● 相方がまた安い宿泊プランを発見したようだ。今回は,「行きがけの駄賃だ。東京でコンサートを聴いてやれ」なんていうスケベ根性は出さないことにした。何もしないでホテルでノンビリすることにした。
言い換えれば,個人行動をやめて,全面的に相方に付き合うよってこと。
● 今回は1154号室。スイート。料金は50,300円。この部屋で,ホテルの施設のほぼすべてを使えて,3食ホテルで食べられて,夜は酒まで飲めるんだから,この料金は破格に安い。
たとえば,東京~京都を,大人2人が新幹線で往復すれば,それだけで5万円になる。その値段で1泊2日でオールインクルーシブなんだから,かなり安い。
● ぼくらにスイートは明らかに分不相応ではあるんだけど,こういうのって素早く慣れてしまう。相方は早くも次のプランを物色中。彼女の活力源。ぼくはご相伴に与る立場。
東京なので交通費はミニマムに抑えれらる。ホテル外でお金を使うこともない。部屋でのんびりするのが目的ならば,スイートの効用は大きいし,それで相方が頑張れるのなら,目くじらを立てる金額ではない。
● ただね,お金を使ってする遊びは必ず飽きるからね。いつまでもこのレベルのお金遊びにとどまっていてはいけないと思う。お金を使わないでできる遊びの方が,奥が深いんだよ。
女性はそうじゃないんだろうか。つまり,飽きないんだろうか,こういうのに。
● あと,貧乏性というのは出るものだなぁ。せっかくいい部屋にいるんだからというわけで,部屋から一歩も出ないで過ごすことになりかねない。
はなはだよろしくない。
● まずはラウンジで昼食兼アフタヌーン・ティー。
焼きそばとフルーツゼリーは,ここのラウンジでは初めて見るもの。ほとんど麺だけの焼きそばなんだけど,不思議に旨い。
とはいっても,つまりは焼きそばであって,さほどに工夫の余地があるわけでもないようだ。
● 和のスイーツには,紅茶や,ましてやコーヒーなどではなく,あたりまえのことなんだけど,煎茶がよろしいですな。日本式のアフタヌーン・ティー。
イングリッシュ・スタイルのアフタヌーン・ティーを超えるランチ&ティーを,すでにぼくらは手にしているのかもね。香港でペニンシュラのアフタヌーン・ティーをもう一度味わいたいかと問われれば,絶対にノーだからね。
おそらく,日本のランチ&ティーに匹敵するかあるいはそれを超えるものは,中国の飲茶くらいではなかろうか。
● 夜もラウンジでハイボールを3杯。それでけっこう酔った。かっこつけてワインを飲もうかと思ったりもするんだけど,ワインには手が出ない。
このラウンジ,ウィスキーだけはあまりいいのがない。っていうか,バーボンがひとつあるだけだ。それでもそのひとつに手が伸びる。
● 今回は外国人が多い。いつだって外国人はいるんだけど,今回は東洋系ではない外国人が多かったようだ。外見がぼくらと異なるから,印象が強くなる。
ビジネスで出張してる人より,観光客が多いようだ。なぜそれがわかるかというと,カップルが多いから。
● でもって,酔いが回った頭で夜のホテル庭園を歩いてみた。歩いたくらいで酔いがさめるわけでもない。
まだ21時を回ったくらいだけど,寝るとしようか。
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