● 初詣というのは年中行事であって,信仰があるのか,信心があるのかと問うのは,ヤボというものだろう。信仰や宗教には関係なく,現世利益をお願いに行くものだ。
● その初詣に今年はまだ行っていなかった。お願いしたいような現世利益がないわけではない。
でも,行ったからといって叶うわけでもない。そういう一般則にしたがったといいますかね。
● ところが,たまたま新橋にやってきましたよ,と。では,烏森神社に行ってみますかということではなく,ぶらぶら歩いていたら烏森神社があったわけ。
都心の神社らしく境内はないに等しい。元々は広かったんだろうね。それをドサクサに紛れて国に取られてしまったよ,というわけなんだろう。その後,国が民に放出したんだろうな。
● 狭い神社なんだけど,ここで働いている人はけっこう多い。神籤も売っていれば,御祈祷もしている。由緒ありげな神社だ。
縁起が書かれた説明板はあったけど,どうもこういうのって読む気にならないでしょ。
● ぼくも神籤を引こうと思って,初穂料300円を指示のとおりに賽銭箱に投げ入れた。神籤が入っている箱にそう書いてあったわけね。
そしたら。箱の中に神籤はなかった。おいおい,300円返せよ,烏森神社。
いやいや,賽銭ですよ,仕方がないね。いつもは10円しか入れないんだけど,今日は特別だ,と思うことにした。
● 銀座からほんのわずかしか離れていないのに,この雰囲気。来るたびに不思議に思う。ガラッと違うんだもんね。新橋と銀座って。
どっちがいいかって言われれば,圧倒的に新橋がいい。っていうか,自分が生息できる場所はこちらだと思う。なぜか。飲み代が安くてすむからだ。
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