● 昼食はわが家からほど近い「ふく田」さん。昼食時には役場の職員で混み合うという話も聞くので,すこし早めに行った。
2年前に法事でお世話になった。以来,行ったのは2,3回にとどまっている。
● なぜかといえば,こちら側がラーメン屋とか回転寿司とかファーストフード店にしか行かないからだ。ぼくは「吉野家」で牛丼並と生卵を注文して(420円),卵かけ牛丼にして食べるのをこよなく気に入っている。これで「吉野家」が「料亭よしの」に変わると思っている。
のだけれども,それはレトリックというものであって,吉野家は吉野家だ。吉野家の牛丼は充分に旨いけれどもね。
● 「ふく田」のおまかせ膳。天ぷら,刺身,大和芋のとろろ,茶碗蒸し,サラダ,おしんこ。食後にコーヒーかアイスクリームが付く。
特筆すべきは味噌汁の旨さだ。豆腐とナメコ。あと,おからの和え物もね。スーパーのおからをおからと思っちゃいけませんわね。
● これで1,000円(+税)。420円の卵かけ牛丼より実質安いと思う。
となると,次なる疑問はこれで採算が取れているのかということだ。おそらく酒を飲んでもらわないと儲けは出ないのじゃないか。
仮に単体では採算を割っているとしても(割っていないんだろうけど,儲けシロはあまりないだろう),そこは店側の戦略や考え方があるんだろうから,深い詮索は無用ということにしておく。
● で,少し反省した。お手軽なラーメンとか牛丼とか回る寿司とか,そっちばかりに流れないで,近くにあるこういうお店を盛りたてないといけない。ラーメン屋やファストフード店に行くのは半分にしよう。
自分が健啖家でいられるのもせいぜいあと4年ではないか。その間に,こういう店に行っておかないと。
今はまだ“いいものを少し”の境地には至れていない。健啖家を卒業すれば自動的にその境地に行くというものでもないだろう。
だから,いつだって,“今”動かないといけないよ,って話だよねぇ。
● 要するに,戸籍はこの町にあるのに,この町とは何の関わりも持たないままで一生を終えました,ってことになっては少しばかり寂しいかもしれないのだよね。
ただね,2年前にも同じ反省をしたはずなんだよね。
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