2018年3月29日木曜日

2018.03.29 烏山の「クローバー」

● 烏山は「クローバー」で昼食。着いたのは午後2時だったんだけど,駐車場は満杯。しばらく待った。平日でもこうなのか。繁盛してますなぁ。
 繁盛しているのには理由がある。長く続けていると,店によってはその“理由”が霞んでくることがあるんだけど,ここに関してはそこがしっかりと根づいている(と思える)。

● 孤高の道を行くのではなく(行こうとすれば行けるはずだが),地域との付き合い方も巧い。利用のされ方も心得ている。
 烏山の付加価値を高めているが,烏山という自らが属する地域にたいして謙虚であるのも,人気の理由のひとつだろう。
 ただし,そういうものは店の基本(味,価格,接客)が盤石であって初めて意味を持つもので,何と言っても基本が盤石であるのが(つまり,それが“理由”でもある),この店の魅力の8割を形成している。

● 那須烏山市の観光PRビデオが流れていた。こういうのはどこでも作るようになっているんでしょうね。どこでも作るんだから,那須烏山市だけ作らないというわけにもいかないだろう。
 しかしなぁ,こういうので観光客が増えてくれれば苦労はないよね。自転車絡みのイベントがけっこうあるんだろうか。これまたどこでもやっていることで,新味に乏しいというか。

● 烏山で最もお客を呼べでいるのは,この「クローバー」ではないかと思う。横並びのつまらないことをやっているんだったら,「クローバー」を旗印にして,烏山を盛りあげようとするのがより効果的だと思う。
 市をあげて一民間企業を盛りたてるのはできない相談だ,とは思うんですけどね。っていうか,「クローバー」にとってはかえって迷惑かもしれないねぇ。

● ネットでしばしば目にするのが「魚秀」。魚屋さん。ほかに,旨い蕎麦屋が烏山にはいくつもあるようだ。そういうところでネットワークを組めればとも思う。
 が,ぼくが思いつく程度のことは,すでに試みられているのかもしれない。地元ではもっと真剣に考えてるよね。

● 「クローバー」のウェイティングルームには各種の雑誌が置かれている。それで待つのが苦にならなくてすんでいるんだけど,あんまり古いのは処分した方がいいのじゃないかなぁと思ったりもする。
 いや,読みたいからとっておいてくれ,っていうお客さんがいるんですかね。

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