● 右は宿から見た山谷の町並み。普通の下町だ。
だいぶ前にドヤ街の浄化運動っていうのがあって,街灯を増やしたり,コミュニティセンターのようなものを建てたりしたらしい。が,こうして見ていると,山谷が他より危険だったことなんてあったんだろうかと思う。
左の写真。山谷ネイティブ(=山谷がドヤ街になる以前からここに居住していた人たち及びその子孫)にすれば,日雇い労働者はよそ者。けれども,このエリアは安宿が多い。よそ者を相手に商売して,飯を喰ってきた。なかなか一筋縄ではいかないところがあるんだろう。
● それを言いだすとねぇ。現在の都民のうち,東京ネイティブなんてごく一部で,大半は地方から出てきた連中なんだよね。
ネイティブからすれば,都民の大半はよそ者だ。そのよそ者がやりたい放題やっていると苦々しく思っているネイティブは,けっこう多いんじゃないかと愚察する。
特に18区あたりはそうでよ,あそこはよそ者で流れ者ばっかりだからよ,東京の行く末なんかまともに考えちゃいねーんだよ。そうでなけりゃよ,なんで菅直人なんていう,害をなすしか能のないヤツを当選させるだっつーの。あいつ,あれだぞ,福島の原発のとき,直後に視察をやらかした大馬鹿野郎だぞ。
とはいうものの,そのネイティブもさらに二代か三代遡れば,よそから来てるわけでね。都市とはそういうものだ。だから面白いんだけど。
Wi-Fiが使えるよ,と。台湾でもカフェやホテルに入らなくても,路上でWi-Fiが使えるようになっているらしい。
● 浅草,待乳山聖天。大根祭りというのをやっていた。大根にどんな由来があって,お祭りしているのかは知らない。
その昔,浅草は海の底だった。その時代にも待乳山だけは水面上に顔をだしていたらしい。これまた,だから何なのだと言われても困るんだけどね。
ここは浅草でも人が少ない。初詣は,浅草寺や浅草神社は避けて,こちらにするのが賢者のふるまいというものでしょ。バカ
と草木は,浅草寺へとなびくんだろうけどね。というか,なびいているのは,それこそ田舎者ばっかりなんだろうね。
● その浅草寺は人,人,人。多くは外国人。和服を着て歩いている女性がいたら,彼女は外国人である確率が高い。
人は人が集まるところ(=人ゴミ)が好きなのだ。洋の東西を問わず。そう考える以外,この現象は説明できない。
● 浅草からつくばエキスプレスで秋葉原へ。ここも激混み。爆買いは減ったと言われるけども,仲買人かおまえは,と言いたくなるほど大量に買いこんでいる中国人が,かなりの数いる。
浅草も秋葉原も元日の賑わいはとんでもないもの。浅草は初詣客。秋葉原は福袋めあての買い物客。
● このあたりはほんとに様変わりしている。ひと昔前の年末年始は,日本人が海外に出かけるので,国内はガランとするというイメージがあった。
東京も,海外に行く人と帰省する人とで,人がいなくなって静かになり,空気も普段より澄んでくる,という。
今は外国から日本にやってくる観光客が多くて,年末年始はかえって東京人口が増えているのではないかと思うほどだ。したがって,浅草の人力車の車夫をはじめ,観光業者はとても忙しい。
● 秋葉原では「肉の万世」で牛すじつけ麺を食べてみた。氏家の「みやこ家」が隣に店を出せば,お客をごっそり奪えるだろう。
これはアレだね,地元の人は,ここでは食べていないだろうね。よそ者相手に商売しているんだろう。
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