● 宇都宮駅前のペデストリアンデッキもすっかりクリスマス。
ぼくは,商業主義にはおおむね好意的なんだけど(広告が一切ない世界を想像してみるがいい),こういうのに疎外感を覚える人もいるだろうねぇ。
● こうしたクリスマスを煽る飾りつけが自殺者を増やしてしまうことはないのかと,余計な心配をしてみる。
● クリスマスを煽るというより,“クリスマス→家族団欒,カップルで食事,友だちと騒ぐ”と短絡する傾向を煽っているところがね。
あたかも,クリスマスにはカップルで食事に行ったり,友だちと騒ぐものだよ,みんなそうしているよ,と言っているような。
● 家族や彼女(彼氏)や友だちがいないなんて,べつに何でもないことだ。
だけど,そういうものが規範になってしまっている風潮がどうもあるようで,そこが面白くない。
● 家族から離れて一人で暮らしている人,彼女(彼氏)がいない人,友だちがいない人。いずれもかなりの数,いるだろうからね。
気がかりなのは,その3つともいない人だ。それだってけっこうな数,いそうだよね。それ以前に,クリスマスどころではない人もいるはずだ。
● 標準から外れている自分はダメ人間,とこれまた短絡してしまう人もいそうだ。
短絡するのが悪いと言ってしまえば,それはそのとおりなんだろうけど,大方の人たちはいくつもの短絡で生きているわけで。
短絡で生きてるのが大衆というものだ。まったく短絡を排しきれている人なんているのかね。
● クリスマス一色になってしまうのがよくない。別の色も残しておかないと。
クリスマスなんて関係ない人もたくさんいるんだよ,っていう告知をする電飾はないものか。
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