● 相方がもう一度,「満天家」に行きたいと言う。前回,初めて行ったときに食べた豚トロ丼が忘れられないらしいのだ。
といって,下栗本店は少々遠い。いくら旨いといったって,ラーメンを食べるためだけに移動するには距離がありすぎる。
ところが,“ゆいの杜”に支店があった。ここなら鬼怒川をこえずにすむし,まぁまぁ近い。渋滞知らずで行ける。
● “ゆいの杜”とはついぞ聞いたことのない地名だ。刈沼か野高谷の一部が独立宣言を出したんだろうか。
わが家から向かうと,突如,大都会が出現したという印象になる。芳賀工業団地の手前,かつては宇都宮テクノポリスとして指定されていたエリアだ。
テクノポリスなんぞ,もはや誰も口にしなくなった言葉だが,新興開発地として宇都宮では唯一人口が急増しているエリアだと聞く。小学校が足りなくて新設しなければならないらしい。いずれはLRTが走るようになるのだろう。
● 満天辛麺味噌。820円。辛さを選ぶことができる。ぼくは中辛,相方は大辛。ちなみに,マイルドな順から,中辛,大辛,激辛,鬼辛,狂辛,となっている。
鬼辛や狂辛に挑むのは,青春と呼ばれる恥じ多き年代を生きている若者たちに任せればいいだろう。年寄りは無意味な挑戦はしないものだよ。
実際,ぼくには中辛でも充分に辛かった。相方は大辛にした。彼女はぼくより強刺激を好む。辛さに強いし,お風呂もかなり熱くして入るのを好む。その相方にしても,大辛は文字どおりの大辛だったらしい。
● 大盛りは150円増し。が,それでも大盛りを食べたという気がしない。「みやこ家」の大盛りに慣れてしまっているからだ。
ここでは,麺を大盛りにするより,ご飯を頼んで残ったスープに投入して雑炊にするのが吉かと存ずる。
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