● ITの進化。ワープロ専用機から始まると思っているけど,ワープロ専用機に接したときの驚きは忘れられない。ワープロ期の始まりだ。
何とかして手に入れたいと思ったけれども,高嶺の花。数百万したんじゃなかったかな。が,価格下落はこのときから急激で,初めて見てから3年後には自分用のパソコンを買うことができた。15万円くらいだったと思う。
● ワープロは使い倒した。そのためにパソコンには乗り遅れた。NECの98が一世を風靡するようになっても,ワープロで充分だねと思っていたから。
この頃から,テキスト入力ができればいいと思っていたんだろうな。
● 遅ればせながらパソコンに移行。でも,当時はインターネットなどはない。パソコン通信というのがあって,文字のやりとりはできた。つまり,メールと掲示板のようなものはあった。パソコン通信期だ。
ぼくもニフティに入会した。ほとんど使わなくて,ひょっとすると今でも毎月の支払いを続けているのか。んなことはないか。
● 基本はスタンドアロン。パソコンは個人の作業を援助して効率化してくれる道具だった。ワープロ,表計算,・・・・・・。それでも充分に画期的だと思った。
● そのうちにインターネットがあたりまえになった。インターネット期に移行するにあたってWindows95の果たした役割は小さくないと思うけれども,決定的だったのはハードの進歩。特に,ADSLだったと思う。初のブロードバンドで定額制。
通信速度と通信料金の関係で,初期のインターネットはパソコン通信と大差なく(といっても,パソコン通信は基本的に大きくはあっても閉じられた世界でのやりとりだったけれど,インターネットは開かれた世界),テキストベースだった。写真だの音声だのをアップしたり送ったりするのがあたりまえになるのは,ADSLが登場してから。
● そのうちにブログができた。ぼくはそのブログ期に入ってから,しかもだいぶ後期になってから,ネットに自分を出すことを始めた。それまではもっぱら読む専門。ネットは情報収集の場。
誰しもそうだと思うんだけど,情報収集といっても勉強ではなく娯楽でね。
● 今はSNS期といっていいんだろうかなぁ。
ぼくは,初期の変化に圧倒されて,以後の変化には鈍くなっていたようだ。だものだから,以後の変化を正当に評価することができなかったきらいがある。
こうして並べてみると,後の変化ほど変化の幅が大きいよね。
● それを担った立役者も,初期には富士通やNEC,東芝といったメーカーで,次はMicrosoft,Apple,次のフェイズではGoogle,そしてFacebookやTwitter。
● 次にはどういう変化が来て,誰がそれを担うのだろう。
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