● iPhoneを使っているとき,電車に乗ると,iPhoneを使っている乗客がとにかく目についた。iPhoneだらけだったように思えた。
ところが,Androidに戻ってみると,iPhoneを使っている乗客がグッと減った。
● もちろん,そんなことのあるはずもなく,こちらの見方,意識の向け方が変わったわけだ。
電車の中がiPhoneユーザーだらけに見えるようになったのも,自分がiPhoneを使い始めてからだった。
● 記憶もそうだけど,風景の見え方も,どうもあてにならない。人の認識において客観というのはあり得ないですな。立場とか持ちものとか気分とか,そんなもので認識が変わってしまうんだから。
気分なんて,猫の目のようにクルクル変わるものだし,しかも揺れ幅が大きい。それによって見え方が変わってしまう。
● 人間の感覚なんてあてにならない。そのあてにならないもので,人はそれぞれ自己を作っている。これが自分だと思っているもの,それもあてにならないぞ。
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