2017年11月12日日曜日

2017.11.12 週末はシェラトン都ホテルで 2

● ホテル内の「四川」で朝食。どういうわけか,今朝は混んでいた。
 和食を選択。禁断の納豆にも手を出して,相方にイヤな顔をされた。納豆の良し悪しはぼくにはよくわからないんだけど,いい方の納豆だと思う。豆がふっくらと柔らかい。

● 和食のオカズを洋皿に乗せることになるわけで,これはけっこう難しい。
 あとは,普段はまず食べることにないカットフルーツ。ホテルといえども,メロンにはアタリハズレがある。今日のはアタリ。

● が,ここでのお薦めは味噌汁なんですよ。乾燥ワカメをいくつか椀に放りこんで,汁をかける方式なんですが,この汁が素敵に旨いんですわ。
 3杯飲んだ。塩分なんかいくら摂りすぎてもかまわない,という気にさせる。

● スイートルームはやっぱり快適。これなら長期滞在が可能。つまり,住める。
 単純計算で月150万円。軽井沢に別荘を持つより,トータルコストはよほど安い。別荘を別荘として使った場合の,建物の耐用年数は15年と見込む。建築費用が2千万円とすれば,年あたり130万円。外に税金と維持管理費,食費その他の生活費。
 それでひと夏しか使わないんだから,ホテルに住んだ方が安いだろう。別荘は所有しないでアウトソーシングした方がずっといいのだ。

● 何十年も前の土地神話が生きている頃なら,別荘なんか持って失敗したと思っても,土地の値上がりがずべて埋めてくれて,なおお釣りがきたかもしれない。
 が,(たぶん)幸いにして,そういう時代ではなくなった。自分の資産を不動産という形態にはしない方がいいのだ。別荘なんていう年の半分も使わないもののためにお金を使うのは,すなわちお金をドブに捨てるのと同じだろう。

● ホテルならば主婦業は自分たちでやる必要がない。調理も洗濯も掃除もホテル側がやってくれる。特に,掃除をしなくてもいいというのは大いなる魅力。
 ま,どっちにしても,ぼくらにはあまり現実的な話ではないんですけどね。

● 別荘といわず,自分たちには自宅がある。自宅の方がスイートルームより広い。その自宅を有効活用しているかなぁと反省した。眠らせている部屋がけっこうある。
 その最大原因は要らないモノがありすぎることだ。そこに大ナタを振るうことができれば,自宅の快適さは大きく増大するね。モノを捨てること。営巣活動をほどほどに抑えること。

● シェラトン都のスイート,かなり気に入った。何がいいって,コケ脅しのシャンデリアとかがぶら下がっていない。
 ガラスケースに入った民芸品様の美術品が置かれていることもない。そんなのがあったんじゃ,壊しやしないかと気になって仕方がない。
 部屋数は多いのに,トイレや風呂が普通の部屋と同じ造りと面積だとガッカリするけれど,風呂もトイレも広さを保っている。

● 質実剛健というのとは違うけれども,基本に忠実という感じ。スッキリしている。
 必要なものはすべてあって,邪魔になるものはひとつもない。ここなら仕事ができる(しないけど)。

● 昼前にサウナを使わせてもらった。プールを使っている人は一人もいなかった。自分が泳げたらなぁと思うんですけどね。
 13時半に部屋を出た。今回,最後になるラウンジを使わせてもらって,フロントでチェックアウトして家に帰るとしよう。
 夢のような時間は夢のように早く過ぎてしまうものだ。

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