だと思う。ノートパソコンと周辺器機。今ならタブレットを持ち歩いている人も多いのかもしれない。

● それと手帳かな。この手帳が大型化する傾向がある。ひと頃流行ったシステム手帳の影響は大きかった。A6はむしろ小さい方じゃないですかね。
 弁当持参の人が増えてますか。特に若い人の間で。今は男性でも自分で作って持っていく人がいると聞く。あと,マイドリンクを水筒に入れて。

● ということで,どんどん荷物が増えた。鞄なしではすまなくなった。のだろうな。

2015年2月11日水曜日

2015.02.11 行きつけのうどん屋の味を真似てみる

● カレーうどんとか味噌つけ麺とか,この時期には旨いものだ。で,ときどき,これなら自分でも近いものが作れるのじゃないかと思うことがあってね。
 もちろん,手打ちのうどんなんだから,同じものはできっこない。こちらは乾麺を茹でようとしているわけでね。

● けれども,うどんの乾麺ってなかなかいいのがあるじゃないですか。そのいいのを買ってくればいい。
 たっぷりめのお湯で茹でれば,同じにはならないけれども,まぁまぁ食べられるものになる。っていうか,ぼくの舌なら何の問題もなしということだ。

● 問題はつけ汁の方。味噌つけ麺のつけ汁は,豚肉,白菜,タマネギ少々が入っていた。そこに刻みネギを載せて食べる。
 自分でも作ってみましたよ。白菜の代わりに長ネギをたっぷり入れることにした。市販のつゆを加えて,味噌を溶かすだけですけどね。

● お店の味には及ばないけれども,熱いつけ汁に冷たい麺。いいものだなぁ。
 しかし,量を作りすぎるのが問題だ。結果的につけ汁の作りおきができてしまう。ちょっと作るっていうの,難しくないですか。
 これなら,お店でお金払って食べた方がいいなぁってことになりがちなんですよね。

2015年2月10日火曜日

2015.02.10 タリーズで天使に出逢う

● 宇都宮駅ビル「パセオ」にできた2軒目のタリーズで,コーヒーとフレンチトーストの昼食。そこに10代後半と覚しき(もうちょっと上かもしれない)男の子がやってきて,ぼくに話しかけた。
 ここ,高いの? これで700円。 へー,もったいない。
 お金持ってるの? これを払うくらいはね。
 これから遊びに行くの? いや,行かないよ。 お金持ってるのに遊びに行かないの?
 遊びに行こうよ,だって。 誰が? ぼく。
 明日も来るの? たぶん,来ないと思うよ。
 また,会おうね。

● といって,彼は去って行ったんだけど。療育手帳を持っているのではないかと思われた。
 邪気がないわけですよ。お金も持っていないんだろうな。
 彼を見ていると,お金がないからといってコーヒーが飲めなかったりトーストが食べられないのはおかしいんじゃないか,世の中が間違っているんじゃないか,と思えてきてね。

● 何だかなぁ,途中から邪険に扱ってしまってね。邪魔だよ,おまえ,みたいな。
 後悔の気分がポツポツと湧いてきた。どうすればよかったかなぁ。

2015年2月9日月曜日

2015.02.09 年を取ったなと思うこと

● 宇都宮の駅周辺ではなく,中心部に用事があるとき(たとえば,総合文化センターに行くとか),以前はだいたい歩いていた。JR駅から東武駅までは歩くものという前提。
 が,最近は,バスに乗ることを考える。歩くのが億劫になってきた。
 実際にバスに乗ってしまうことが多くなった。年を取ったのだなぁと思いますね。

● でも,そう言ってしまうと救いがないので,多少言い逃れをしたい。
 靴の問題。足をすっぽりと覆ってくれる靴は窮屈でいけない。ので,半ばサンダルのような靴を履くことが多いんですけどね。足は楽なんだけど,歩きづらい。それが歩かなくなった理由のひとつだな。
 履きやすい靴を探して履けばいいだけのことなんですけどね。

● まぁね,あまり心配はしていないんですよ。一時的な現象でしょ。根拠はないけど,そう思っている。
 歩くのは健康の基本ですからね。煙草を吸うだの酒を飲みすぎるだの,そんなことより歩かないのが最もいけない。
 健康のためなら死んでもいいというのはアホウの極みだけれども,歩くことは省略しない方がいいですよね。自戒をこめて,そう思いますよ。

● でね,靴の問題なんですけどね,女性は大変だなぁと思うんですよね。ハイヒールとかじゃ歩きにくいでしょ,やっぱり。歩きにくいどころの話じゃないと思うんですよねぇ。
 恰好をとるか健康をとるか。普段は恰好をとって,休日にまとめてジムで運動するっていうのもありなんだろうけど,わざわざ運動するための時間をとるのも大変そうだし。
 うぅん,女性は大変だなぁ。

2015年2月8日日曜日

2015.02.08 ハンバーガー店のテイクアウト

● モスバーガーでは,チーズバーガーにポテトSセットを付けて注文するのがぼく的定番。そこで,ノートを拡げてあれやこれや落書きするのは,とてもありがたい時間だ。
 だから,お店に支払うお金はハンバーガーやコーヒーの代金ではなくて,椅子とテーブルの使用料だと思っている。今なら暖房完備ですこぶる快適に過ごせるわけだから,暖房代も入っていますかね。

● ところで。店内でお召しあがりにならないでテイクアウトするお客さんもけっこうな数いらっしゃる。
 その場合でも代金は同じ。他人事なんだけど,これ,ちょっと腑に落ちなくてねぇ。

● テイクアウトの場合は,少し安くしてもいいんじゃない? 一律10%引きにするとか。
 椅子もテーブルも汚さないんだし,暖房の恩恵にも与らないんだから。
 以前は食べた後は完全セルフというか,お客さんが自分で残った紙を捨てていた。燃えるゴミと燃えないゴミを分別してね。最近は,店員さんがやってくれるようになってるじゃないですか。テイクアウトの場合は,その手間も要らなくなるんだもん。

● ま,ほとんど変わりませんかねぇ。原価的には。変わらないんだろうな。
 暖房なんてお客さんがいてもいなくても,つけていなくちゃいけないものなんだしな。

2015年2月7日土曜日

2015.02.07 宇都宮駅ビル「パセオ」に2つめのタリーズがオープンしていた

● パセオ2階の八重洲ブックセンター宇都宮店の脇にもタリーズが開店。だいぶ奥まったところだ。こういう場所にできるのは珍しいのじゃないか。
 ララスクエアのタリーズも,パセオ1階のスタバも,2ヶ月前に開店した2階のタリーズも,入口の近くにある。

● 4人掛けの四角いテーブルが6つ,ゆったりと置かれている。2人掛けのテーブルが4つ並んでいる一画があって,あとはおひとり様用の椅子が6脚。ガラスで仕切られた喫煙席も。

● 書店で買った本や雑誌をここで読んでもらおうという趣向ですか。学生の頃,本屋で雑誌を買って,それを持って行きつけの喫茶店で読むのは,なかなかに幸せな時間だったのを思いだした。
 社会人になってからも,本格的(?)に酒を飲むようになる前は,喫茶店に立ち寄って,ボーッとするのが好きだった。
 年をとると,若かった頃の時間の過ごし方(潰し方)に回帰することがあるんだろうか。そうなるのも悪くないなと思う。

● マンゴータンゴスワークル(Tallサイズしかなかった)を注文。500円。静かに過ごせるのはいいですな。
 囲われた空間ではない。ここを通ると出口への近道だったりもするので, お客さんじゃない人も通り過ぎていくし,駅ビル内のアナウンスや流している音楽も普通に聞こえてくる。外の雑踏も入り込んでくる。オープンカフェ的な感じ。

● ではあるんだけど,基調は静寂。場所がらか,開店したてのせいか,空いていた。それゆえでしょうね。
 女子高校生がいない。これはありがたい。大人のタリーズだな。お気に入りの場所になりそうな予感あり。

2015年2月6日金曜日

2015.02.06 ネスカフェ ゴールドブレンド

● 昔に比べてすっごく旨くなったものが2つあると思う。
 ひとつはレトルトカレー。話にならないほど,旨くなった。技術革新が重ねられたに違いない。技術革新を誘発するだけの需要があったということでもある。
 ゴミを増やすことになるけどね。これは,レトルトカレーに限った話じゃないけどさ。

● もうひとつは,インスタントコーヒーだ。個人や家庭で気軽に使えるドリップ式の器械も出ているけれども,ぼくはそんなの全然使う気にならない。インスタントコーヒーで充分なんだもん。
 特に,“ネスカフェ ゴールドブレンド”は出色だと思う。昔,「挽きたての味と香り」とか「違いのわかる男」とかテレビでCMが流れていたけど,その頃より一段と旨くなっているように思う。
 ここでも細かい革新と改善が積み重ねられてきたんだろうな。

● で,ゴールドブレンドを買いますよ,と。その場合,一番ちっちゃい瓶を買うことが大事だね。割安感にひかれてレギュラーサイズにしないこと。空き瓶をペン立てに使おうなどと,邪なことを考えちゃいけないね。ちっちゃいのがいい。

● インスタントコーヒーがこの水準になると,スタバ以前のいわゆる喫茶店のコーヒーにはお金を払う気にならなくなる。喫茶店に払うのはコーヒー代じゃなくて場所代だと,当時から思っていたけどね。

● 昔も今もコーヒー道の追求にいそしむ人はいる。ゴールはどんどん遠くなっているのか,それとももう極め尽くして,これ以上はないというところに来ているのか。
 コーヒーの味は当然として,それ以外の付加価値をどれだけ提供できるか。カフェの生き残りも大変だろうな。

● そのカフェもスタバやタリーズが街を席捲して,アルバイトだけで運営されている。コーヒーは器械がいれる。
 その業務用コーヒーメーカーの進歩にも驚かされる。名人の技に近づいているっていうか,名人技そのものっていうか。
 流通段階でも多くの工夫が積みあげられたんだろうな。

2015年2月5日木曜日

2015.02.05 Googleの取説を買った

● スマホは(パソコンも)Google中心で使っていきたい。Googleなしではすまないというのが,むしろ実情だ。Googleの掌のうえで下手な踊りを踊るしかない。

● といっても,ぼくなんかはGoogleをどれだけ使えているか。端っこをかじっただけで,Googleって便利だよなぁと思ってないか。もっと便利に,もっと簡単に,もっといろんなことができるんじゃないか。
 Googleのサービスはどんどん多様化しているし,廃止されたものもある。Googleが提供しているサービスを使って何ができるのか,このへんでおさらいをしておこうかと思った。
 で,技術評論社から出ているGoogleサービスの解説書を買ったんですけどね。

● 知りたかったのは特に写真絡み。Picasaがよくわからなくてね。わからないのはわかろうとしなかったからで,わかろうとしなかったのは,写真をどうにかしようと思ったことがなかったから。
 でも,だんだんそうも言ってられなくなってきたかな,と。
 
● Google Earthだってろくに使えてないな。マップも同じだ。ほかにも,知らなくて損をしていることがあるかもしれない。

2015年2月4日水曜日

2015.02.04 底力のある地方都市

● 全国の著名な都市,たとえば京都や金沢,福岡や札幌は別にして,中小都市で底力を感じさせるところ。
 住んだことがないので,実際のところはわからない。あくまでイメージ。だから,アテにはならない。

● まず,弘前。太宰治が「弘前は決して凡庸のまちでは無いと思った」と書いていた。その擦り込みがあるせいかもしれないんだけど,まず最初に弘前が浮かんでくる。
 昔,一泊だけしたことがあるが,気分的には通過しちゃったかなって感じ。弘前城も桜も見たことがない。

● 栃木のザイにあって,初めて宇都宮に出たとき,宇都宮は凡庸な街ではないと思ったか。思わなかった気がする。
 弘前と宇都宮の違いなのか。太宰とぼくの違いなのか。宇都宮の名誉のために言っておきたい。圧倒的な確率で後者の可能性が高い。

● あとはどこだろう。酒田,富山,大津,尾道,長崎あたりが浮かんでくるんだけど。
 どうしてか。かつて栄華を誇ったとか,港町で何かありそうだとか,交通の要衝だったとか,歴史上重要な役割を果たしたとか,そういうことだろうか。
 色気のある街っていうイメージを,ぼくは持ってるんですけどね。文字どおりの色気も大事。かつて遊郭もなかったような街じゃどうにもならない。懐が浅いという感じになる。

● いずれも行ったことはある。でも,弘前と同様で気分としては通過しただけ。せめて連泊しないといけませんかね。理想は住んでみることだけど。
 これからそれらの街に出かけることがあるか。持ち時間が少なくなった身としては,行くんだったらサッサと行きたいんだけど,たぶん,行かないような気がするんですよね。
 東京の存在が大きすぎるんですよ。何をするんでも東京がいい。まずいことに,東京はけっこう近い。

2015年2月3日火曜日

2015.02.03 喜久屋書店

● 宇都宮で最も大規模な書店がここ。西武→長崎屋→MEGAドンキと変遷を重ねてきた店舗の5階と6階を占めている。
 場所は宇都宮の一等地になるんだけど,旧市街の地盤沈下ははっきりとあるわけで,このあたりのお店で苦戦していないところはないといってもいいくらいのものではないかと思う。

● ぼくもこの本屋に行くのは年に数回くらいのもの。宇都宮にはしばしば行くんだけど,JR駅周辺でとまってしまうんですね。市街に踏みこむことがない。
 本屋にしても,駅ビルに入っている八重洲ブックセンターや,ララスクエアにある落合書店は必ず覗くんだけども,喜久屋とかお隣のパルコに入っている紀伊國屋にまで行くことは,あんまりないんですよね。

● 昔は東京まで本を探しに行くことがあった。八重洲ブックセンター本店とか三省堂とか。お茶の水は,自分的には東京の中では近しい場所だった。
 けれども,今はそんなことはしなくなった。アマゾンがあるからっていうより,そこまでして読みたい本がなくなったからですね。あるのを読めばいいじゃないか的な。

● しかし,この喜久屋書店,品揃えは圧倒的。東京に出た際,いくつかの本屋を覗いても見つからなかった本を,ここで見つけたこともある。
 そういう意味じゃ,本を探しに東京に出る必要はいよいよなくなった。

● こうした大型店,たまには覗いた方がいいですよね。読む本を軌道修正した方がいいかもと思わせてくれることがあるからね。実際に軌道を修正するかしないかはべつにして。

2015年2月2日月曜日

2015.02.02 「行くぜ,東北」のポスター

● 日本を代表する美人を一人あげよ。木村文乃さんでしょ。JRの「行くぜ,東北」のポスターに登場してる人ね。

● 最新版のポスターは白いコートを着て,電車のドアのところに立って,外を見ているやつ。こんなに白が似合う人はいませんな。
 このポスター,盗んでやろうかと思いますよ。って,これだけ大きいと(しかも額に入った状態で掲示されている)ちょっと盗みずらい。A4のチラシにしてくれればいいのにと思うんだけどねぇ。

● けど,ネットに画像がアップされてますからね。当然,ダウンロードして,パソコンの壁紙にしてしじゅう眺めていますよ。
 今までのポスターをスライドショーで楽しむのもいいでしょうね。眼福とはこういうことをいうんでしょうな。

● おそらく,ご本人は陽性でアッケラカンとした性格ではないかと想像するんだけど(美人はだいたいそう。妙な屈折とか気取りとかはないことが多い),ま,お付き合いするとかってのはあり得ないわけだから,そういうのはどうでもいいんでね。
 良き眺めを楽しむ。そういうことだね。

2015年2月1日日曜日

2015.02.01 サントリーホール

● 先月の25日,サントリーホールに行く機会があった。
 音楽専用に設計された東京初のホール。この国の演奏活動の中枢を担ってきて,現在も担っている。ぼくが知っているのはその程度のことだ。

● できて間もない頃,友人がサントリーホールで行われたコンサートを聴きに行って,その様子を語ってくれたことがあった。興奮冷めやらぬという感じで語っていたことを,今も憶えている。
 だいぶ前のことのような気がしてたんだけど,サントリーホールの開館は1986年10月らしい。まだ30年も経っていないのか。

● そういうところへぼくも行くことになるとは,その頃はチラッとも考えなかった。わからないものですな。
 で,今でも,サントリーホールはちょっと別格でしょっていう気分が,ぼくにはあった。

● 実際に行って聴いてみると,音響だけでいえば,このホールよりいいところがあるんじゃないかと思った。聴衆にとっての使い勝手にしても,このホールがナンバーワンだとは思わなかった。
 けれども,ここはやっぱり特別なのだった。その理由を以下に述べる。

● ホールに着くまえのアプローチが違うのだ。アークヒルズの一角にあって,ANAインターコンチネンタルホテルが隣接する。スウェーデンやアメリカ,スペインの大使館も近くにあり,ホテルオークラも徒歩圏内。
 要するに,場所がセレブっぽいわけですよね。ハイソな雰囲気ありまくり。生活感が希薄な人工空間。庶民を連想させるものがない。

● ハレの場としては申し分ない。ハレの度合いがかなり高い。
 したがって,ホールに着く頃には,自分が俳優になったような気分になる。つまり,自分もこの場で演じる一人なのだと思えてくる。空間がそう思わせる。

● そういうのって,何度も来れば消えるはずのものだ。滅多にないからこそのハレだから。
 この空間が日常になっている人も,けっこうな数,いるんだと思う。プロの奏者にとっては,数あるホールの中の一つに過ぎないだろう。

● ところが,滅多に来ない人の方が,数からいえば圧倒的に多数でしょ。そうした多数派にとっては,ここはもう観光地といってもいい。写真を撮るところ。
 実際,そうしている人の比率が,他のホールに比べるとずいぶん高い(っていうか,他のホールではまず見かけない)。お上りさんになるんだよね。

● で,彼ら(ぼくもその中のひとり)が生活感を持ちこんでくれる。隣のお店のテラス席に陣取って発泡酒を飲んでいる御仁もいたし。
 でも,観光客が持ちこむ生活感っていうのは,彼らがそこにいる間だけのことだ。彼らが去れば元に戻る。
 そして発泡酒の御仁も,たぶん,彼なりのやり方で俳優をやっている部分があるはずだ。

● というわけで,サントリーホールはそれが建っている場が,他とは違うんですね。
 ミューザ川崎や東京芸術劇場やすみだトリフォニーも,ホール単体として見ればとてもいいホールなんだけど,終演後に外に出ると,そこは川崎であり池袋であり錦糸町なわけでね。
 目に入ってくるのは,ファストフードのチェーン店とファミレスとコンビニと立ち食いそば屋とビッグカメラなわけだ。あるいは,カプセルホテルの看板。

● 言葉を変えれば,たったそれだけの違い。ほんとにね,たったそれだけ。