2016年12月13日火曜日

2016.12.09 はぁ,今度は「はま寿司」

● 呑兵衛はしょうがない。また,少し飲んでから帰りたくなって,安くすませようと「はま寿司」。
 “うちのハイボールは角だから”の角ハイ(330円)を2杯。肴はアオサの味噌汁(100円)と海老のアヒージョ(200円)。後者は最近登場したもの。いろいろ考えるんだな。
 やはり,寿司も食べることになってしまってね。ダイエットは死んだと思っているから,心やすく食べてしまうんだな。

● 困ったことはさらにある。つまり,相方に連絡なんかしてないから,家に帰れば彼女が作ってくれた夕食があって,それを食べないわけには絶対にいかないってこと。
 しかもぼくの好物は米だから,炊きたてご飯があると,食べるなと言われても食べてしまう。

● で,その炊きたてご飯があった。1杯目は納豆で,2杯目は秋刀魚の開き(スーパーで買ったもの)で,要するに2杯も喰ってしまったよ。
 血がサラサラになるからと相方に言われて,タマネギサラダも喰った。あ~ぁ,何じゃらほいほい。

● ところで,「はま寿司」に限らず,たいていの回転寿司屋が提供しているサービスで,最も価値あるものは何だろうか。
 寿司(あるいは寿司らしきもの)を安く提供することだろうか。否。そうではない。

● 一切口をきかないで,食べたいものを注文できることだと思う。店に入ると,人数を機械に入力する(ぼくの場合は,たいてい1人)。店のスタッフが席の番号を教えてくれる(ぼくの場合は,たいていカウンター)。その場所に行って座る。
 タッチパネルで注文する。食事を終了したら,会計ボタンを押す。スタッフが来て計算する。レジに行って勘定をすませる。外に出る。
 じつに,ひと言も話をしないですむのだ。

● もちろん,それを冷たいと感じる人もいるだろうし,味気ないと感じる人もいるだろう。
 が,ある性格の人たちにとっては,喋らないですむというのがサービスになる。そういう性格の人たちにしてみれば,今はいい時代になっている。
 それってコミュニケーション能力低下だよね,っていう評定は無用だ。大きなお世話である。

● もっとも,店側ではサービスのつもりでそういうシステムを導入したわけではない。経費削減のためだ。経費の最たるものは人件費。できるだけ人を雇わないですむようにした結果に過ぎない(はずだ)。
 それが期せずして,新たなサービスを付加することになった。

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