2017年12月10日日曜日

2017.12.10 氏家の「登竜」でチャーハン

● 氏家の「登竜」で昼食。今日は21時までは全席禁煙のはずだから,相方も安心して。
 何度かくるうちに,相方もここが一番のお気に入りになって来たようだ。そうだろうよ。回を重ねるごとにじんわりと旨さが染みてくるのだ。

● ぼくが注文したのはチャーハンセット。相方は味噌ラーメン。野菜がたくさん食べられるから,と。
 その相方,ぼくのチャーハンも食べて,味噌ラーメンは少し残した。食べても食べても野菜が減らない,と申しておりました。

● 「登竜」のエバンジェリストになるつもりはないんだけど,いいものはいいのだ。旨いものは旨い。

● 配膳はアルバイトがやっている。わりと勤務年数が長い印象。居心地がいいのか,いつかは厨房の中に入って技を覚えたいと思っているのか。あるいは,それ以外に理由があるのか。
 長く務めた人には暖簾分けを許している。ひと頃は何軒か「登竜」ができたことがある。のだが,暖簾分けで始めたところで続いているのは,ぼくが知る限り一軒しかない。なかなか本店のようにはいかないようだ。
 なぜかというと,本店の大将をコピーすることができていないからではないかと,無責任に推測している。

● お見受けするところ,これだけ流行っているんだから,相当な日銭が入るだろう。ベンツに乗ったり,店を任せて夜遊びをしたければ,いくらでもできるんじゃないかと思う。が,そうしている気配はない(ベンツには乗っているのかもしれないけど)。
 ほぼ,年中無休。店を開けている時間が12時間。当然,仕込みや仕入れもあるんだろうから,仕事ずくめのはず。
 いつ行っても大将は厨房にいる。仕事が生活のすべてになっているようだ。何十年もそうしてきた(のだろう)。
 大将はたぶんインターネットもしないだろうし,スマホも持っていないっぽい。テレビを見ている時間もないだろう。北朝鮮の核ミサイルなんか彼の世界にはないだろう。

● 暖簾分けで独立した人には,これがたぶんできない。飽きてしまうのか,途中でダレてしまうのか。いや,できないのが普通だろう。
 それを責めるわけにはいかない。自分だって絶対にできないから。しかし,普通ではオンリーワンにはなれないものでしょ。

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