2018年3月9日金曜日

2018.03.09 夕食は百均寿司

● 百均寿司店で夕食。氏家の「魚べい」。
 ぼくら大衆にとって,安さは正義。逆に,安さは正義と思ってしまう人を大衆と呼ぶのかもしれないけど。
 ぼく的には百円でこれだけのものが食べられれば,文句なし。抹茶は飲み放題で,ガリは食い放題。ありがたや。

● 行ったのは7時を少し過ぎた頃だった。30分も待たされたろうか。最も混む時間帯だったのだろう。ぼくらがカウンター席に座ったあとも,次から次へお客様がご来店。
 商売繁盛,けっこうなことだ。こう言っちゃなんだけど,商売は貧乏人を相手にするに限るのだな。サッサと喰ってサッサと帰ってもらえれば,ほんと助かる。

● とは言うものの,この料金だと,薄利多売しかない。その多売も相当な水準に達していないと,利益を確保するのは大変だろう。楽な商売はないなぁ。
 もったいないなぁと思ったのは,お客が帰ったあとの片付けがなかなかされなくて,しばらく放置してある一画があったこと。お客が去ったあとに,食後の皿がそのままになっている光景というのは,飲食店とすれば最も見せたくないものだろう。回転率を下げる要因にもなる。
 最小限の人数でやっているのだから,混雑時間帯にはどうしてもこれが出てしまうのだろう。

● タッチパネルを使っての注文は,「魚べい」が初めてではないけれども,画期的なシステムだ。従来は店員がやっていたことをお客にやってもらえる。しかも,お客の負担を増やさずに。
 計算まで自動的にやってくれる。スタッフがお皿の数を色別に数えなくてもいいのだ。

● もうひとつは,お客が無言でいられるようにしたこと。声を出して注文するのは億劫だと思っていた人が,意外に多かったに違いないのだ。なぜって,ぼくがそうだったから。
 注文が通らないこともあるし,あまり忙しそうにしていられると,注文しづらい。無言ですむというのは,けっこうなサービスになっている(と思う)。

● 老爺心から申しあげれば,タッチパネルにある“店員を呼ぶ”ボタンは削除した方がよい。こういうものがあると,大した用もないのに店員を呼ぶバカを作ってしまうからだ。店員をバカから守らなければいけない。お客は神様ではないのだから。
 実際には,お客がこのボタンを押すのは,注文したのになかなか商品が来ない(逆に,注文してないのが届いた)という場合が大半だと思う。そういうことのないようにするのが,最も簡便な方法だ。
 このボタンは要らない。逆にいうと,このボタンに頼らない方がいい。

● 百均寿司でも特別枠で高いネタもある。が,そうしたものは注文しないのが基本。
 それをすると,回転寿司の良さから少しそれてしまうことになるのだ。つまり,そういうものは回らない鮨屋で食べた方がいいと思うから。

0 件のコメント:

コメントを投稿