● 内容は次のとおり。
放送法は合憲。契約の成立時期は,契約を承諾しなかった人に対してNHKが提訴し,契約を命じる判決が確定したとき。ただし,受信料の支払い義務は,テレビを設置した時から発生する。
NHKとして受信料を払ってもらえばいいのだろうから,結果だけを見れば,NHKの全面勝訴といっていい(契約を拒否する人がいれば,いちいち提訴しないと受信料は取れないわけだから,NHKにとっても厳しい判決だという人もいるけれど)。
● 妥当な判決でしょうね。というか,裁判所としてはこれしかないという判決だろう。法律解釈が司法の職務であって,放送政策をどうするかというのは国会なり政府の仕事だ。裁判官が口を出していいところではない。
だから,政策の是非の判断を裁判所に求めるというのは,その発想そのものが歪だとしか言いようがない。法律万能主義者とはそういう人たちのことを言う。
● これについてネットに次のような意見が載っていた(→こちら)。
なるほど,そうか。「NHKの電波にスクランブルをかけ,受信料を払った人しか見られない有料放送にすればいい」のか。
ここでも問題は技術で解決できるんだな。言葉の応酬は要らないんだ。
● テレビを1秒も見ないようになって4,5年が経つ。それで何の支障もないんだけど,受信機はある(相方が時々見ている)のでNHKに受信料を払い続けている。
ぼくとしては,NHKがこの方法を採用してくれれば,ありがたいんだがな。
● ワンセグであっても受信料の支払い義務が生じるというのがNHKの見解。これについてはどうなのか。ワンセグなどスマホから外してしまえというのがぼくの意見。
テレビを見ないんだから,ワンセグのお世話になることもない(かつてはワンセグって便利だと思った時期もあったんだけどね)。いまどき,リアルタイムで見なきゃいけない番組なんてあるのかい。
リアルタイムにこだわらなければ,見る方法は(録画以外に)いろいろあるだろうよ。ワンセグなんてもう時代遅れでしょ。
なので,自分はワンセグ機能なしのスマホを使っている。
● テレビを見ないくらいだから,ぼく一個はNHK不要論者だ。唯一,通勤の車のなかでFMを聞いているけど,これも絶対必須かと問われれば,否。スマホから電波を飛ばして好きな音楽を聴けばいいだけのことだ。
テレビと新聞は生活の邪魔。新聞なんか会社で取っているやつを見るか,週に一度図書館でサッと見出しをながめればそれで充分だろう。
● ニュースはネットで見ればいいということではなくて,ニュースなんて知っている必要があるのかってことなんですよ。
アメリカの大統領が誰なのか知らなくたって,困ることなんか何もないよ。なんだったら,日本の総理大臣が誰か知らなくても,たぶん,生きていくのに何の支障もないと思う。
● そんなものより,白菜や大根の値段の方がずっと重要な情報でしょ。そんなの,テレビでは取りあげないし,新聞にも載ってないもんね。
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