2019年8月31日土曜日

2019.08.31 「いろり庵きらく」で味わう豪勢

● 宇都宮駅構内の「いろり庵きらく」。海苔つけ蕎麦,480円。汁に入っているのは,刻みネギの他に青ノリとおろし。辛味は山椒か。つまり,家でパクれないかと思ってるんですけどね。
 それがなかなかできない。市販品でやろうと思っているからでしょう。刻みネギと大根おろしは自分で用意するとしても,乾麺を茹でて,市販の汁を使おうと思っているからだ。それではなかなか上手くいかないようだ。

● こちらは板そば,610円。普通に盛り蕎麦であるわけだが,これはもう麺をキリキリに冷やすのがコツなんでしょうね。水道水に晒すだけでは足りない。氷水を使わないとね。それが面倒でなかなかできないわけだが。

● ところで。ぼくは昔から95:5の割合で,街の蕎麦屋より立ち食いスタンドを愛好しているのだが,蕎麦屋で飲むというのには憧れていて。なかなか機会がないというか,居酒屋に行ってしまうというか。
 その街の蕎麦屋がどうも見つけにくくなっている印象。儲からないとか後継者がいないとか,そういった理由で減っているんでしょうね。
 街の蕎麦屋ってけっこうね,味に差があって,正直,消えるべくして消えたところも多いと思う。

● 本屋が減っていると言われて久しいけれども,実際のところは大規模店に置き換わっていて,ぼく一個に関して言えば,そんなに困ったことにはなっていない。ま,本を買わなくなっていることもあるんだが。
 蕎麦については,大規模店に代わるのが立ち食いスタンドか。

● 「いろり庵きらく」ってけっこう旨くて,街の蕎麦屋の平均より上ではないかと思ってるんですけどね。街の蕎麦屋で食べた階数が圧倒的に足りないので,確言はできないけど。
 たしかに,旨い蕎麦屋はめっぽう旨い。栃木県でいえば,たとえば今市の長畑庵。そういうところをモノサシにすると「いろり庵きらく」は負けるんだが,「いろり庵きらく」よりも不味い街の蕎麦屋もかなりあると思うわな。

2019年8月29日木曜日

2019.08.29 氏家「むらかみ」で焼肉でハイボールを飲む

● 今日は肉の日で,ハイボールが290円。それを含めて安いのしか注文しないんだけど,それでも充分に旨い。
 言っちゃなんだけど,ホテルのラウンジで飲むのは飲むうちに入らないと思う。高層階から都会の夜景を眺めながらなめるように飲む,という飲み方もあっていいし,それを支える雰囲気を味わうという飲み方もあっていいのだが,“飲む”に適した場所はそこじゃないような気がする。

● まず,気安く飲めること。そのためには“気”をとった安さが必要だ。安さに乗って,さぁて何にしようかなと迷える時間があること。
 適度に混んでいて,雑踏感があること。他のお客さんの話し声が聞こえた方がいい。あんまりうるさいのは困るが,静かすぎるのはもっと困る。だったら,家飲みの方があらゆる面で勝ることになる。酒場はカフェじゃないんだから。

● スタッフもある程度は忙しそうにバタバタとしていてもらいたい。空気に活気が注ぎ込まれる。そこにいるだけで元気になれる気がする。たとえ錯覚だとしても,そう思わせてもらいたい。

● でもって,家庭では作れないような肴があることだ。たとえ作れても,店の水準にはとうてい及ばないと思われるツマミが揃っていること。
 焼肉とそれに付随する料理は,ほぼそれを満たす。だいたい,ぼくなんか家で焼肉をする気にならない。後始末を考えたらとんでもない。そもそも,家庭じゃ火力が足らない。
 塩キャベツやナムルといった何でもないものにしても,下拵えか調味料か何が違うのかわからないけれども,焼肉店で出されるものをどうやったら自分で作れるのか,まったく方法論が浮かんでこない。

● ともあれ。クイックイッとハイボールが進んだ。何度も旨いなぁという言葉が出た。
 締めは石焼きビビンバ。相方が3分の1,ぼくが3分の2を食べた。これで4千円でお釣りが来た。2人分の料金で,だ。ハイボールは3杯飲んでる。

2019.08.29 LINEとViberをPCで使う

● LINEとViberのPC版ソフトをThink Pad にインストール。以前は,LINEはChromeの拡張機能を利用していたと思うんだけど,今は単独で普通にインストできるようになったんですね。
 LINEもViberもつながってる相手は1人しかいない。しかも,連絡を取りあいたいと思うのは,だいたいは出先でのことが多い。
 んで,PC版を使うことはほぼないと思うんだけど,PCでも使えるという安心感はあるんですよね。

● ただ,PCの場合はブラウザ(ぼくはChromeを使用)から扱えた方がずっと便利なんですよね。ブラウザとは別にLINEやViberを立ちあげるのは面倒。
 ブックマークバーに登録できれば問題解決なんだけど。できるんだろうか。それぞれのトップ画面をブックマークすればいいんですかねぇ。

● しょっちゅう使っていれば,Chromeのトップ画面にショートカットが表示されるんだろうけど,しょっちゅうは使わない。
 だったらどうでもいいじゃん。そう,かなりどうでもいい問題ではあるんですよ,そもそもね。

● LINEやViberをPCでも使いたいと思うのは,LINEやViberを業務上の連絡ツールとして導入している場合に限られそうだ。そんな会社はあまりないだろう。
 まぁ,でも。PCを使えるときは,PCでやれた方がいい。さすがにフリックよりキーボードの方が快適に入力できるんで。

● LINEやViberで連絡を取りあいたいと思う人の数って,世間的にはどれくらいなんだろう。LINEでつながってるのは奥様だけだ。奥様はぼく以外にも何人かとつながっているらしいのだが。
 よほど親しい人に限定しないと,つながっていることが重荷になるんじゃないか。学校の同窓生や友人,知人ならLINEよりFacebookが適当だと思う。ぼくはFacebookをやめてしまったくらいだから,同窓生や知人程度ならネットでつながっている必要はそもそもないと思っているんだけど。

● ところで。Viberをインストすると,Avast Free Antivirusなんてのも一緒にインストされてしまう。こういうクソ仕様はやめてくれ,楽天。大人の事情はあるんだろうけどな。
 今どき,フリーのウィルス対策ソフトは要らない。標準搭載のWindows Defender で充分だ。少なくとも,フリーのウィルス対策ソフトよりは,Windows Defender が安心できるというものだ。
 それに,こうしたフリーのウィルス対策ソフトは有料制にしろとしつこく誘ってくるのが困る。ヘタすると,うっかり有料制への移行ボタンをクリックしてしまいそうな誘導の仕方もするしな。

2019年8月28日水曜日

2019.08.28 ビジネスホテルに非日常を求める人

● かつて日本一のニートと呼ばれたphaさんがネットにこんなエッセイを載せていた。ビジネスホテルで非日常を味わうという内容の記事だ。

● 記事中に登場するのは「ドーミーインPREMIUM 東京小伝馬町」。この場所で,サウナに入り放題で,マッサージ機も使えて,「夜鳴きそば」を無料で食べられて,朝食バイキングがあって,1万円は安いと思う。ベッドも大きい。こりゃいいや。
 ビジネスホテルって,寝るだけに特化した宿泊施設というイメージだったんだけど,様変わりしてるんだろうか。カプセルホテルだって,大浴場があるのが普通だから,差別化を図らないとってことですか。

● 「ドーミーインにはマンガも置いてある」らしい。「部屋に戻って,ホテルに置いてあったマンガと,コンビニで買ったマンガと,持ってきた本とを机の上に積み重ねる。そしてノートパソコンを広げ,音楽を聴くためのBluetoothスピーカーも設置する。これが俺の王国だ,という気分になる。ここに娯楽のすべてがある」。これもよくわかる。共感する。
 「コーヒーが1,000円くらいするカフェがあったり夜景が奇麗なバーがあったり,高級なレストランや結婚式が開催されるようなホールが建物内にあるゴージャスなホテルに泊まっても,僕はどうせ部屋にこもってネットを見たりマンガを読んだりしているだけだろう」。そうなんだよね。ナイスな割り切り。

● でも,地方のビジネスホテルは,今でも寝るための施設にとどまっているところが多いと思う。
 ぼくが同じことをしようとすると,宇都宮のビジネスホテルに泊まることになるんだけど,宇都宮のホテルで大浴場を備えているところは,宇都宮ステーションホテル,スーパーホテル宇都宮,アーバングレイス,ニューイタヤくらいのものらしい(ググった情報)。これらのホテルに泊まる気になるかというと,ウゥーン。

● 真岡の「エンドレス」はどうか。サウナはある(水風呂はない)。1,000円プラスで朝食もある。
 結局,東京まで出かけて「ドーミーイン」に泊まってみたいかな。

● それから。ロイヤルパークホテルは,「高級なレストランや結婚式が開催されるようなホールが建物内にある」ホテルだけれども,2人で泊まればほぼ同じ値段でラウンジも使えるよ。朝食のほかに,夜は酒も飲めるよ。昼も軽食なら食べられる。ジムも利用可。が,サウナはない。

2019年8月25日日曜日

2019.08.25 清澄通り~晴海通り を歩く

● ちょうど正午にホテルを出た。晴海トリトンに向かうことにしている。水天宮前から半蔵門線でひと駅乗って,都営大江戸線に乗り換えて勝どきで降りればいい。のだが,歩いて行こうと思っている。
隅田川を渡って清澄通りに出れば,迷う余地がない。が,清澄通りのつもりで永代通りを歩いてたことがあった。出る前に地図を確認するんだけれども,それでもそうなる。今回も。すぐに修正できたが。

● 清澄通りは一度歩いている。門前仲町がこのあたりきっての繁華な場所なのだろう。何の門前かといえば,富岡八幡宮であり深川不動。それ以外にも神社仏閣はたくさんある。深川エリアだ。
 東京海洋大学の越中島キャンパスも,入ったことはないが,歩きながら一度見ている。海洋工学部が置かれている。かつての東京商船大学なのだろう。年月を重ねてきた伝統大学の風情をかもしている。

● 中の島公園から。湾岸地域のタワーマンション。日本のマンションというのは,香港やシンガポールに比べると低層だと思っていた。やはり,地震のせいなのかななどと考えていたのだが,このタワマンでイメージが変わった。
 ゴーセーなものじゃの。エレベーターが使えなくなったら一大事だろうから,自家発電施設は備えているんでしょうね。

● 相生橋を渡れば佃島。昔,三波伸介と桜田淳子と森昌子のドラマがあって,その舞台が佃島だったような。その頃の佃島は東京の場末。
 今はネオセレブ地帯。つまり,タワマンに住むエリートビジネスマンが闊歩するところというイメージ。このエリアって,何と言っても羽田空港と東京駅に近い。豊洲なら有楽町線,勝どきなら都営大江戸線が通っている。
 エリートさん,あるいはエリートになりたい凡人さんにとっては,バリバリ仕事をするのに恰好のロケーションだろう。

● 都庁が有楽町から新宿に引っ越した当時は,東京は東から西に向かって発展すると言われていた。元々は浅草が東京きっての繁華街だったのが,銀座に移り,次は新宿。
 が,ウォーターフロントの開発(&羽田空港の拡張)によって,この流れは消えたといっていいだろう。東京の西側にあったかつてのセレブ住宅街,世田谷や杉並は衰退せざるを得ない様相を呈している。中央線文化などというのも,昭和レトロで終わり果てるだろう。

● 都市においても,職住接近の流れができているようでもある。都心に定住者が戻っている。郊外から通勤するのはダサいというムードかねぇ。
 ネットが普及すればどこにいても仕事ができるから,郊外や地方でも在宅ワークでなんてことも言われたし,今も言われているんだろうけれども,かえって都心回帰が進んでいるのは皮肉なことだ。
 おそらく,コンパクトシティへの動きが通奏低音として存在するのだろうと思っている。ダラダラと都市の平面を広げるのじゃなく,コンパクトに。
 となると,上に動くしかなく,その象徴が湾岸地域のタワマン。建築技術の進歩も大きいのだろうね。

● 月島といえば“もんじゃ”の時代もあった。“もんじゃ”を旨いと思ったことはない。普通のお好み焼きでよくないか。もっとも,そういうわけで,今の月島は“もんじゃ”で食べているわけではないと思う。
 とはいえ,このエリアは景観的にも観光地の資格があるし,豊洲市場が本格稼働すれば(しているんだろうけど。小池知事によって失われた2年間の損失は計り知れないが)なおのことだ。人を呼べる。とすれば,人をもてなす商売も残っていく。

● 13:09に晴海トリトン着。ゆっくり歩いて1時間ということ。ちなみに,ぼく,サンダルね。
 刺すような猛暑ではないけれど,下着は背中に貼りついている。

● 帰りは晴海通りを歩いて,新橋駅からJR線で帰宅。勝鬨橋から隅田川を眺め,次にホテル(ロイヤルパーク)からトリトンスクエアまで歩くときは,隅田川左岸の遊歩道を下ってこようかと思った。この遊歩道,ずっと繋がってくれてるとありがたいんだけど,そうじゃないんだよね。っていうか,ずっと繋げようとすると,相当に大規模な工事になるでしょうけどね。
 だから,時々,一般道に上がりながら,蛎殻町から勝鬨橋まで歩いてくる。これはこれで面白そうだ。

● 歌舞伎座隣の出光のペンシルビル。目立つよねぇ,これ。悪い意味でね。いつまでこのままにしておくつもりだ。
 出光は日本の伝統文化などどうでもいいと思っております,と言わんばかりの,負の広告塔だと思えるんだが。権利関係を整理して,更地にして,歌舞伎座に寄付しちゃった方が良くないか。
 現状だと歌舞伎座の建物がだいぶ窮屈そうに見える。シンメトリーを崩しているのも,好んでそうしているわけではなくて,このペンシルビルがあるからだろう。

● 最後は「富士そば」で締めた。途中,つけ麺の店がいくつかあったし,築地を通るわけだから,気安い寿司屋もある。
 が,入れないんだな,そういうとこ。結局,「富士そば」か吉野家になるんだわ。
 今回入ったところは,銀座店を名乗っていたと思う。間違いないと思うんだが,店があるところは新橋。遅い昼食というか早めの夕食というか。カロリー摂取過多は紛れもない。720円。

2019.08.25 今週末もロイヤルパークホテルに投宿

● 先週に続いて,今週末も蛎殻町のロイヤルパークで過ごすことにした。頑張った自分へのご褒美とか,そういうんじゃない。だいたい,ぼくは頑張ってないし。

● お金を使ってする趣味がほぼない。ゴルフもしない。釣りも凝るとかなりお金がかかりそうだが,その釣りもしない。総じてアウトドアに興味がない。スキーにも行ったことがない。行きたいと思ったこともない。
 唯一,自転車には凝ったことがあるのだけど(自転車は運動神経に関係なく楽しめるから),昨年5月に事故っちゃって,それ以来,相方に自転車を取りあげられたままになっている。そこを押しのけてまで自転車に乗るほどの入れ込みはない(ただ,いずれはお許しが出るのではないかと期待はしている)。

● オーディオ趣味も入れあげれば家1軒分をつぎ込むのは簡単だと言われるけれども,ぼくはウォークマンしか持っていない。ミニコンポすら持っていないのだ。それ以前は音楽もスマホで聴いていた。ウォークマンすらなかった。
 バランス感覚がありすぎるというかな,破綻を極端に怖れるというか,入れ込むとかハマるとか,そういうのと相性があまり良くない。
 人生には無駄も必要だと言われると,では必要な無駄だけ淡々とこなしていきましょう,という発想をしてしまう方だ(と思っている)。要するに,自分で言うのもなんだけど,ほんとにつまらない男だ。

● 洋服とかお洒落とか,どこの世界の話だと思っている。グルメにもあまり興味がない。基本,炊きたてご飯と納豆か生卵があればいい方だ。
 つまり,あまりお金がかからない体質だ。年金だけで老後を過ごすのは無理で,2千万円の金融資産が必要だと騒がれたが,それってどこの国の話なんだ。ぼく一個は年金だけでやっていける自信がある。毎月,いくらか貯金もできるだろう。

● というわけだから,東京のホテルで週末を過ごすのは,ほとんど唯一の楽しみというわけだ。大目に見てほしいのだ。
 ぼく以上にそれを楽しみにしているのが相方で,宿泊の手配や支払は彼女が一手に引き受けてくれている。
 だから,ホテルのスタッフがぼくに声をかけることはない。とても楽だ。

● お金もそんなにない。日本橋だったらマンダリンオリエンタルがある。けど,これはもう高嶺の花。
 泊まってみたいホテルはほかにもある。ペニンシュラ,リッツカールトン,アマン,パークハイアット,グランドハイアット・・・・・・。帝国ホテルにも泊まってみたい。あと,東京ステーションホテル。が,なかなか厳しい。

● ぼくらが泊まるのはロイヤルパークということになっている。コスパ優先という言い方は,ロイヤルパークには大変失礼になる響きがあるんだよね。
 このホテルはとてもいい。スタッフの対応に不満を覚えたことは一度もない。1階のシンフォニーで食事をすれば,このホテルの食水準の高さも了解すると思う。上にあげたホテルと比べて遜色があるとは思えない(それらのホテルに泊まったことがないので,確言はできないわけね)。

● 本当はね,ホテルは5割なんだよね。あとの5割は東京だ。東京に行くのが5割。ぼくは東京好き。どの街もいいと思う。とり澄ました感が満載の赤坂や広尾だってけっこう楽しいよ。
 移動してると,ハレとケがめまぐるしく入れ替わるのが実感される。わずかな距離しか動いていないのにガラッと空気が変わる感。それが東京の面白さだと思っていて,その面白さも味わえるときに味わっておこうと思っている。

● 世に京都フリークは多いと思う。が,京都に関しては,呼ばれる人と呼ばれない人がいると思っている。人が京都を選ぶんじゃなくて,京都が人を選んで呼ぶ。どうもそんな感じがする。
 京都にある大学に行く人は,若くして京都に呼ばれた人なのだと思う。ぼくも何度か京都を訪れたことはあるんだけれども,ついに京都に呼ばれなかったことを自覚する。
 それゆえの東京好きなのか,東京好きだから京都にフラれたのか,そのあたりは判然としない。基本,京都の格が自分には合わないのだと思っているが。東京は,その点,気安いのだ。

● ま,そういうことはどうでもいい。同じホテルにしばしば泊まるが,泊まり方が上達(?)することはない。毎回,同じだ。
 まずはラウンジで飲んで,そして酔っ払う。さて,問題はこの後なんだが。

● 今回は人形町に出かける余力が残った。兎屋でラーメン大盛り。980円。死ぬのかと思うくらいに胃がパンパンになる。
 カウンター席しかなく,10人も入れば満席になるこの店に,1人で来ている女性客がいる。20時過ぎの時間帯ね。
 そうした女性客,たいていかっこよくて見とれちゃうんだよね。チラチラ見ちゃう。40に近い30代かなぁ。独身で1人暮らしをしている。仕事帰りなんでしょう。家に帰って作るのも面倒だし,明日も仕事で早いんだし・・・・・・かどうかは知らないけれど,一生懸命の人生という感じがするんですよ。

● 兎屋からラウンジに直行。水。水は兎屋でもたくさん飲んでるんだけどね。とにかく,水。でもって,寝る。
 ぼくは兎屋の女性客と違って,いたって気楽なものだ。しかし,この歳になって過去を振り返ってみると,ストレスで甲状腺を切ったこともあるし,朝から強い酒を入れないと出勤できなかった数年間があるし,それで家族にあたってしまったこともあるし,ろくな人生ではなかったような気がする。
 豆腐メンタルで自分より弱い者にあたる。最低のパターン。相方はよく愛想を尽かさなかったものだと思う。

● では彼女には感謝しかないかというと,これが意外にそうでもない。このあたりは複雑に絡みついた糸みたいなもので,なかなか割り切れない。
 割り切れないものを無理に割り切ろうとしないで,割り切れないまま脳内に飼っておく。若いときは,それが大事かもしれない。脳を強くするには,その方がいい。
 が,歳を取ったら,割り切れないことに負けないことが大事かもね。無理に割り切ることはないってところは若い頃と同じだけれども,割り切れないことに囚われないというかなぁ。割り切れないことを忘れるというか。

ご飯の盛り方が男っぽくて申しわけない
● 気分を変えて,翌朝。ラウンジの朝食。カレーを食べてみた。食べてみて
思いだした。トマトの酸味が効いた酸っぱ味のカレーだったのだ。
 ほんでもって,“朝食 The 人形町”に軌道修正。

● ラウンジのスタッフに,美人なのに美人を活かしていない人が若干1名いてね。ひょっとして,自分が美人であることに気づいていないんだろうか。
 教えてあげた方がいいのかね。君は美人なんだから,それを粗末にしてはダメだよ。せっかく美人に生んでくれた神様に申しわけないと思わないのかよ。
 って,大きなお世話かなぁ。何とか気がついてほしいんだがなぁ。

● 東京シティエアターミナルもホテルから(雨の日でも)濡れずに行ける。1階が羽田行きのバス,3階が成田行きのバスの乗場になっている。それだけなのか。搭乗手続きもここでできたりはしないのか。
探してみたけど,それらしき施設はなかった。
 ま,ぼくがここを使うことはまずもってないと思うんだけど。しかし,朝に着く便で帰国して,すぐさま札幌とか福岡に飛ばなければならないお忙氏には,便利かねぇ。ロイヤルパークホテルをベースキャンプ,東京シティエアターミナルを起着点にして,国内外を飛び回る。
 って,そんな生活はできないし,したくもないね。ほとんどの人はそう思うだろう。そんなことはやりたいヤツにやらせておけ。

● 今回の部屋は1608号室。部屋から隅田川が見える。海はちょっとでも見えると,気分が変わるけど,川はそうでもないね。やはり近くに行かないと。
 部屋の風呂に浸かって,ベッドでうたた寝。最高の贅沢だ。ということは,贅沢なんてそもそも知れたものなのかもな。この程度のことって,家にいてもできるもんね。
 家でもできることをホテルでもやるっていうのが,つまり同じことを場所を変えてやるっていうのが,贅沢の本質なのかも。旨いものを食べるとか,高そうな調度品に囲まれるとか,誰かにかしずかれるとか,そんなことじゃなくて。

● ラウンジでチェックアウト。また来週,来る予定だが。

2019年8月24日土曜日

2019.08.24 宇都宮駅構内の「いろり庵きらく」

● しばらくご無沙汰が続いていたんだけど,しばらく前からまた宇都宮駅構内の「いろり庵きらく」に寄ることが増えている感じ。
 最近,蕎麦が変わったかな。そんなことはない? 前からこうだったですかね。こういう細い蕎麦だったかな。要は,旨いなと思ってまして。

● 立ち食い蕎麦じゃない普通の蕎麦屋って,敷居が高いでしょ。特に1人で行くには敷居が高い。
 もちろん,何軒かには行ったことがある。が,ここ数年はないか。もっぱら,立ち食い蕎麦派だな,ぼくは。

● 第一に安いから。第二に敷居の低さ。それはそうだと認めるんだけど,味だってそんなに変わらなくない? 普通の蕎麦屋とさ。
 蕎麦屋で一杯ってのをいつかやってみたい。そういう憧れはある。日本酒をお銚子1本飲んで,もりかかけを1枚食べて帰るってやつ。

● それを「いろり庵きらく」でできないかと思ってて。っていうか,ビールを置いてるのは知ってるんですよ。しかし,肴があるのかという。
 自動券売機を見る分にはどうもこれといったものがない。かき揚げ蕎麦を注文して,ブヨブヨになったかき揚げと汁を肴に飲むのでも,もちろんいいんだけどさ。
 ということは,「いろり庵きらく」で“蕎麦屋で一杯”を決め込むことは可能である,ってことだね。

● 今日は420円の豪華朝食セット。シラスじゃなくて納豆が付いてるのもあるんだよね。前にも同じものを食べてて,次は納豆のをと思ってたんだけど,どういうわけだか,またシラスにしちゃいましたよ,と。
 顔に細かい汗を浮かべたオバチャンが出してくれる。客席の方は涼しくて快適だけど,厨房は暑いんですよねぇ。

2019年8月23日金曜日

2019.08.23 ZenFone Max Pro(M2)の本格使用を開始

● ZenFone Max Pro(M2),昨日から本格使用。今まで使っていたのが2GBの3Maxだからか,反応がキビキビしていて,気持ちいい。
 ROMも64GBあれば充分。画面もこの広さと解像度なら,表計算のワークシートを見る気になるかも。バッテリーの5000mAhもダテじゃない。というわけで,不満なし。

● 国産にこだわる人がまだいるようだけど,ぼくには理解できない。Made in Japan と言ったって,最終の組立てを日本で行っただけのこと。そもそもiPhoneって日本製じゃないよね。
 日本の独自仕様も,たとえばワンセグなどない方がいい。防水もなくていい。防水ケースを使えばいいから。お風呂で使うときなんか,その方がむしろ安心なんじゃ?

● 先日,パソコンも買い換えてるし,武装は整った感じね。あとは戦うだけだ。
 って,ぼくの戦いは買い換える前の古いパソコンとスマホで充分。使い手の腕が腕なんだから,道具が新しくなったところで,どうにもならない。
 弘法筆を選ばずの反対で,豚に真珠かもしれん。かもしれんじゃなくて,はっきり豚に真珠だ。

● 目下の興味はアプリだ。いわゆるお役立ちアプリはGoogleが揃えている。メモ帳やテキストエディタは,Keepがあるんだから,別に入れておく必要はない。マップもメールもGoogleが定番。
 ほかに,夜空にかざすとプラネタリウムになるアプリとか,睡眠のログを録るアプリとか,スキャナアプリとか,一応,入れてある(あまり使わないが)。
 ほかに,こんなこともできるのかと驚かせてくれるアプリはないものかと思って,Google Play を立ちあげて覗いたりしている。

● しかし,基本はニュースをはじめとするネット閲覧とTwitterだ。この2つがぼくの用途の大部分だ。だから,正直なところ,スマホは今まで使っていた ZenFone3 Max で充分ともいえるのだ。
 総じていえば,今のパソコンはコミュニケーターになっているだろう。濃淡や範囲はともかく,LINEやFacebookやTwitterで誰かと情報をやり取りしたり,自分の意見を不特定多数に示すということをやっている人が多いのではないか(もちろん,どこまで届いているかは別問題。届かなくてもいいと割り切っている人が多いかもしれない)。

● スマホは人の数だけ使い方があるようにも思うし,とはいっても,だいたいは同じような使い方をしているのかなぁとも思う。
 スマホはゲーム機だという人もいるだろうし,ミュージックプレーヤーだという人もいるだろうし,サイコンの代わりだという自転車乗りもいるだろう。ひょっとすると,会社のパソコンを母艦とすれば,スマホは遊撃機で,仕事を処理するためのマシンだという人もいるかもしれない。

● ところで。3 Max からMax Pro(M2)への以降は極めてスムーズというか楽ちんで,呆気ないくらいだったんだけど,唯一手間取ったのが,LINEとViberだった。
 LINEやViberが悪いわけではない。ぼくがやらずもがなの何かをやってしまったからに決まっているんだけどね。結局,どうにかなったからよかったけど。
 どうにかできた理由の最たるものは,LINEもViberも,そこでつながっている相手は1人しかいないからだ。電話番号を確認すればすむところ,確認の範囲が極小ですんだからだ。

● 皆さん,LINEやViberをどう使っているのだろう。職場の同僚や同窓生とLINEやViberでつながるというのは,ぼく的には考えられないのだが。
 つまり,物理的に彼ら彼女らと離れたら,次に会うまで彼ら彼女らのことは考えたくないのが普通だと思っているので。だれかれかまわず,つながってしまうのは負の遺産を作るようなものだ。1人の時間を大事にしないとね。
 そうした同僚や同窓生とつながるのであれば,Facebookが適当でしょ。つながりをほぼ意識しないですむのがTwitter。ぼくのような者にはSNSといえばTwitterってことになる。

● 3 Max からSIMはデータ通信専用SIM。080や090で始まる番号は持つことができない。
 それゆえ,Viberをインストールして,050で始まる番号を得て,一応,誰からの電話も受けられる,誰にもかけられる体勢を整えているんだけど,自分から電話をかけることはほぼないに等しい。
 電話というのは大昔からあるけれども,もう終わりにしたい通信手段だ。電話はそれそのものが雑音だ。電話が有効なのは遠距離恋愛中の男女くらいものではないだろうか。

● と思ってしまうのも,コミュニケーションをあまり欲していないからだ。Twitter的コミュニケーション以外のコミュニケーションは要らない。
 人は完全孤独では生きていけないという言い方に同意はするものの,友人や知り合いは多ければ多いほどいいかというと,まったく逆で,そういうものは少なければ少ないほどいい。ゼロでは厳しいというだけだ。

2019年8月21日水曜日

2019.08.21 SiriやGoogleアシスタントは話相手になるか

● iPhoneのSiriやAndroidのGoogleアシスタントは,無聊をかこつときの話相手になるものだろうか。現状では無理としても,将来もしそうなるなら,老後はだいぶ紛れると思える。
 何せ,死ぬまで話相手になってくれるのだ。スマホは究極の老人グッズになるだろう。

● しかし,話相手として頼もしい存在になってもらうためには,自分をSiriやGoogleアシスタントに知ってもらう必要があるだろう。何が好きで何が嫌いか,今までどんなことをしてきたか(してこなかったか)。そういうことをSiriやGoogleアシスタントに把握してもらわなければならない。
 そうなればこそ,SiriやGoogleアシスタントから的確な返しを期待できるというものではないか。

● そのためにどうすればいいかというと,ブログやSNSを始めることだろう。TwitterでもFacebookでも,SNSを始めることは自分のプライバシーを公開することだ。
 ヘビーユーザーほど,その人がどんな人なのか,外側から見えやすくなる。見る人が見れば,住所は番地まで特定できるだろうし,仕事についてはつぶやかないようにしているつもりでも,職業は勤務先まで含めて特定されるだろう。年収,家族構成,趣味,交際状況もこと細かくわかる。
 好きな食べもの,好きなファッション,1週間・1ヶ月の生活リズムもわかる。毎晩飲んでいる人か,どこで飲むことが多いのかまでわかる。当然,頭の良さや性格も過たず推定される。資産もあらかた特定できるのではないか。

● SNSをやるってことは,好むと好まざるに係わらず,プライバシーをガラス張りにして,自分を丸裸にするようなものだ。
 そうすると,自分のプライバシーをスマホが完全に把握する。そして色々と仕掛けてくる。それをジョージ・オーウェル的だとは思わない。バラ色の未来だと思う。

● プライバシーは隠れている状態が,少数者による支配と親和性が高い。公表してしまえば,誰も興味を持たなくなる。
 公表したものを(つまり,誰もが知り得ることを)少数者が支配することはできない。

● ブログとTwitterに自分を載せてどんどんネットに出し,それをスマホがすべて認識したうえで,自分の話相手になってくれる。自分のことを何でも知っているのだから,無二の親友になれるのではないか。
 自分と話しているようなものか。それも楽しそうだ。

2019.08.21 ZenFone Max Pro(M2),準備完了

● 19日。ZenFone Max Pro(M2)を受領した。17,18日と留守にしてたので,今日になったわけで,ずっと家にいればもっと早く受け取れた。
 nanoSIMへの変更を楽天モバイルに申し込んだ。SIMのブツが届くのは2日後か。何だか,移行しなくてもいいような気もしてきてるんたが。

● が,20日正午で,今のmicroSIMが使えなくなった。早過ぎないか,楽天モバイル。1日,スマホなしで過ごせということか。
 その状態でもGoogleのKeepやスプレッドシートは基本的に使える。Chromebookも同じで,オフラインでもこれらのアプリは使える。端末にキャッシュを残し,ネット接続時に同期をとるらしい。

● それに,今どきはそちこちにWi-Fiがある。が,パスワードを入れないといけないのが面倒だ。最初の1回だけではすまない場合もあるんだよね(→ 自動接続アプリがあるんですね。知りませんでした)。
 セキュリティーのためというのは理解するんだが,たとえばTweetしようとする場合,それをTweet前に読まれるのは全然かまわないんだけどね。野良でクレジットカードの番号や銀行口座の番号を入力するなんてこと,しないしね。そういう問題ではない?

● Wi-Fi接続でZenFone Max Proをスタンバイ。アプリ入れ直すの,面倒くせーと思ってたんだけど,そんなことしなくてすむのね。そっくり引き継げるんですな。無知を恥じるっすよ。
 画面の解像度は高いほどいいというわけでもない。という初歩的なことも痛感。
 とはいえ,3Maxから移ってくると,反応の速さはほぼ別世界。速すぎてこっちの操作がついていけないことがある。

● そのセットアップをする中で,手こずったのはLINEの設定。楽天モバイルではSMS付きのデータ通信SIMを使っている。通話はほとんどしないので,通話SIMはムダ。
 が,まったく受けられないのは困るので,Viberで050で始まる番号を取得している。その050で始まる番号ではLINEに登録できないようなんだよね。
 結局,固定電話で登録したんだけどね。固定電話,思わぬところで役に立ったわ。

● 今まで辞書アプリをいくつか入れていた。が,使わない。ので,見栄をはらないで削除することにした。
 というわけで,セットアップは簡単に終了。ガンガン使って行きたい。SIMよ,来い。

● 21日。nanoSIMが届いた。前夜にセットアップしておいたZenFone Max Pro(M2)に装着。今までの使い心地をそのまま継続。
 さすがにバッテリーはもつっぽい。文字どおりフルに使っても2日はいけるかも。満足しとります。3万円でこの性能が手に入るんだから,スマホも安くなった。この性能なら2年で買い換える必要などない。端末メーカーは儲かるまい。

2019年8月20日火曜日

2019.08.20 「みやこ家」であっさりつけ麺

● 17日に人形町近くのホテルに泊まった。このホテルに泊まったときは,「兎屋」でつけ麺かラーメンを食べるのが不文律(?)になった感があるんだけど,17日はぼくが飲み過ぎてしまった。
 とてもじゃないけど,それ以上,胃に何かを入れるのは無理だった。ので,「兎屋」に行かなかった。

● その恨みがあってか,相方が氏家の「みやこ家」に食べに行きたいと言いだして。で,行ってみた。
 濃厚とあっさりの2つある中から,今回はあっさりにしてみた。相方は濃厚。あっさりって,濃厚を薄めたものじゃない。元から違う。これはこれで旨いものだ。大盛りで880円。

● 相方は辛いのが好きで,ここでも唐辛子をどっさりと入れる。韓国産の唐辛子なんだろうか,色のわりにあまり辛くはない。辛さのほかに旨味もある。
 どうもそういうことらしいのだが,彼女の真似をして,ぼくもちょっと多めに入れてみた。ら,手がすべって入りすぎてしまった。辛くない唐辛子というのはこの世に存在しないのだった。

● スタッフの話によると,人手不足はぼくらの住む田舎でも深刻っぽいようだ。深夜営業のある飲食店は特にその影響が出やすいかもねぇ。
 人手不足による黒字倒産とか,これから出てくるのかね。外国人を入れるのもどうやらこれ以上は難しいようだし。単純労務に従事する外国人労働者も,今や,先進諸国の間で奪い合いになってるらしいからね。

● イギリスがEUからの離脱を決めたのは,非イギリス人がやってきて,イギリス人の職業を奪ったからだとされる。医師や弁護士といった仕事まで,非イギリス人が持っていってしまう。
 この状況をチャラにさせる人手不足がイギリスにも起きているんだろうか。ひょっとするとアレだよ。今,国民投票をやり直せば,逆の結果になる公算が大きいんだろうかなぁ。
 「みやこ家」でつけ麺を食べながら,そういう世界規模の大事(?)について思いを馳せたんでした。

2019年8月18日日曜日

2019.08.18 Hotto Mottoののり弁を買って考えた

● 南宇都宮で東武線を降りて,近くのHotto Motto富士見通り店でのり弁を買った。食べたかったんですよ,これ。いや,昔からよくお世話になっていたんだけど,最近,食べてなかったのでね。
 明保野公園のベンチに座って,蚊にくわれながら食べた。価値ある300円ですな。ありがとうございましたと言われると恐縮する。こちらが言うべきこと。

● で,考えた。日本の伝統的な食事というのは,いかにしてご飯をたくさん食べるかという一点でできあがっているのだな。
 おにぎりが典型的にそうなのだけど,弁当にもそれが残っている。のり弁は特にそうだ。

● もうひとつ。これを300円で売っているのだから,アルバイトの時給を上げるのは難しい。と言って,値上げは怖い。競合他社にはコンビニも入っている。
 それがつまりデフレということで,これをして日本は貧しくなったという人もいる。のだが,日本はデフレの先頭ランナーで,これから欧米諸国が日本の後を追うことになるのかもしれぬ。

● どうなんだろうね。Hotto Motto ののり弁もそうだし,吉野家の牛丼が380円で食べられるのは,いわゆる先進国の中では日本くらいのものではないか。今の日本では所得がさほど多くなくても旨いものが食べられる。
 実際,給料はなかなか上がらない。しかし,これを貧しいというのだろうか。

● 民主党政権の時代,1ドルが80円になった。あの円高の時代,日本の製造業の賃金はアメリカの2倍と言われたのではなかったか。
 どういう理由によるものかぼくには理解できないのだが,アベノミクスで円が安くなった。一時は120円まで行った。為替レートで比較すれば,それだけで日本の賃金水準は3分の2になった。

● しかも,デフレは変わらない。輸入価格は1.5倍になる計算だけども,それを転嫁するなど間違ってもできない相談だ。そんなことをしたら,自分が倒れてしまう。市場から退場を宣告される。
 経営者は歯を食いしばって合理化に努め,働く人も賃上げは諦める。コスト増を製品価格に反映させることができない以上,そうならざるを得ない。

● そうして,今の380円の牛丼があるのだ。これでどうして日本は貧しくなるのだ?
 iPhoneは香港で買うより日本で買った方が割安になるそうだ。日本製の文房具も欧州で買うと日本よりだいぶ高くなるらしい。つまり,日本は物価の安い国になったのだ。デフレのせいで(デフレのおかげで)。
 訪日外国人が増えているのは,その理由の9割は日本に値頃感があるからだ。自国で稼いで日本で使うと,お金の価値を実感できる。かつて,日本人が思っていたことだ。
 しかし,“物価の安い国=貧しい国”なのかどうか。しかも,ここは為替で変わる。

● もうひとつ。7月以降の日韓経済対立だ。これを見ていると,話にならないほどの大差がある。韓国のこれ以上はないという稚拙な対応も大きく効いているとは思うんだけども,日本経済の底力をまざまざと感じる。
 これで日本が貧しくなったと言われると,ちょっと待てと言いたくなる。が,経済力の底の深さにこれだけの差があるにもかかわらず,日韓の国民の暮らしにはそんなに差はないようにも見える。日本は自身の経済力をどういうわけだか,国民に還元できていないようにも見える。

2019.08.18 情弱という言葉があるけれど,人は皆,愚かではないのか

● 宝くじは夢を買うもの。ぼくも何度か買ったことがある。三度か四度。連番で10枚。何せ,最高額狙いだから。
 しかし,当たる確率を考えれば,宝くじに対する最も賢明な対応は買わないことだ。昔から言われている。

● 宝くじを買うのは愚民税を払うようなもの,という言い方を最近Twitterで知った。言い得て妙だと思った。
 煙草もそうかな。体に悪い云々ではなくて,1日1箱吸う人は,1日に500円を煙に変えているという意味で。

● 今なら銀行に預金しておいても利子はゼロなのだから,株で持っていた方がいいと,ぼくなんぞも思う。この期に及んで元本保証にこだわるなど正気の沙汰ではない。それがわからないで,旧態依然のまま預金を続けているのは情弱だ・・・・・・とか思うわけだ。
 しかし,ぼくが思うくらいのことは誰でも気がついているだろう。旧態依然と預金を継続しているのは,無知によるものではないと思う。

● では何によるのかと訊かれても困るんだけど,慣性の法則がよく働く人とそうではない人がいるのだと思っておけばいいだろう。慣性の法則がよく働く人を情弱と呼ぶのかもしれないけどさ。
 時代の波に賢く乗って財を積み上げていく人もいるに違いないのだが,そういう人と情弱と総称される人を比べて,何が違うのかといえば,どうもさしたる違いはないような気もする。要は,程度の差であって,人は皆,等しく愚民である,というか愚民でしかあり得ない,とも思っている。
 前者は少なく,後者は多いというだけだ。少ないから目立つのだが,しかし,それだけのことだ。

● それゆえ,宝くじを買いたいなら,我慢しないで買った方が良い。喫煙者は無理に禁煙する必要はない。彼此の違いにびっくりするような差はない。
 愚民に安んじるのが結局は賢いのかもしれない。

2019.08.18 ロイヤルパークに投宿

● 避暑のための別荘を都内に持つのは,文字どおりの別荘なら,当然にして無理。仮に経済的には無理ではないとしても,別荘を所有するなんてあり得ない。無駄の塊を抱えるのと同じことだ。あるだけで邪魔なのが別荘だ,たぶん。
 ホテルを使うのが良い。面倒がない。スマホで予約し,支払をすませて,ふらっと行けばいいんだから。何の準備も要らない。
 別荘に縛られることもない。その時の気分で選べる。好きな場所の好きなホテルに泊まればいいのだから。

● 都内で別荘代わりに使うとすると,白金台のシェラトン都ホテルは恰好のものだと思う。くつろげるホテルだ。
 が,ここじゃなきゃダメということはないので,今回(17日)はロイヤルパーク。北関東のわが家からだと,行くのに便利。人形町と隅田川はこのホテルの庭のようなもので,どちらもかなり魅力的な庭だ。
 あと,コスパがいい。ラウンジのスタッフに美人が多い。

説明を追加
● まずは,そのラウンジでハイボォォォール。肴は生ハムとかミートボールとか。クイックイッと4杯も飲んでしまった。
 あと,日本橋ビール。ぼくはハイボールオンリー派
なので,今まではパスしてきた。が,相方が飲みたいという。でも,全部は無理,手伝って,と。というわけで,今回,飲んでみた。ホッピー・ビバレッジの製造。正直,もう一度飲んでみたいとは思わない。

● だいぶ胃に来た。人形町を歩いてみようと外に出たんだけども,それすら覚束ない感じで,早々にホテルに舞い戻ってしまった。
 ベッドに横になったところまでは憶えているが,その先の記憶はない。つまり寝たんだろうね。

● ラウンジの朝食。このホテルに泊まったときの最大の楽しみがこれ。自分の好みを押しつけるつもりはないけれども,ここでは絶対的に和食。
 “朝食 The 人形町”。蒲鉾と漬物と昆布の佃煮と梅干し。ぼくは京都には呼ばれないから行かないんだけど,伝統的というのか,いかにも和食という感じの和食を食べるんだったら,人形町でいいじゃんって思うんだよね。京都には行く必要なし。
 たぶん,人形町以外にもあるんだろうけどね。たまたま,このホテルを通じて人形町を知ったので,もう人形町だけでいいや,とぼくは思い決めている。

● 隅田川。この暑さでは,ジョギング愛好家も散歩愛好家も少ない。少ないけれど,走っている人,いるねぇ。ストイックなんだなぁ。毎日走ると決めたんだから,走る。そういう感じの人ね。それって,日本人とは限らない。外国人の女の子もいたよ。
 ここでも蝉の鳴き声が聞こえる。樹木,多いもんな,東京って。

● 隅田川に行く途中に東京シティエアターミナルがある。途中にあるというか,ここもホテルから直結といってもいいくらいのものだ。
 でも,シティエアターミナルって場末感が濃い。時代の流れに取り残された陰気くさい施設だ。中は大衆感に満ちている。コンビニがあって,百円ショップがあって,マックがあって,中華の大衆食堂があって,蕎麦屋の「砂場」がある。この「砂場」はあの「砂場」と関係あるんだろうか。

● ところで,シティエアターミナルってどんな施設なんだ? ここから羽田行き,成田行きのバスが出ているのは知っているんだけど,それ以外にどんな機能がある? ここで出国手続きまでできるとか。
 ニューヨークから朝に着く便で帰ってきて,その足で福岡に飛んで仕事をするなんていう,世界をまたに活躍するビジネスマンにとっては使い勝手のいい施設なんだろうか。
 ロイヤルパークを根城にして,シティエアターミナルをハブに羽田や成田にアクセスして,バリバリ仕事しちゃうよっていうのに向いてるのかね。どうも,そういう雰囲気,ないんだけどね。

● シティエアターミナルにいて連想するのは,日本は物価の高い国ではなくなったってことだ。訪日外国人が増えているのは,その理由の9割は日本に値頃感があるからだ。自国で稼いで日本で使うと,お金の価値を実感できる。だから日本に来る。
 かつて,日本人が思っていたことだ。初めて香港に行ったとき(返還前だったが),お金ってこんなに使いでがあったのかと驚いた。それから幾星霜。今,香港に行くと(大変なことになっているが),物価が高いのに驚く。ぼくの給料では香港で暮らすことはとてもできない。

● さて,ラウンジでチェックアウト。最後に飲んだのは・・・水。釣りは鮒に始まって鮒に終る。海外旅行はハワイに始まってハワイに終る。美食は水に始まるわけではないけれど,水に終る?
 ところが。こんなお菓子が出てきてしまったので。結局,普通にお茶してしまいました・・・とさ。

2019年8月15日木曜日

2019.08.15 ZenFone Max Pro (M2)をヤフオクで落札

● 29,500円で落札。ほぼ新品。ヤフオクだから落札決定から代金の支払いまでは瞬時にすむ。あとは届くのを待つだけ。
 こうなると,まだまだ使えるZenFone3 Maxを捨てちゃうのは悪いなと思ったりするんですよね。で,新しいのを使い始めると,古いものは忘れる。

● ぼくはどうもアニミズムの権化というか,モノにも命があるという擬人化をしちゃいがちな方だ。それでそんなことを思ってしまうんだけど,パソコンやスマホのような脳の代わり(典型的には記憶)をしてくれる器械にはなおさら,そういうものを感じてしまう。
 ともあれ,2年間使ったZenFone3 MaxからZenFone Max Pro (M2)に移行でやんす。

● RAMは2GBから4GB,ROMは16GBから64GB。ディスプレイは5.2インチ・1280×720から,6.3インチ・2280×1080。バッテリーはじつに5000mAh。
 ぼくには充分すぎるスペック。Amazonプライムビデオを見るにも,これでいい。ぼくの使い方でもっとも端末に負荷をかけるのは,このAmazonプライムビデオを見ることだ。

● ZenFone3 Maxは本体メモリの空きが少なくなってて,これ以上アプリを入れるのをちょっと躊躇してた。
 が,これで面白そうなアプリをガンガン入れて試してみることができる。といっても,そんなにたくさんあるわけではないんだが。

● あと,ZenFone Max Pro (M2)のOSは素のAndroidらしいから,余計なアプリが最初から入っていて削除することができない,という最悪の事態を味わわなくてすみそうなのがいい。
 特にATOKのプリインストール。パソコンでもATOKは必須ではなくなっているが,スマホではいっそうそう。ZenFone3 MaxにもATOKがプリインストールされていたが,使いやしない。Google日本語入力の一択でしょ。

● もうこの先買い換えなくてもいいんじゃないかと思うくらいだ。実際には,バッテリー交換ができない仕様なので,バッテリーの寿命が本体の寿命になるわけだから,10年使いたくてもそうはいかない。
 が,2年でハイ次ということはないだろう。こうしたスペックの向上はZenFone Max Pro (M2)だけの話ではないわけだから,買換期間は延びる。したがって,売行きは鈍る。端末メーカーは儲からない。Appleも例外ではない。ま,ぼくが心配することではないがね。

● ともかく,楽天モバイルにnanoSIMを申し込まなとな。3千円だったかな。

2019.08.15 家呑酒場

● 右の写真はイトーヨーカドーの酒類売場の飾り付け。家呑酒場かぁ。上手いよね,昭和レトロで。パッとつかむよね。

● 家吞酒場の特徴は,まずメニューが豊富なこと。ウーロンハイやレモンサワーからハイボール,ビールまで,ないものはない。
 つまり,それらがすべて売場にある。選り取り見取りだ。買ってってよ,お客さん。

● 家呑みなら酔っ払った後が安心だ。電車に乗ったり,タクシーをつかまえたり,駅から歩いたりしなくていい。
 今の時期ならその場でゴロッと寝てしまえばいいのだ。お金を落とす心配も,メガネを忘れる心配もないのだ。

● 家呑みにないのは談論風発というやつだが,そんなのは煩わしいだけだ。なくて結構。
 もうひとつ。家呑酒場はデートには使えない。どちらかのアパートで吞む・・・・・・ん? 使えるのか。しかし,ここに至っているとなると,もうすぐ結婚だわ。それ以前の段階では外の酒場を使うしかないでしょうね。

● 家吞酒場の場合,酒の種類は選り取り見取りだとしても,問題は肴の方かな。でも,実際にはあまり困らない。
 スーパーやコンビニで売っているできあいの総菜が相当な水準にあるからだ。乾き物でよければ何の問題もない。サバの水煮をはじめ,缶詰類も豊富にある。自分で料理をしなくてもほぼ困らない。
 よし。家吞酒場に吞みに行こう。

2019.08.15 何年ぶりだろ,ステーキいづつや長岡店

● ステーキもさることながら,食べ放題のサイドメニューが魅力的。まず,トマト,トマト。塩を振って食べればいくらでも。
 あと,モツ煮があったんですよ。うどんもね。うどんはキリッと冷たくて,汁は熱い。
 もちろん,湯がくことができる。汁が熱いってことは,店側は湯がくのを前提にしてるのでしょう。しかし,熱い汁に冷たい麺って,まったく悪くないよね。

● で,モツ煮にその汁を加えて,それをつけ汁にしてうどんを食べる。この田舎的な食べ方,最高。いくらでも食べられそうだ。
 が,2杯目はこうなった。麺のうえから汁少々とモツ煮をかけちゃう。

● ステーキ屋さんのモツ煮,超絶最高。とにかく,モツ自体がいいのだよね。うどんのつけ汁にしちゃっていいのかい,ってくらいのもの。
 うどん汁のダシも正統派。たぶん,鰹節と煮干し。天ぷらもあるので,天ぷらうどんにもできるんだけど,モツ煮を使ってスタミナうどんにするのがよろしおす。

● ここのサイドメニューには,そうだよ,これが食べたかったんだよ,と思わせてくるのが並んでるんだよね。そういう印象。
 納豆大根もある。納豆好きにはたまりません。しもつかれもある。箸休めにいいかもねぇ。
 が,今日のところはやめておく。多品種を少量ずつ食べるのができないタイプだからね。

● メインの肉は“2種類ビーフの贅沢セット”を注文。期間限定のお勧めってことだったのでね。
 で,このステーキをどうするか。手を付けずに残すのが最善手かと。サイドメニューを食べ尽くしたいからだ。肉なんか食べたら,お腹に空きがなくなってしまう。

● が,そんなことができますか? ステーキ店に行って,ステーキを放置するなんてことが。ぼくにはできなかった(ただし,してもいいとは思っている)。食べましたよ。いかにもステーキを喰ってると感じられた。
 最後はコーヒーまで飲んで席を立った。ベルモールに向けて車を運転しながら,何度も叫んじゃったよ。 あ~~,助けてくれ~~,運転してても苦し~~。
 当然,夜は食べず。もう入らねーわ。明日の朝は食べないはずだが,昼まで抜いてもいいかも。

● お客さんを見てるとね,やはりサイドメニューを食べにきてるっぽいんだよね。メインの肉料理は一番安いのを注文してる人が多かった。
 ハンバーグとかチキンステーキとか。メインはメインであってメインにあらず。サイドメニューを食べるための方便。何だったら持ってきてくれなくてもよい,ということかもしれない。

● これを,ステーキ専門店としての店の立場がないという人もいるかもしれないが,これは店側が設定したルートだ。それは成功しているかに思われる。流行っているし,儲かってもいるだろう。
 ステーキ専門店としての矜恃にこだわりすぎるのは不可ということだ。かといって,メインはメインにしてメインにあらずといっても,メインなのだから,メインで手を抜くことは許されない。実際,抜いてなどいない。

2019年8月14日水曜日

2019.08.14 女性にモテるのは絶対的な勝利

● ぼくが20代の前半だったとき。若い女子社員にやたらモテる40歳の男性社員がいた。それに対して嫉妬することは不思議になかった。モテる理由が何となく了解できたためだ。
 その何となく了解できたところをここに記す,のではない。何となくの了解に留まるので,文字に翻訳することができない。

● ここで言いたいのは別のことだ。その40歳氏に対して,色々いう別の40歳が何人かいたのだ。しかしながら,女性にモテるというのは,言うなら男にとっては絶対だ。議論や見当が入りこむ余地はない。
 なぜなら,女性にとって男性の選択は自身の生存に係わる問題だからだ(そうでもなくなったのは,人類の歴史からすればつい最近のことだ)。自分の生存を安寧ならしめる,あるいは快適であらしめると本能的に思える男性になびくものだと思うからだ。

● なびかせる男がモテる男だ。生存レベルの話なのだから,いいも悪いも,そんな議論は歯牙にもかからないのだ。
 モテる男はそれだけで勝者だ。カネを持つ,権力を持つ,名声を得る。そんなものをはるかに凌ぐ絶対的な勝者だろう。
 女にとって男がすべてだとはとても思えないが,男にとっては女はほとんどすべて。哀れなほどに単純なのだ。

● では,モテるの核は何かといえば,それは相手に快を与えることだ。すこぶる単純化して下世話に言うと,相手を笑わせることだ(自分が笑われることも含む)。それができるかできないか。

2019年8月13日火曜日

2019.08.13 まだスマホを買い換えていない

● 10日から東京のホテルに2泊した。2泊だったんだけど,PCは持っていかなかった。それで正解だった。PCなんか要らない。Chromebookも要らない。WinのタブレットPCも要らない。
 スマホで充分。必要ならBTキーボードを使えばいいのだ。

● そのスマホ,ぼくが使っているのはASUSのZenFone3Max。いくら何でもそろそろ買い換えどきだと思っていて,次に買うのはZenFone Max Pro(M2)と決めている。ヤフオクだと3万円になっている(事実上の新品)。
 今使っているのは本体メモリが16GB。そろそろ新しいアプリを入れるときに,空き容量の心配をしなければならなくなってきた。Max Pro(M2)なら64GB。一気に4倍だ。そんなには要らないんだが,今だと64GBは最小ユニットっていう感じですかね。

● ディスプレイは今使っているのは5.2インチで,Max Pro(M2)は6.3インチ。ただし,ベゼルを含めた全体ではほとんど変わらないんじゃないかと思う。
 今,買い換えれば,バッテリーがヘタるまで買い換えの必要はないっぽい。長く使えるだろう。
 Amazonプライムビデオを見るにも,このスマホで充分で,タブレットを用意する必要はないと思っている。防水ケースも流用できるだろうから,周辺機器の追加購入も発生しない。

● それがなかなか腰が上がらないのは,3Maxがそこそこ使えているからだ。ビデオを見るのもじつは3Maxで充分じゃないかと思っているのだ。
 あとはネット閲覧とTwitterくらいだから,3Maxで足りちゃってるんですよね。

● 極度な面倒くさがりもあるかもね。つまり,アプリをもう一度インストールするのが億劫なんですよ。端末を買い換えても,環境がそのまんま引き継がれるようになるといいんだけど,いかなGoogleのAndroidでもそこまではまだ無理だよね。
 もうひとつ。ぼくは楽天モバイルで使ってるんだけど,3MaxはmicroSIMでMax Pro(M2)はnanoSIMなわけで,SIM交換の手続きをしないといけない。手数料が3千円かかるのはいいとして,楽天モバイルのサイトにつないでその入力をするのが面倒くさい。われながら,だったら息をするのやめちゃえよ,と言いたくなるくらいなんだが。

● でも,今日,ヤフオクでZenFone Max Pro(M2)に入札した。他に入札者がいなければ29,500円で落札になる。

2019年8月12日月曜日

2019.08.12 毎日一度は立食いそば

● 10日の午前。宇都宮駅構内の「いろり庵きらく」。420円の豪華朝食セット。蕎麦と卵かけご飯(しかもシラス載せ)を一度に喰える。ざまぁ見やがれ。
 ちなみに, 420円の豪華セットにはもうひとつ,納豆が付いてくるやつがある。それは次回に食すことにする。

● 宇都宮駅で吉野家でもなくモスでもなく,「いろり庵きらく」に導かれたのも何かの縁でしょ。これから2泊3日で東京に行くんだけど,可能な限り立食いそばを食べ続けることにしよう。

● まずは北区王子。ここにも「富士そば」がある。ぼくの記憶に間違いがなければ,王子に来るのは3回目で,この「富士そば」に入るのは2度目だ。
 2玉盛りコロッケ付き。500円。富士そばのメニューは,全店一律ではなくて,店に裁量の余地を与えているように思える。この店のコロッケ付きというのが,何だかとてもありがたい。たぶん,この店独自のサービスのはず。

● この程度のものは市販の乾麺を使って自分でも作れるはずだと思いつつ,とても歯が立たないことを実感している。立食いそば,侮るべからず。侮ったことはないつもりなんだけど。
 要するに,まるで近づけない。麺なのか,ツユなのか。両方なんだろうけど,富士そばに限らず,立食いそばをナメたらあかんぜよ。

● 11日。ホテルのある白金台から南北線,有楽町線を乗り継いで豊洲。
 じつは巷で評判の松屋の鰻丼を食べてみたかった。ところが,わが家の近くにはその松屋がない。豊洲なら松屋がないわけがないでしょ。が,見つからず。
 ので,豊洲駅近くのこの店でイカ天そばを食べた。っていうか,立食いそばでいいと思っていたので,本気で松屋を探さなかった。

● イカ天そば,420円。イカ天を囓ったら,イカが衣を破って全部外に出てしまった。この状態をイカ天というのかいわないのか。
 とりあえず裸のイカを食べてから,衣を食べた。

● 12日正午過ぎ。目黒駅前に松屋があるんだが。鰻丼,鰻丼・・・・・・が,ホテルで朝食を食べ過ぎている。ホテルを出る直前にも焼きそばを食べちゃってる。
 さっきの今ではさすがに無理ざます。いくらワタクシでもね,オッホホホ。

● 池袋駅西口に松屋発見。今度こそ,松屋の鰻丼を食ってやろうじゃないか。
 が,鰻丼はもう終わってしまったということ。他店でもやってるところはないと思う,と。あらま,残念。
 せっかく教えてくれたんだから,松屋で別のメニューを,牛丼でも焼肉定食でも,食べるべきなんだよね。

● ところが,ぼくは富士そばに移動しちゃったよ。特盛りそば,500円。10日に王子で食べた2玉盛りコロッケ付きから,コロッケを取った感じね。それで値段は一緒ね。
 あと100円だして富士山盛りにしてもよかったかなと,意地汚く思ってしまったよ。スルスルと入ってしまったのでね。

● ともかく。3日連続で4食の立食いそばを食べたってことで,そこんとこ,よろしく。

2019.08.12 シェラトン都ホテルに2泊

● 10日の17時,東京の別荘に到着。別荘というのは,シェラトン都ホテルを勝手にそう呼んでいるだけのこと。
 まずはサウナに行った。暑気払いにはサウナが一番でしょ。熱さをもって暑さを制す。

● ラウンジで酒。自分のことは棚にあげてはっきり言ってしまおう。ホテルのエグゼクティブラウンジにエグゼクティブは1人もいない。安くあがるのを喜んでる貧乏かつ無教養な大衆ばかりだ。
 たぶん,大衆の中央値をも下回っているかもしれぬ。スタッフもこの大衆相手では,モチベーションを維持するのに苦労しているだろう。

● っていうことはだよ,ラウンジのコスパはハンパないんだよね。コスパという点ではこれは本当にすごいものだ。
 静かなところで過ごしたい,人に聞かれては困る大事な話がある,というときにはまるで使えないけれども,そこまでいかないなら,この高コスパに乗っかるのは,全然あり。ほくら,しょせん,中央値以下の大衆なんだしさ。

● 夜の庭園に紛れこむ。こういった敷地内散歩ができるということを含めて,このホテルは別荘代わりに使うのに向いている。もうだいぶ泊まっているので,この点についてまとめておきたい。
 シェラトン都の居心地の良さは都ホテルだった頃からのものなのだろう。何といのか,日本旅館の良さ的なものを感じる。オペレーティングは完全にホテルなんだけれども,旅館でくつろいでいるような感じがどこかにある。
 ひたすらくつろぐためのホテルのような気がする。だから,ここに溜まった仕事を持ち込んで,部屋に籠もってまとめて片付けようとするには不向きだと思う。ソファ用のテーブルがあってもデスクがないというデフォルトになっているのはさておいても,緊張感を高めてそれを持続するには向いていない。
 なので,ぼくも何もしないで過ごすつもり。息を吸ったり吐いたりするくらいのことはするだろうけど。作家を缶詰にするのによく利用されるのは山の上ホテルが有名だが,どんな感じなんだろうか。一度体験する機会があれば。

● Link@Sheratonが復活(?)してた。前回はPCの入替え時期だったのか。キーボードも新しくなってた。ちょっと使ってみたんだけど,@が入力できない。Why?
 利用者はほぼいない。マイPC持参の時代。簡単な調べものはスマホ。共用PCなんか使いづらくて,手を出す気にもならない。シェラトン,いつまでこれにこだわるんかなぁ。

● いやいや,ぼくのこういう発想は浅はかなんでしょうかねぇ。ホテルには公衆電話もある。備えておく必要があるんでしょうね。今どき,公衆電話なんか使う人なんていねーよ,ではすまないんでしょうね。
 しかし,PCも電話と同じだと言えるのかどうか,ぼくには判然としない。

● 11日。朝も庭園を散歩。ミンミンゼミが懸命に(かどうかは知らないが)鳴いている。
 ロビーでも庭園が借景になる。庭園の存在って,このホテルにとってかなり大きいのかもね。

● ホテル1階の「四川」で朝食。和食はやめて,ハラールコーナーにある,ひよこ豆のカレーに集中。カレーといえばJALラウンジのカレーか,このひよこ豆カレーのどちらか。
 が,それに対して,相方は首を縦に振らなかった。JALカレーは美味しいけど・・・・・・ 

● 朝食のあとはサウナ。優
雅なものだ。休憩コーナーで爽健美茶を飲んでからサウナで汗を出し,爽健美茶を飲んで水分補給して終わりにする。
 ついでに備付けの週刊誌
を読む。こういうのってさ,わざわざ買ってまで読む気にならんでしょ。面白い連載記事は単行本になるんだから,単行本で読めばいいんだしね。文春や新潮
は図書館にもあるけど,ポストや現代はだいたいは読まずに終るもの。

 でもさ,週刊誌の凄さってのは認めますよ。時間と戦っているのは,如実にわ
かる。芸能界のゴシップからB級グルメ。年金やら韓国やらの経済,国際問題。科学技術に至るまで,可ならざるはなし。それが500円も出せばお釣りがくるんだから。ぼくは買わないんだけどさ。

● そうこうするうちに,ラウンジのカクテルタイム。入れなくて,しばらく部屋で待った。つまり,それほどに宿泊客が多かったってこと。
 もうひとつ,回転率を考え
て自分の行動を決めるお客はあまりいない。ホテルのラウンジで回転率っていう言葉を持ちだすのもどうかと思うんだけど。4人掛け,6人掛けのところを2人で占拠して,混んできても意に介さないバカがいる。そういうバカこそ長居をする。
 カクテルタイムじゃなくて,ディナータイムにしちゃってる人ばかりだ。ぼくらも1時間ほど滞在してディナーにした口だ。

● 絵に描いたようなバカップルがいた。男は40に手が届くくらいの年齢じゃないか。何をしておるのか,このバカ者がっ。部屋でやってればいいじゃないか。なにゆえ,衆人環視のもとでやらなきゃならんのだ。見られていないと面白くないのか。
 カップル絡みで申しあげると,レストランでもラウンジでも,珍しくもなくなったもののひとつに,“得体の知れないカップル”をあげることができる。母子ではないが,女がだいぶ年上。その女の職業や生い立ちが推測しにくい。
 夫婦やこれから結婚するのだろうとわかる単純カップルばかりじゃつまらない。世の中は色々と面白くなっている。今まではどこに隠れていた?

● 12日。今朝も「四川」で食べすぎる。右の写真はひよこ豆カレー日本風。
 その後はサウナ。このあたり,まったくパターン化している。サウナ室にいられるの
は,1回6分が限界(ぼくの場合はね)。水風呂とセットで2回繰り返して終わり。
 日帰り温泉施設だと,水風呂をやめて露天で風にあ
たるのもあり。水風呂が焼入れなら,露天で風にあたるのは焼きなまし。焼きなましの方が気持ちん良か。ばってん,日帰り温泉施設には3年以上行っとらんがや。

● ぼくらは今日で帰るのだが,今週は休みの人も多いだろう。ずっと泊まる人もいるんだろうかなぁ。
 田舎の墓参りにはお盆を外して行けばいい。ぼくなら都内のホテルに泊まり続けるな,お金さえあればね。

● ラウンジでもロビーのソファでも,日本人はスマホをいじっている人が多くて,ノートPCを持ち込んでいる人は,ほとんどいない。
 対して,外人さんはノートPC派が多い。ノートPCかタブレットという印象で,スマホをいじっている外人さんを見ることは意外に少ない。これも彼此の人種による体力差の然らしめるところかね。ちなみに,ぼくはラブレットPCもChromebookも持ってきていない。
 前回,マリオットでオオッと思うほどに感じたことだが,その外人さんが使ってるノートPCは,だいたい,ThinkPad。DELLやhpはあんまり見かけない。このホテルでも同じだった。彼らにはThinkPadが人気のようだ。ThinkPadユーザーとしては何だか嬉しい。

● さて,帰る。ラウンジで名残りのアフタヌーンティー。けど,1食にしちゃうんだよね。貧乏性は抜けないよ。